従業員持株会の無限の可能性

【1,000字程度です】

従業員持株会で億り人になれる可能性がある。

持株会の名称を聞いたことはありましたが、仕組みはよくわかっていませんでした。就職氷河期ド底辺の頃に就活をしていた私には、上場企業はおろか内定さえ無縁な状態。これまでに複数社で働いてきましたが、上場企業の正社員になったことはありません。そもそも制度とも無縁だったのです。

少し前に、Twitterで冒頭の呟きを見かけ、従業員持株会にはそんなポテンシャルが秘められているのかと俄然注目するようになりました。
その億り人になった方は、新卒で入社後、30年ほどずっと持株会で株を買い続け、一度も売らずに保有し続けていたら、評価額が億を超えていたそうです。
億り人になる方法として「持株会を続ける」というのは全く想定外でした。未上場企業でも持株会があるのか検索したところ、可能だそうです。しかし、上場企業でも全社が行っているわけではありません。未上場企業となると、導入している企業はもっと少ないのではないでしょうか。誰もが始められるものではないので、億り人になるための方法としてはマイナーと言えるかもしれません。

身近で持株会をやっている人に持株会の仕組みを聞いたところ、毎月給与天引で自社の株を買い、購入額の何%かが会社から補助されるようです。会社補助分は給与所得の扱いですので年収も増えることになります。単元に達すると自分名義の証券口座に振り替えて、以降は通常の株取引と同じように保有、売買できます。なお、NISA口座は使えません。
大体のイメージは掴めました。

そんなある日、帰宅すると会社から「従業員持株会のお知らせ」が届いていました。
え?弊社未上場弱小零細企業なのに一体何事?
急いで開封すると、この度福利厚生の一環として親会社の持株会に参加できるようになりました、という案内でした。会社補助は購入額の15%です。労せずして給与も増やせます。持株会指定の証券会社が、いつも自分が使っている口座だったことも好都合でした。
もちろん、希望しますと即日会社へメールで連絡しました。
ちなみに親会社は上場企業といっても、いわゆる大手ではなく、見たことも聞いたこともないような会社です。
最大口数の5万円で申し込みたい気持ちはあるものの、手取り給与が月20万円を下回る低収入ですから、1万円が限界です。私が今からこのペースで持株会を始めて億り人になることは難しいと思いますが、資産形成のひとつとして足しになればよいなと思います。

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