色々考えるべきことがあった

撫川幸太郎

自戒も込めて書いてる

こんなツイートが回ってきた

まぁ普通にやべぇ奴だって聞いてツイートも見てブロックしてるんだけどここまではまぁ大丈夫だと思う範囲だと思ってる(自分もこれにリプしたし)
けど次なんよ自分が「それはちょっとおかしいだろ」ってなってるのは
わざわざ名前を全部出してIDまで貼って果たしてここまでやるのは正しいのかって話

ぶっちゃけこれってネットレイプとほぼ変わらないんじゃないかって思った
確かに件の人は女のケツ追いかけてち〇こVは伸びないとか批判していて気にくわないとは思うけどそれでもそこまでする必要はないよねって話
自分はリプしたツイートを「これちょっと違うな…」って思って消したし
正直な感想としては女Vのケツ追いかけまわしてち〇こV批判してる人間と同じあるいはそれ以下になってないか？？？って考えた
その結果「確かにこのクソ野郎ムカつくし首絞めたい気持ちではあるけどネットいじめに加担してる感じが否めないな」となった

確かに注意喚起って大事だよこれは間違いない
けど自分は早くに違和感を覚えたからいいって訳ではない
冒頭にも張ったツイートで違和感を覚えるべきだったという話

中には「あいつの味方するのかファック！！！！！！！」って思うかもしれないけどこれだけは言っておく
あいつの味方にもならないしてめぇの味方にもならない

共通の敵を作って団結をするというのは過去にもあった手法であったのも忘れてはいけない

WW2の時にヒトラーがやったのは共通の敵を作るという戦略です
今回は「〇〇という人がトレパクや他人の作品を自作発言した挙句顔のいい女Vを追いかけキモイ発言をし男性Vを目の敵にしているから注意を！」というのを言ってその人を悪者(悪者ではあるんだけど必要以上悪者にしてる気がする)に仕立て上げ我々に〇〇=極悪人=敵というように認識させている「共通の敵」を作り上げたら仲良くなれてより強固な絆で結ばれやすくなってまた共通の敵を作りたくなる

これって悪循環ですよね？
よくVtuberや活動者と言われる人たちは
「ネガティブは嫌いだ」とか「死体撃ちはクソのやること！」とか「煽りはやってはいけない」、「暴言は嫌いだ！」って言ってる人が大多数だけどこの共通の敵を作って他人をコテンパにするのは大丈夫って思ってる人が多い
これ類似性の法則って言うんだけどこれをもっと違うところに使わないか？
ここからスケープゴートに発展していかないことを願いたい


最後にここにニーメラーの詩を載せようと思う

ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった　私は共産主義ではなかったから
社会主義者が牢屋に入れられたとき、私は声をあげなかった　私は社会主義者じゃなかったからだ
彼らが労働組員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった　私は労働組員ではなかったからだ
そして。彼らが私を攻撃したとき　私の為に声をあげる者は、誰一人として残っていなかった

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