お久しぶりです。
とてもお久しぶりになってしまいました。
その時々に思っていたことをメモに書き溜めていたので、まとめて書こうと思います。
・昼に蛍光灯の灯をつけるのは好きじゃない。せっかく自然の光が差し込んでいるというのにそこに人工的なものが加わると一気に現実感が増す気がする。自然というものは、誰かによって作られたものではなく自然にできたものである。これは、人間の自分からすると夢のような話だ。だから、自然は好きだ。
・その時思ったことを、こうして言葉に残すのは大切だと思う。人間は、忘れゆく生き物だ。次の日の朝に目が覚めると昨日何を考えていたかなんて忘れてしまう。良い機能でもあり、悪い機能でもあると思う。しかし、考えは重要だ。自分を創る。
・富山駅から、富山地方鉄道のバスに乗った。このバスは、富山ライトレールや、富山のきれいな街並みを写すが、実際に乗るとジェットコースターみたいだ。ろくに小説も読めない。私は、ヘミングウェイの老人と海を読もうとしていた。しかし、ジェットコースターに乗った時のあの嫌でたまらない浮遊感が人間の脈拍のようにリズムを成してやってくる。そうやって、金木犀が返り咲いたこの季節に、故郷の懐かしい景色を眺める時間ができてしまった。
・ヨルシカをすきになったきっかけが、男友達の車の中で流れていた「だから僕は音楽をやめた」だということを思い出した。わたしの記憶の中でドラマティックな話になるように美化されていたのだ。全くあの子は関係なかったのに。
・水が流れるように、お金を使う。お金を使えば、一緒に自分の汚いところも流れるような気がするからだ。お金を使うことは気持ちがいい。そんなことで、流れないことは知っているが。
・いつからだろうか。こんな夢の諦め方をするようになったのは。
・煙草に逃げることしかできない生活の中で
理想像なんてとっくに捨てて
最悪の逃げの夜
だめだなあ
情けねえなあ
でもそんなもんだよなあ
そう思いながら、またシガレットをふかす。
・告白された。ずっと、ずっと一途に思い続けてくれた子だった。一回、付き合った。友達としてしか見ることができなかった。もう会わないことにした。運命なんて、あるのだろうか。人を愛せることは、できるのだろうか。私は、こんなに思ってくれる人に会ったことがなかった。嫌いになってほしかった。そのために、最低なことをした。また汚くなっていく。また自分が汚くなっていく。寂しいだけの、穴を埋めるために彼を利用した。まだ、罪悪感は感じられるようだ。