【開催報告】おおたなでしこ未来塾9期 Day.1
はじめに
こんにちは、一般社団法人なでしこ未来塾 理事の吉良です。
今年度も群馬県太田市から委託を受け、女性のための起業塾である「おおたなでしこ未来塾 9期」を開催できることになりました。
noteでは、参加できなかった方にも会場の雰囲気をお伝えできればと思い、開催報告を残していきます。
あまり堅苦しくなくわかりやすくお伝えできるよう努めますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
いよいよ9期が始動!
2023年7月8日、太田市産業支援センターにて、太田市主催の女性のための起業塾である「おおたなでしこ未来塾」が開催され、15名の受講者が参加しました。
今年で9期目となる本事業は、2015年のスタートから多くの女性起業家を輩出しています。
6月17日に行われた「女性起業塾プレセミナー」同様、無料託児を完備。
「まだ、こどもが小さいから…」と諦めがちなお母さまをサポートする体制を取っています。
司会は、先月のプレセミナーで司会デビューを果たした、メイズコテージイングリッシュのミューロス芽依さん。6期生です。
4期生であり、(株)エフチャイルドの代表取締役である、(一社)なでしこ未来塾 代表理事の西村愛美さんからの挨拶。
そして、主催である太田市 産業環境部 産業政策課の方より、ご挨拶いただきました。
さらに、見学にいらっしゃった、日本政策金融公庫の方からもご挨拶いただき、会場は徐々に和やかな雰囲気に。
なぜ起業するのか?
Day.1の講師は、(一社)なでしこ未来塾の理事であり、WD代表・KENPOKUyoga主宰など、31の肩書きを持つ(←ちなみに昨年は28だった)高橋美紀さん。
おおたなでしこ未来塾の1期生である高橋さん。
8年前、まだ子どもも幼かった当時を振り返り、今、目の前で受講されている9期生の気持ちを代弁しつつ、「自分にとっての起業とは?」を熱く語ります。
明るい性格の高橋さんからは想像がつかないほど、人生曲線のアップダウンが激しかったこと、結婚と孤育て(孤独な育児だった為あえて孤育てと表現)でキャリアを諦めなければいけなかったこと、自分らしい人生を生きるために「おおたなでしこ未来塾」を受講したことなど、9期生が圧倒される話ばかり。
「最初はできなくて当たり前。できない自分を理解して前に進んでください。この場でたくさん失敗してください。小さな一歩でも良いので踏み出してみましょう」と、この場が心理的安全が確保された場所であることを強く示します。
1期生として卒塾した後すぐ茨城県への移住が決まり、様々な肩書きでの活躍を経て、今、こうして太田市で「おおたなでしこ未来塾」の講師として、この場に立てていることを感慨深く感じているようでした。
5つのワークで小さな一歩を踏み出す
「おおたなでしこ未来塾」は、ただ講師の話を聞くだけでなく実際に手を動かし、自分の想いや潜在意識を言語化します。
一つ目のWSは自己紹介。
「自己紹介なんて…もう何年もしたことない!緊張して何を話せばいいか…!」とオロオロしていた9期生の皆さんも、「はい、じゃあ一人1分で!いきますよー!」と高橋さんからの声かけで、全員、自分の事業の紹介や、なぜ参加しようと思ったかなどを話すことができました。
皆さん素晴らしかったですよ!
二つ目は事業構想の記入。
こちらは5分と時間を決め、頭をフル回転!
「時間を決めて自分がどこまでやれるか、常に考えるクセをつけましょう」と背中を押された9期生は、しっかりと自分と向き合うことができているようでした。
三つ目は人生曲線の記入。
こちらも限られた時間の中で自分の人生を振り返り、人生の転機を見つけます。なぜ自分が起業したいと思ったのかを深掘りすることで、点と点が線でつながり思わぬ発見に。
ここでゲストの登場!お話を伺います
ちょうど三つ目のワークを終えたところで、急遽、太田市の清水市長が駆けつけてくださいました。
「女性が活躍することはすごいことで、社会のためになっています。
些細なことが爆発的に伸びる人たちもきっといるはず。
何か小さなことでも良いのでスタートしてみてください。
社会貢献と自己実現を両立してください。」
女性が起業して自己実現を目指す姿勢を応援してくださいました。
そして、四つ目のワークは他己紹介。
ペアになってお互いに自己紹介をした後に、今度は周りに向けて、相手の良さを紹介します。
相手の話を良く聴き、勝手に判断せず、事実を書く。
そして相手の良さを皆に伝える。
他己紹介をしたことで、横のつながりがグッと深まったようです。
9期生はワークが続き、頭から湯気が出ているんじゃないか?というくらい一生懸命頑張っておりました!笑
休憩を挟み、ここで、昨年おおたなでしこ未来塾を卒塾された大久保瑞穂さんから、9期生の皆様へメッセージをいただきました。
理学療法士である大久保さんは、産前産後の女性のための専門訪問ケアサービス「mico care」を立ち上げ活動されています。
なぜ「おおたなでしこ未来塾」を受講しようと思ったか、
講座を通じて自分と向き合い、事業の深掘りができたこと、
今後の展望についてお話ししてくださいました。
「おおたなでしこ未来塾は、自分と向き合う大切な時間です。
人に合わせたり周りに流されたりすることが日常での貴重な時間。
自分の話をすることは、大変で怖くて勇気がいること。
一人じゃなくて、ここで出逢った仲間同士で支え合い、前に進むきっかけになればと思います。」
と、身近な先輩として堂々とプレゼンした姿に、9期生は大きく頷いていました。
いよいよ最後のワーク!お疲れ様でした♪
五つ目のワークは、5分という限られた時間で自分の強みを書くというもの。
「頭の中に浮かぶもの、なんでも大丈夫。まずは書き出してみて!
書けなかった人も大丈夫。今まで考える機会がなかっただけ。
これから自分の内面に気づくことができるようになります。」
と講師の高橋美紀さんが背中を押します。
最後に、9期生一人ひとりから本日の感想を1分で発表。
前半の自己紹介からは想像がつかないほど、皆さん堂々とお話しされていてビックリ!
9期生のパワーに、我々運営も圧倒されるばかりでした。
初回ということもあり皆さん緊張され、頭をフル回転でドッと疲労が溜まったかと思います。
Day.2に備えてゆっくり心と体を休めて次に備えてくださいね。
本当にお疲れ様でした。
また、お忙しい中お越しいただいた清水市長、
太田市産業政策課のご担当者様、日本政策金融公庫のご担当者様、
8期生の大久保瑞穂さん、誠にありがとうございました。
無事に9期を迎えることができ嬉しく思います。
次回は7月22日。
皆様にお会いできることを楽しみにしております♪
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撮影/執筆:(一社)なでしこ未来塾 吉良幸恵