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小さなお裾分けに感謝

生きるて難しい
何を贅沢なことを言っているんだ!
と思う方もいるかもしれない。

けど…毎日胸が締め付けられて
色んな恐怖に怯えながら必死に生きてる

私は権力を武器にして、弱いものを潰す人間が苦手だ。
なんでできないの?
なんでできない?
はぁ。 (ため息)
勝手にやらないで
いちいち聞かないで
メモ見ないとできないの?
どうせできないでしょ?
みんなできるよ?
あたりまえなことが貴方にはできないんだね
雑用でもしといて...等
大きな音を立てて高圧的に苛立ちの言葉をぶつけてくる人たち

どんどん自分に自信をなくして
ビクビクして萎縮をしてしまう私。
すいません。申し訳ございません。
と謝ってばかり。

言いたいことがあるなら言って!と言われるが、言葉が喉に詰まって声が出ない。
相手の機嫌を悪くしないように、
笑顔で振る舞ったり、
些細なことでも喜んでやります!
と言うようにしていた。
休みの日は必死に勉強して、
仕事の1時間前にはメモを見て唱えるように覚える作業をする日々。
私なりに必死だった。

もちろん上手くいく日もある。
お客さんから喜んでもらったり、
感謝をされたりすると、
その瞬間だけ心が救われる。

けど、一緒に働く仲間が怖い。
今日はどう思われているんだろう。
悪口言われてないかな?と遠くで話してる人達の口元や目線の先を気にしてしまう私。
自分で自分の首を絞め、
惨めとなり、
苦しくなっていくなかで、
とうとう、幻聴が聞こえるようになってしまった。
誰もいないのに謝ったり、
微笑んでしまったり、
なんてこともあった。

死にたい…。
私の頭は常にこれ
頭の中がうるさくて、
毎日眠れない日々。
そんな時、事故で足を骨折した。
幸い生きていた。 

心も足も痛くて、病院の帰り道、ふと目に入ったカフェに足を運んでみた。

開店30分前だったので
諦めて帰ろうとしたが、
快くお店の方が店内に案内をしてくれた。

温かい雰囲気なカフェ

しばらく、ボー。としていた。

すると、サービスです!と、
小さなお皿でティラミスを提供してくれた。

小さなお裾分け

そこで我に戻った。
お店の方の心遣いや、優しさにじんわりと胸が温かくなった。

その小さなお裾分けが私の心を少しだけ救ってくれたのだ。

嫌な人間はこの世の中にたくさんいる。

けど、逆に優しくて自分に合う人間もこの世の中探せばいるはずだ。

だから私はその嫌な人間のために、
自分を殺してしまうのは勿体無いと気づいた。

仕事を辞めて、
なかなか転職先が見つからず、
アルバイトで生活費を稼ぐ日々だが、
私は現在、以前よりストレスなく安心して暮らせている。

小さな幸せをたくさん見つけて、
前を向いて生きている。

生きるのてすごく大変だけど、
生きてるから感じられる幸せもある。

もし、今いる場所や人間関係で苦しんでいる人がいれば、私は逃げていいと思う。
新しい環境でまた一からやり直したらいいと思う。
自分のことは自分しか守れないし、
救えないから自分を大切にしてほしいなと思う。

時折私は、トラウマを思い出してしまうけど、なんとか乗り越えたい。

だから感じてることを文字にすることで、私の心の中のしこりが少しでも成仏されるといいなと思う。

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