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卵子凍結④| いよいよ採卵当日!!


いよいよ採卵日当日!!


昨年の11月13日に採卵しました。
今回はその当時に記録したものを
当時の感情もありのままにシェアさせていただきます。


採卵は必ず午前中に行われるようです。

私は、10時からの手術でした。
前日24時から食事は禁止で、
水分のみ摂ってOKとされていました。

採卵個数の目安が少なかった私は
麻酔はせずに、座薬のみだったので
手術30分前に来て、
着替え、お手洗いを済まし、
座薬を自分で入れるように説明されました。




30分くらい待って…
いよいよ名前が呼ばれました。


私が受けたクリニックは
エコー検査をする時と同じような椅子に
座って採卵する環境でした。

大きなエコーが見えるスクリーンがあって
スクリーンで採卵する様子を
見ることができます。


担当医が手術室に入ってきました。

その瞬間…
「あっ、自分が今まで担当してくれていた先生と違う!?」

顔も知らない、話したこともない先生。
勝手に同じ先生が担当してくださると思い込んでいたので
不安な方は、そこは事前に確認した方がいいかもしれません。


実際の採卵中の痛みは、
想像したものよりかは小さかったです。

泣き叫ぶ人もいるとのことで
不安もありましたが、
私の場合は下唇を噛んでぐっとこらえられば
耐えられるような感覚でした。


ただ、険しい表情にはなっていたと
思うので、看護師さんが時々

「大丈夫ですか?気分悪くないですか?」
などど確認してくださり、
そのかけ声が身に沁みました。

採卵にかかった時間は
約10分くらいでしょうか。

先生が状況説明されたのですが
専門用語もあってわからなかったので
後から看護師さんに説明の内容を詳しく
教えていただきました。


私の場合は、
3~4個卵子が育っていたのですが、
残念ながら採卵できたのは1個のみだったそうです。
中味が空だったり、
まだ小さくて採卵でなかったそう。

当初5個くらい育って見えてきていると
聞いていたので、正直、
もう少し採卵できるかと思っていました。


「1個…。たったの1個」


1人授かるのにも、
私の年齢では最低10個採卵を目標にする人が多いと
聞いています。

あと10回…
これを繰り返さなくてはいけないの?

私は途方にくれました。



手術後
着替えを済ませ、
クッキーをいただき
抗生物質を飲みます。

それから10分くらい休んで
痛みや多量の出血がないか、
お小水がちゃんと出るかなどを確認し
看護師の方に報告します。

術後の説明


その後、
術後の説明が待っていました。

そこでさらに追い討ちをかけられます。


”採卵できた1個は、未熟卵だったというのです”


”えっ、凍結できないの…?”
一瞬固まりました。

そこからさらに説明があり、
医師「今日の午後まで待って、成熟卵に変われば凍結できます。」
…と。

「それって、成熟卵にならなかったら、
凍結できる卵子は…ゼロってことですか?」

医師「そうなります。」



頭が真っ白になりました。


先生がそれで説明終わり…
といった感じだったので
2回目以降の採卵目安や
私の状態での今後の個数目安なども参考に聞いてみました。

すると
医師「もう少しとれてもよかったと思います。
結果論ですが、明日だったらもう少し取れたかもしれません。」

そう言われました。

”えっ、検査で数値見てこの日にしたんじゃないの?
せっかく育つように毎日刺激して、育ってきていたのに
蓋を開けてみれば少し早かった?”

この言葉が私には
とどめを刺されたようで
ぐるぐると頭の中でその言葉が駆け巡っていました。


でも数値上では
”この日がベスト”と指定された訳なので、
卵子が成熟するまでと排卵してしまう前のギリギリのライン…
そこでうまく採卵するには、
本当に奇跡のようなことなのかもしれないと思いました。

特に私のように、
採卵できる個数目安が少ない場合は
そのリスクが余計に大きく感じるのかもしれません。


もう一度、薬の説明や
当日の過ごし方など説明を受けた後


…私は、まだ状況が受け止めきれずに
抜け殻のようになりました。


…待合室を見渡せば、30人以上の女性たち。
いつ来ても、人でいっぱいです。
不妊治療している人は、この採卵を何度も繰り返し
母体に無事に着床して安定するまで通い続けているかと
思うと本当にすごいなあと思いましたし、
もっとこのような状況が変わらないといけないよなと
思いました。


今、できることを_。



しばらく待合室で会計待ちをしていましたが、

「ああ、
でもここでただ打ちひしがれていてもだめだ」

そう思った私は、
先生にAMH値にもしかしたら影響してくるかもしれない
と言われていた2つの検査を受けることにしたんです。


受付に今日採血できるか確認して、
その検査をしていただくことにしました。


”1%でも可能性が高まるなら、
できることをやりたい”


そう純粋に思ったからです。


そして、病院からは
明日か明後日に、
”未熟卵が成熟卵に変わったかどうか”
問い合わせてください。
と言われました。


私はただ祈る気持ちで
病院を後にしました。


外に出ると、朝の曇り空とは一変
青空が広がっていました。
こんなに青空が憎く感じたことは
人生で初めてでした。




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