高野山へちょっと繋がるストーリー
20代前半の頃突然感覚がひっくり返るように変わったことがあった。
感覚が変わる、というのは見方や考え方とは次元の違うもの。
さっきまで美味しいと感じていたものが不味く感じるようになる、とかコントロール不能のものです。
その変化は突然部屋の掃除整理整頓をしたくなったり、それまで好んで着ていた服を着たくなくなり、逆に着たくなかった服を着たくなったり。
何故そうなったのか説明もできないし、理解もできない、そんな不思議体験から人生はどんどん変わって行き見えない世界への理解も深まっていきました。
あまりにも不思議な出来事だったので起きた年月を細かく覚えていたのですが、起きた理由を知る事はできないんだろうなと思っていました。
あの本に出会うまでは、、
それは沖縄に住む一般男性との交流から始まる不思議で尊いストーリー。
その方S先生は沖縄で建設会社を経営してて、毎年正月には社員みんなで大宴会をしてたのだそうですが、外の風に当たりたくなって1人外に出ました。
一年の計は元旦にあり、と言うけどこんな過ごし方で良いのだろうか?なんて思っていると1羽の白鷺が近寄ってきます。
珍しい、なんだろう?と近づくと少し飛んではまたこっちを見る、、、そんな繰り返しでいつの間にか山奥の滝に導かれていました。
滝を見ていると何故か「あの滝に打たれたい」そんな想いが湧いてくる。
いくら沖縄でも一月は寒いし、タオルも着替えもない。
迷った末に裸になって滝に打たれると雑念が消えて
これからはただ心のままに生きてみよう、と決意されたのです。
会社経営なんてしてたらそのような生き方は出来ないので会社は他の人に譲り、日当6,000円の日雇い労働者となり奥様と5人の子供を育て赤貧の生活を送りつつも心のままに生きるささやかな幸せの生活。
やっと高野山の登場です
仕事の都合で大阪に行った時に友人の案内で高野山にも立ち寄りお土産を買うことにしました。
お菓子は食べたら無くなってしまうし、と何冊かの絵本を買ったのです。
多分1〜8?と思われます。
子供達は喜んで本を読んでいたので心優しい子供たちが増えてほしいな、という想いで匿名で学校に寄贈することに。
郵送では心が伝わらないからと手渡しにこだわり、バス代も節約の為出来るだけ歩き、野宿、水で飢えを凌ぐなどしながらどうか子供たちが優しい心になるようにと願いながら、、
沖縄全ての小中学校に配り終わり、奄美、屋久島、さらに九州にもと範囲を広げた頃から毎晩夢枕に空海さんが現れて日本の浄化の旅に出て欲しい、とお願いされるように。
赤貧の中旅に出る余裕など無いけれど、天のサポートを信頼して日本中をかなり細かく回る祈りの旅を終えます。
そうするとまた別の存在から世界の浄化の旅に出て欲しいとお願いが!
英語もわからないし時間もお金も無いから流石に無理。しかしお願いに来ている相手が誰かわからないまま断るのも失礼と思いどなたでしょうか?と聞くと
日本人はアメノミナカヌシ、と呼ぶしキリストは天の父と呼ぶし、ユダヤ人はヤハウェと呼ぶ存在です!と
そんな存在から頼まれたら断るわけにはいかない、と世界中を回る祈りの旅に出ました。
祈りの旅で古くからの予言が成就したりベルリンの壁が崩壊したりと様々なシンクロが起きながら最後に北極点の祈り、そして南極点の祈りも命懸けで終えたのでした。
ようやく最初に繋がるのですが、その旅の総仕上げ南極点の祈り(2度目)のタイミングと私の感覚がひっくり返るように変わったタイミングがピッタリ合っていたのです。
そんなわけで私の人生が変わった不思議な出来事と間接的に繋がる高野山。そして何かと縁のある密教。
楽しみだな〜😆