【変愚蛮怒】効果音設定に関するメモ(v.3.0.0Alpha64)
最初に
つい先日野獣の日2022に、変愚蛮怒の汚い音声パックが某所に投棄されました。実行犯は例によって筆者です(ちなみにアップローダーの性質上、数ヶ月で消えるらしいです)。
効果音の設定の仕方の説明は、設定ファイル(lib\xtra\sound\sound.cfg)に記載されています。ただ、実際に設定作業をやらないとわかりにくいことがいくつかありましたので、今後まともな音声を設定・配布する方のために、気づいたことをメモ書き程度に残しておこうと思います。
本文
効果音のファイル名について
hit = hit.wav のように、「効果音名定義 = ○○.wav」と記述する方式となっていますが、指定する音声ファイル名には特にルールは無いようです。つまり、hit(打撃)に対して、hit.wav、hit01.wavのような名称である必要はなく、iiyokoiyo.wavでも問題なく動作します。本体と同梱された音声ファイルと重複せず、且つ、区別や並び替えに便利な名称にするのが良さそうです。
音声ファイルの指定について
hit = hit1.wav hit1.wav hit1.wav hit2.wav のように、同じ音声ファイルを複数回指定する書き方も有効です。この場合、打撃を仕掛けた場合に、3/4でhit1.wavが、1/4でhit2.wavが鳴るようになります。16種類まで指定できるとのことなので、確率1/16で鳴るレアボイスみたいな遊びを仕込むこともできます。
一部の効果音名定義と実際に鳴る状況について
sound.cfg内に、効果音名定義ごとに鳴る状況の説明が記載されていますが、一部補足したほうがいいと感じたことがありましたので、ここにまとめておきます。
sell: ものを売却したときだけではなく、お金を得る行為全般(つまり、落ちているお金を拾っても)で鳴ります。なので、店主の声的な音声にすると違和感大きいです。
tpother: テレポートアウェイに限らず、モンスターがテレポ(ショートテレポ含む)した場合全般に鳴ります。「あっちいけ!」的な音声だと違和感大きいですし、アウェイした場合には一体ごとに鳴るため、まとめて飛ばすとうるさいです。
dig: 掘るコマンド1回毎に鳴ります。多くの場合、壁を掘り抜くまでdigコマンドを続ける設定のはずなので、設定した音声次第では非常にうるさくなります。なお、現時点で、ガラスの壁ではない普通の壁・木・岩が壊れた時に鳴る音は設定対象外のようです。
summon: 召喚魔法の発動ではなく、モンスターが召喚されたこと自体に対応しているようです。なので、モンスターが複数召喚された場合、出てきた回数分だけ鳴ります。また、暁の戦士を倒した時の再登場も召喚扱いのようなので、音声の内容次第では変な感じになります。
v3.0.0 alpha 64時点で鳴る音について
sound.cfgに記載の効果音名定義分だけのようです。ソースコード内では、ロケット発射や、ユニークモンスター撃破など、他にも鳴るネタの準備がなされている様子が見て取れますが、現時点では上記の通りのようです。効果音に対応する事象が増えたら、対応しそうな「語録」はいくらでもありそうなので、設定してみたいですね。
終わりに
基本、自分でいじればすぐわかることですが、二度手間にならないようまとめました。更に色々やってみて、気づいたことがあったら追記しようと思います。まともな効果音パックを作る方の役に立てば幸いです。
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