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Lagom ?
フリーランスでグラフィックデザイナーをしながら
1児の母をしている 苗(nae) と申します。
現在、年子となる第二子を妊娠中です。
バランスの取れた暮らし Lagom
スウェーデン語のLagom(ラーゴム)は、"多すぎず、少なすぎず、ちょうどいい" という意味を持つ言葉。スウェーデン文化の根底にあるこの考え方は日々の生活において無理をせず、あらゆるバランスを大切にする考え方。
私はこれまで、母親もフリーランスの仕事も、「もっと頑張らなきゃ」「これが足りない」というプレッシャーを感じることが多かった。
しかし「バランス」を心がけると、私の心と身体に少しずつ余裕が生まれた。
たとえば、頑張りすぎない働き方や、家族や友人とのほどよい距離感、モノを持ちすぎず持たなさすぎずな暮らし、"雑" とは違うおおらかな育児 など。
どれも Lagom の考え方に通じている。
私はもっと昔はミニマリストまでは行かずとも、必要なもの以外は全て捨てないと気が済まないタイプだった。ちょうど良く ではなく、何か明確な答えのような物を探してずっと捨てていたような…
・服を必要最低限にするため、凄く気に入っていても捨てる
・使ってないサービスの会員登録は、登録解除しておかないと気が済まない
・やることリストを作って達成しきらないと気になって、つい無理をしてしまう
・とりあえず迷ってきたらあらゆるものを捨てる
確かに、これをこなすとしばらくはスッキリと暮らすことができるし、暮らしやすくもなっていた。
でも、いつか窮屈になるというかつまらなくなる時が来たんです。(私の場合は)
自分だけではない
他者との調和を大切にする
スウェーデンでは、Lagom は単なる節度を意味するだけでなく、「みんなが心地よくなるためのバランス」を指すのだそう。
他者との調和を大切にしながら、自分の心地よさも尊重する。そんな姿勢が、個人と社会の幸福感を高める。
人間一人でいた方が、実際は何かと気楽。
昔、不特定多数の責任と人間関係を抱えてしんどくなった反動で、小さく小さく纏まることで幸せになりたかったのだと思うけれど、
私の場合は多少責任などが伴っても、人と生き、人と適切な量の関わりを持つ方が、健康的に暮らして幸福度が高まることに気付いた。
「完璧でなくてもいい」「ちょっと足りないくらいがちょうどいい」と自分に優しくなることで、日常がもっと豊かに感じられたのかも。
だから私は Lagom を自分なりに解釈し、暮らしの中に取り入れていくことで自分らしいバランスを見つけていくようにしています 🪄
皆さんも Lagom を自分が思う解釈で
暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか 🌝