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15年前(2009年)に、こんな本を読んでいた

備忘録。
15年前の感想も貼り付けました。


そうか、もう君はいないのか(城山三郎)
  切なく、暖かい本でした。
  城山三郎さんの著作物は、敬遠していたので、
  初めて彼の文章を読んだ形になりました。
  そして、今、彼の人生の一端に触れ、
  その余韻に浸っています。〈3月10日〉

アルジャーノンに花束を(ダニエル・キイス)
  恥ずかしながら、初めて読みました。
  白ネズミのアルジャーノンのことが、心から離れなくなりました。
  生き物は、いつかは死ぬんですが、
  それでも、
  残されたものにとっては、「死」は、悲しく切なく、重いです。
  「幸せ」って、何なんでしょうね・・・。(-_-)〈3月11日〉

西の魔女が死んだ(梨木香歩)
  この作品も、長らく読もうとして買ったまま放ってあったのですが、
  とうとう、本日読みました。
  最後の3ページは、涙なしでは読めない、とのことでした。
  ただ、私は、涙、出ませんでした。
  なぜかな?
  おばあちゃんが、説教くさかったからかなぁ・・・。(^_^;)〈3月12日〉

きょうの猫村さん4(ほしよりこ)
  めっちゃ のんびりした発行度合いが、
  猫村さんのキャラとかぶってたり・・・。〈8月28日〉

マヤの一生(椋鳩十)
  最近、悲しいお話は苦手で、とんと読んでいません。
  現実から目をそらしたらいけないのは、分かるのですが、
  どうしてもダメなんです。
  そんな状態なのに、
  今日、読んだ『マヤの一生』という本は、
  美しくも、とてつもなく悲しいお話でした。
  涙 出ました・・・。
  二度とあのような時代にならないように、と痛切に感じました。
  また、
  平和な今の世の中なのに、人間の勝手で、多くの生き物たちが、
  命を奪われている現実があることも、
  頭から離れなくなってしまいました。
  願うだけでは、だめですよね。
  そうならないように、自身が行動しなきゃ。
  そう、
  そんなことを、深く、強く、感じた一冊でした。
  ・・・でもね、ほんと、切ないよ、、、。〈11月5日〉

森鴎外の歴史物の短編
  漱石派の私は、あまり鴎外を読むことがなかったのです。
  でも、久しぶりにじっくりと読んでみると、
  味わい深いものがあります。
  鴎外の書く時代小説は、
  今を生きる我々にとっては、
  簡単には読み進めることができない部分がありますが、
  時間をかけて読むからこそ、
  作品の中に、徐々に入っていける、
  そんな機微を味わうのが、
  また楽しいものです。〈11月13日〉



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nae
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