瞬間と時間【育休335日目】
毎日更新を続けていると、似た記事が増えてきます。しかし、その話題こそ、私自身が大事にしていることであったり、気になることであったりするわけです。つまり、記事を書くことで、自分の考えをまとめていることになります。
さて、育休を取得して、そろそろ1年が経とうとしています。その中で、育休の話題が取り沙汰された時期もありました。しかしとうの昔に忘れ去られている気がしてなりません。
育休を取得することで、成長を逐次感じること、その瞬間を見ることができます。一番素敵なのは、その瞬間までの「時間」を見ていることができることだと思います。
初めてずりばいができた瞬間、ハイハイができた瞬間を見ることができること以上に、そのときまでうごめいたり、ごそごそしてハイハイしようとしていたりする時間を知っていることで、その瞬間をより楽しむ、待ち遠しく感じるのです。
もし仕事を続けていたとすると、その時間までは見ることができません。その瞬間の感動ははあるでしょう。しかし、それまでの時間には、苦労、大変さが加わっているものです。知らなければ、分からないものがあります。
父親としてその瞬間を楽しんでいるのに、妻に小言を言われる方もいると聞きますが、その瞬間までの「時間」を聞いてみてください。子煩悩とはいいますが、本当の子煩悩は、大切なパートナーが過ごした「時間」を共にした上で、子供を見ることなのではないでしょうか。