卵子凍結② | 排卵誘発注射のリアル
これを自分で…お腹に刺すの!?
今回は皆さん一番気になるところであろう
注射のリアルについてお話します。
【注射初日】
できるだけ多くの卵子を採卵できるように
数日間毎日…
自分でお腹に注射することに。
説明も聞いて、動画も見て
特に意識してなかったのに…
だんだん感じる
“こわい”
という感情
不妊治療していた友人から
「自分でお腹に注射するのが
一番のストレスだった」
と聞いていたけれど
注射打つ時間が刻一刻と近づいてくると
こんなにも緊張するものなんだ…と。
食後に薬飲まなきゃいけないのに
緊張と不安で全然お腹空かない。
不妊治療している方は
こういう思いをしながら
治療に向き合っているんだなぁと思ったら
本当にすごいなと思います。
【注射打った後の感想】
とにかく緊張しました。
はじめてのことだし
いくら短くて細くても
自分で自分の体に針を刺すのは
正直こわかった。
頭ではそんなに感じてなかったけれど
食欲がなくなったり
ずっと注射を避けるように
他のことしようとしたり…
“いつもとの違いが
心の声を教えてくれた”
そんな体の不安に寄り添って
「そうだよね」
「こわいよね」
そんな風に声をかけて
お腹をさすっていいたら
少しずつ緊張がやわらいでいきました。
注射を打った後は
薬液が体に染みていく感覚があって…
じんわりと打った周りがあったかくなり
足先まであったかくなっていきました。
卵子凍結の体験を書かれている方の中に
「まるで切腹でもするかのような
気持ちになった」
と書かれている方がいて
「まさかぁ」と思っていたけれど
今は理解できます。
ある意味自分で自分の体を
傷つけることになりますものね。
4日連続で注射しましたが、
日に日に注射にも慣れてきました。
最初はチクッとするけれど、
本当に短くて細い針だし
薬がじんわり染みていく感覚も
慣れていきました。
私の場合は、
ペン型の注射器なのでやりやすかったです。
これもクリニックによって、
違うみたいですね。
初日は緊張でお腹が硬かったのか
少し内出血のような感じになってしまいました。
2日目以降は問題ありませんでしたが、
深呼吸してできるだけリラックスを意識して
注射するのがおすすめです。
注射のリアルな体験談は、
いかがでしたでしょうか。
次回は、
排卵誘発を始めてから、
卵胞が無事に育っているかの確認、
採卵日を決めるための通院について
お話していきたいと思います。
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