キャリアについて② ディベロッパーとの出会い(December×Developer)
舐めた感じで始まった就活。
https://note.com/nacmarine/n/na1b0e13f58db
舐めてはいたものの、色んな会社を見る機会はここしかないと思って、比較的広めに色々な会社を見ていました。
そんな中、今でも忘れない、ディベロッパーを志望するきっかけとなったのが三井不動産のセミナーです。
当時は、不動産と言ったら不動産仲介のイメージしかなく、三井不動産も子会社いっぱい持ってるから、大手なんだろうなぁと軽い気持ちでセミナーに行きました。
12月だったこともあり(?)、セミナーはDecemberとDeveloperを引っ掛けた寒い(冬だけに)ムービーから始まりましたが、当時はおーっと思った記憶が…笑
セミナー自体は当時開発中だったミッドタウンと六本木ヒルズの開発コンセプトの違いを中心にディベロッパーの仕事を説明するって感じのやつでしたが、ちょうど楽天でバイトをしていて六本木ヒルズに通っていた私には刺さる内容でした。
セミナーの内容はこんな感じ。
①ディベロッパーの開発コンセプト
・六本木ヒルズ:動線を分かりづらくして見つける楽しみを共有
・ミッドタウン:ビジネスとショッピングの動線を分けて使う人の気持ちが切り替えられるようにする
②街づくり
ディベロッパーによって開発コンセプトは異なるが、六本木ヒルズにより新しくできた高級な街のイメージをミッドタウンや国立美術館が高めていく
1回のセミナーで聞いただけの話だし、さすがに15年も経ってると、都合よい解釈が混じってるかもしれませんが、大胆こんな感じの理解で今でも心に残っている話です。
当時、六本木ヒルズでバイトしてて日比谷線からエスカレーターを上がった先に観光客がいっぱいいて気持ちが萎えたことや、それまで怖い街だった六本木が金持ちの街みたいなイメージになってく姿を上京して見ていた私には色々腑に落ちる内容で、「そんな仕組みを作って街やテナントをコントロールするのすごい!」「競合なのに協力しながら街づくりするの面白い!」と感じ一気にディベロッパーに興味を持った瞬間でした。
その瞬間からディベロッパーが第一志望になりましたが、当時の大手ディベロッパーは各社30名くらいの狭き門。
うーん、と思いましたが、商社も合わせて10社くらい受ければどこかに受かるだろう(金融もあるし)と引き続きポジティブシンキングなのでした。
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