【ミニマルな暮らしのアイデア】少ない服でもおしゃれを楽しむ
日々の生活において、「ふつうをたくさん」より「とっておきをすこし」にしてみることで、自分の大切な感情に気づくことができる。
わたくし撫子(ナデシコ)の、お気に入りに囲まれたシンプルな生活の様子はInstagramに投稿しています📮
家の中は、じぶんだけの空間。マイルールがすべて!
ひとり暮らしの特権を生かして、わが家では少ない服でおしゃれを楽しんでいます👔
洋服ってついつい増えがちというか…。素敵なアイテムが溢れかえっているので、洋服が好きならば手が伸びてしまうのもむしろ必然な世の中ですよね。
しかし!過去に何百着もの洋服を手放してきたわたしは、「アイテム数を減らすとかえって洋服への愛着が増す」と感じています。
皆さんにも「ミニマルな暮らしのアイデア」として、ひそやかにススメていきます💡
モノの減らし方についてお悩みの方に役立つ内容となるよう、気合を入れて綴っていきます!💪🏻
今回はお話ししたいことがありすぎて、4000文字の少々ボリューミーな記事となっております。
写真もたくさん差し込んでおりますので、どうぞ最後までお付き合いください!
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わたしの洋服遍歴
まずは、わたしの洋服遍歴について簡単に記しておこうと思います。(すぐ終わらせるので、ぜひ離脱せず読んで行ってください!笑)
幼少期:自我なし。親から与えられた服を着る。
思春期:おしゃれを知り始める。着たい服を着始める。当時通い詰めていたお店は、しまむらとハニーズです。
大学生:制服から私服に切り変わる。アルバイトをして自由に使えるお金が手に入り、好き放題に洋服を買う。そうして手にした洋服たちは、気付けばクローゼットはおろか、たんすにさえも収まらず、ベッド下収納×4…でも収まらず(マジか)、三軍程度の洋服は実家へ…。
書いていてお恥ずかしいですが、こういう状況の方って実は意外と多いのではないでしょうか。20代の同世代の方々なんて特に。だって気にしてしまうんですもん。
「毎回同じ服を着ていると思われたくない」って。
そんな経歴を経て現在は、と言うと…。
ハンガー35本、ボトムスハンガー10本+α吊り下げ収納に収まる分だけ。
「意外と多いやんけ」
と言う声が聞こえてきます………。
(笑)
大目に見てください、元は数百着の洋服を所有していたのですから…。
この辺↑の時代が一番スッキリしていたのですが、最近は少々生活感が出てきました。
でも、わたしにとっては減らしすぎもヘルシーではありません。
と言うのも、ガチミニマリスト時代もありまして…↓
この時代、Tシャツやパジャマは別にありましたが、全体的にアイテム数が少なすぎてちょっと不便でした。
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ステップ1:コロナ禍で断捨離にハマる
コロナ禍っていろいろなことが流行りましたよね。
その中で、わたしもとあることにハマりました。
それは「断捨離」です。
家にいる時間が長い(というか家から出られない)、それならば家を居心地よいものにしよう。
そんな時に出会ったのが、断捨離、そしてミニマリストという生き方でした。
最初は見よう見まねで、家の中にある不要なゴミから捨てていきました。
その中で気が付くのです。
「あれ、なんか…洋服多くね…?」と。
そう、それまでのわたしは気がついていなかったのです。
ありとあらゆるところに収納された洋服たちの存在自体に。
そしてその存在たちが多すぎることに。笑
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ステップ2:手放せないときは、まずは触って、次に着てみる。
毛玉だらけの洋服や、着古してしまった洋服、愛着のない洋服はすぐに手放せました。
しかし何でもかんでもホイホイ手放せるほど、わたしが持つ洋服への愛着は少なくなく。
思い出の地を巡った洋服、大切な人にプレゼントしてもらった洋服、家族からのお下がりの洋服、お気に入りで何度も着ていた洋服…。
エピソード付きの洋服は、そのほかの洋服と比べて手放すのに苦労しました。
そんなときどうしたのか。
「触って着てみる」ことです。
触ってみると、素材感や手触りがよくわかります。着てみると、着心地や今の自分に似合っているのかがよくわかります。
この、「今の自分に似合っているのか」というのが本当にすごく大切で。
自分は少しずつ歳を取っているし、体型だって変わっているし、生活スタイルだって変わっています。
だから「似合う」服も、その時々で変動していきます。
今の自分にフィットするか?という問いを投げることは、洋服の断捨離をするうえでとても大切なことだと思っています。
過去にヘビロテしていた洋服を手放せない気持ちは痛いほど共感できますが、実はそれは洋服に思い出を載せて、洋服を捨てないことで思い出を残しているような状態なんですよね。
いわば、モノ(物体)にすがっている状態。
その洋服と共に過ごした思い出たちは、頭の中では消えません。
だから、手放しても大丈夫。大丈夫よ。
この緑のスカート、とっても気に入っていて大学時代からヘビロテしていたのですが、先日久しぶりに履いたらなんだかしっくり来ず、手放すことを決めました。
今の自分には少しばかり質感が安っぽく感じて、妙な若さを演出してしまうな…と。
ついでに他二着のパンツも手放します。
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ステップ3:「手放すか迷っているボックス」を取り入れる
それでも、どうしても手放しきれない洋服もありました。
今のわたしだったら、そこまで無理して手放さなくても…と思えますが、当時のわたしは断捨離に対してストイックでした。笑
そんなときは、「手放すか迷っているボックス」を活用していました。
ここには「手放したいけど、手放したら後悔しそう」「手放すことに抵抗がある」「まだ着る気がする」そんな何かしらの理由があって手放せないアイテムを、収納ボックスにしまっていました。
これがどんな効果をもたらすかというと、「存在を忘れる」ことです。
存在を忘れてしまうこと(思い出せもしないもの)は、そのときの自分にとってそこまで重要でなかったりします。
だから、一ヶ月の間で「やっぱり着たい!」と思わなかったものは、一ヶ月が経ったころにはすんなり手放せるようになっていたのでした。
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メリット1:一軍だけのクローゼットができあがる
ある程度断捨離を終えると、クローゼット内には可愛い洋服しか並んでいません。
実家の収納スペースを圧迫していた、三軍レベルのお洋服は存在しません。
家族への罪悪感もなくなります。
大切な洋服が、ほかに埋もれず存在している。
これは、思っている以上にとても幸せな気持ちになります。
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メリット2:「おしゃれだね」と褒められる機会が増える
単純に「好きな洋服を着ている」という事実は昔から変わらないはず。
でも、購入しようか何度も悩んで選りすぐって洋服を迎え入れることを習慣化すると、悩んだ分だけファッションに対する知識もついて、自分のファッション性も少しばかり高くなった気がします。
昔からの知人には「おしゃれになったね」と褒めてもらえたり、はじめましての方には「洋服がお好きなんですか?」と聞いてもらえたり…!
少ない洋服で暮らすようになってから、ファッションについて褒められる機会は確実に増えました。
ただ好きな洋服を着ているだけなのだけど!
「好き」が極まるとそれが「個性」となって、誰かの心に響いたりするんでしょうね。
毎回同じ服を着ていると思われる…なんてビビっていた時代もありましたが、実際はそんなこと誰にも言われたことないですし、よくよく考えてみたらそんなことを言ってくるような人もいませんでした。
好きな服を好きに着られることが、こんなにも楽しいことだなんて!
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メリット3:自分が好きな洋服の傾向がわかる
「好き」を追い求め続けた結果…
ピンクが好きなんだ〜と知ったり…
水色が好きなんだ〜と知ったり…
意外と柄物も扱いやすい!と気づいたり。
最近は、ほんとうにファッションが楽しい!
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メリット4:一着にかけられる単価が上がる
断捨離をする前のわたしであれば手が届かなかったであろう洋服が、今では普通の顔してクローゼットの中に並んでいます。
闇雲に「安いから」「セールだったから」「流行っているから」という理由だけで洋服をお迎えせず、「どうしても欲しい洋服」を時間をかけて選ぶことで、安物買いの銭失い現象は防ぐことができます。(安物が悪いと言いたいわけではありません。お安いモノだってお迎えすることはたくさんあります!)
数ヶ月悩んでポチッなんてことがザラにあります。
手にした時の喜びがすごい!
大切にしようとする気持ちも増して、洋服のお手入れだって捗ります。
ある程度断捨離を終えて、お気に入りの洋服に愛情深くブラシ掛けをしていたとき「わたしって本当に洋服が好きなんだ」と思いました。
これはモノを減らしてみて再認識した、わたしの大切な「好き」という感情でした。
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以上、わたしの「少ない服でもおしゃれを楽しむ」のススメでした💡
こんだけ語っておいて、洋服については正直まだまだ語れるなぁ…笑
また別の記事にするかもしれません!
「ミニマルな暮らしのアイデア」として、気になった方はぜひご自身の生活に取り入れてみてください🕊️
最後にわが家の写真を何枚か📷
自分こだわりのインテリアを楽しんでいます🏠 ぜひInstagramも覗いてみてネ。
📣 次回の記事予告(来週火曜日)
→「バッグの中身を減らす方法」お楽しみに。