必要な人に、必要な物資を届ける配慮〈新生堂薬局、妊婦さんへマスク優先販売〉
令和2年4月8日、緊急事態宣言が発令された翌日、Twitterのタイムラインで見つけた情報。
新生堂薬局は福岡で馴染みのある名前だ。
妊婦さんへマスク優先販売するそう。
最近、地方で暮らす母(もうすぐ後期高齢者)に電話したら
「知り合い(後期高齢者)が、
保育士をしている子どものために、朝早くから薬局に並んでいる」
と話していた。
薬局に行列が出来ている話はSNSよく聞く話だ。
時間に余裕のある世代による“買い占め”行為が続いていると。
でも、それには、親心も含まれているらしい。
とはいえ、同一人物の購入が繰り返されるケースもあるそうで
販売側としても「本当に必要な人の手に届けられない」というジレンマもあるそうだ。
今回の新生堂薬局の対応は素晴らしいと思う。
妊娠中はとにかく免疫が落ちる。
コロナ感染だけではなく、多くの外敵から身を守る必要がある。
今回の事態で、供給する側の配慮の重要性を感じている。
もし“モノ”があったとしても、長い行列を並ぶことができない人たちがいる。
でもその人たちこそが、本当に必要としている人たちだったりする。
(妊娠中は長時間立っているのが辛く、臨月に近づくにつれ歩ける距離も短くなり、すぐ動悸。お腹が張る。すでに幼い子どもがいる家庭では子守をしながら移動するのは困難)
本件について、SNSでシェアしたら複数の方から「予約した!」と連絡をもらった。
家族の枠を越えた配慮を。
必要な人に、必要な物資が届くことを祈るばかりだ。
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