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原初の清廉さ_2024年8月28日
きました。
ジャケット!
綺麗ー!
鮮やか!
カラフル!
緑だ!
ギター持ってるみたいなロゴ良すぎ!!
え、
鎮座してる……??
……?
肌綺麗ー!
Plant EVO素敵ー!
テキストに「視覚的で型破りなタイトル」とあって、ほんとにそうじゃんね!と思った。音なのに本だもの。
「記憶草の万象歴」も聴きました。
平沢さんのギターの冷たいのに暖かい音が好きなんだけど、やっぱりいいなあ。
繰り返されるフレーズが、色褪せたような響きになる瞬間があった。合間に繰り返される言葉のないわずかな歌声も、フレーズの終わりに輪郭を失っていくようになる。かと思えば目の前にある。
これらが、記憶の中にある音を思い出して再現するとこんな感じで出力されるだろう、という響きに感じた。
「憶えてるけど忘れてる、忘れてるけど憶えてる」というなんともいえなさを、言葉を使わずに表現したらこんな感じなのかも。その行ったり来たりの履歴。
「記憶草の万象歴」、英題は
「The History of Omnificence in Memory Grass」。
「万象」と聞くと森羅万象、あらゆるものというイメージが湧くので、最初は「万象歴」は「あらゆるものの記憶」のことかと思った。しかしそれならuniverseとすればよい。どうやらomnificenceは「全能」に近い意味の言葉らしい。平沢さん的に言うと「全きキミ」かしら。なのでここでは「全能さの歴史」と捉えてみる。要するに、「記憶草」とやらが持つ歴史を通して「貴方が全き存在であることを思い出せ」ということか。
「植物電子の本」には何が書いてあるのか。
テキストによると、「植物電子の本」自体がある「来たる、艶やかな世界」。それを自分自身の中に位置づけることが、その世界に行くパスポート、通行許可証になるということだ。ちっともわからん!!
いや、「原初の清廉さ」を以ってして、その世界が自分の中にもあるのだと思うことさえすれば、いつでもその世界は貴方を迎えてくれる、ということか。ガイドは透明なギターの音色に、地図は鮮やかな色彩と写真のブックレットに任せてねと。(フルカラー16ページ楽しみーー)
耳に快く目に嬉しいアルバムができました。これを聴いて貴方が自分が素晴らしい存在であると感じられることを願っています。というシンプルなメッセージなのだ。きっと。
聴いてない状態でいろいろ想像できるのは今だけだからね。
好き勝手言うのが発売前の特権じゃ!(2回目)