みなさん、こんにちわ!
今回も、日本代表 vs ドイツ代表のマッチレビュー(試合後の振り返り)の第3段です。歴史的な勝利について少し時間があいた今、次のワールドカップのために振り返りたいと思います。
ABEMAの本田解説に沿って解説する形をとっていますから、AMEBAプレミアムに入って、試合が再アップされたタイミングで観ながら確認していただくとよりわかりやすいと思います。
では、始めていきましょう!
【前半26:20】ドイツはすでに3バック
そうなんです。日本が、前田、鎌田でセンターバックのデユリガー、シュロターベックへプレッシャーへ行き、守備をはめに来たのをみてか、前半10分くらいには、ズーレを含めた3バックに変えていたんです。
ドイツは、他にもボランチのキミッヒまたは、ギュンドアンが下がってきて、3バック気味にしたり、ノイヤーとデユリガー、シュロターベックを使った3バックのようなトライアングルをつくるパターンを持っています。
ただ、そうすると入念にスカウティングをしているであろう日本が、なぜこの押さまくった時点で3バックへシステム変更をしなかったんですかね~?
カナダ戦でもやってるのに。
ドイツが3バックにして攻めてくることぐらいはわかっていたはずだと思います。??????
素人でもわかるドイツの攻撃パターンにどうして対応しなかったか気になります。なぜでしょうか?
個人的には『あえてシステム変更をしなかった』んだと思っています。伊東純也をラウムにピッタリつかせることはできたはずですが、それをしてしまうと守備のみになって、攻撃に出ていけないので相手の思う壺ということです。
田中碧が、ワールドカップ後の中村憲剛どの対談で、『あれ?こんなにディフェンスライン低いんだっけ?』と思っていたというようなコメントをしていました。
森安ジャパンのプランとしては、勇敢に前からの守備でなんとか耐える。あわゆくば、カウンターで1点とるだったんだと思います。
そうしないとカウンターさえ繰り出せない無限ループに陥ってしまうので、少しリスクはあるけど交代なしで最初の前からいく守備のプランでやり続けていたという感じでしょう。大分リスキーだし、我慢が要りますし、森安監督も勝負師だなと思います。
【前半27:23】ズーレからの楔→ギュンドアンシュート
ホントに日本の守備がはまってない時間帯でした。いつ点をとられてもおかしくない状態。我慢の時間帯でした。
【前半28:10】日本代表の疲労
マークのつきかたの指示は森安監督は細かにしてないんだと思います。おそらくそこは吉田選手中心に選手に任されているんだなと思います。ちょっとミュラーの嫌な動きは想定してなかったかもしれませんが。
【前半28:24】
ギュンドアンシュート 森保さん!!
日本全国が何で森安監督は動かないんだ?と思った瞬間だと思います。
【前半29:15】ボク出たほうがいいですか?本田出動
寺川アナの心の叫びでしょう。
本田選手が出ていれば、みんなに声かけてシステム変更してくれるんじゃないかという叫び。
【前半29:24】森保さん??
緒戦の相手がドイツとわかってから、いろいろなシミュレーションをした中での想定内の事象なんでしょうね。でも、我々視聴者からすると『森安監督動いてくれ~』っていう感じですよね。
でも、2022年4月2日にグループステージの組み合わせが決まって以来、どうやったら勝てるか考えた末の動きなんでしょうね。もしくは、その先の日本サッカーを見据えた采配かもしれませんが。。
【前半30:43】ドイツのPKの判定
ドイツがミュラーの右サイドの動き(久保建英の背後をとる動き)が起点となりPKになったシーンでした。右サイドで作って、中央のキミッヒにパス。キミッヒから左サイドのラウムへバス。ラウムの切り返しに権田が引っ掛けてしまいPK。
再三、本田GMがいっていた問題点2つからのPKでした。
【前32:35】ギュンドアンのPKが決まる 1ー0
ギュンドアンが、ゴール左にボールを沈めて1-0になりました。
ここでの本田GMのコメントは本当に素晴らしく、わかりやすいもので、問題点に対して解決策を提示しています。さすが長年日本をひっばってきた選手だなと思います。
【前半33:45】3バックがいいのに
正直、1失点は想定内だったと思います。
でも、もう失点できない状況ではあるので本田GMからの提案です。こんな明確な改善案を提示できる解説者がかつていたのかなと思うような解説。ABEMAで視聴している人が思った瞬間だと思います。
【前半34:40】監督目線
長年、日本サッカーの問題点に、選手が主体的に動けるようになることが挙げられてきました。あえていっていないんだと思いますが、ここは事前に意識を合わせていたのか気になりますね。『前半はどんな状況でも、4バックで前からプレスにいく』だったのかどうか。
【前半34:45】サッカーは心理戦
ここで初めて酒井宏樹が右サイドを上がりました。酒井宏樹が勇気を持って上がるとラウムが守備をしなくてはいけなくなります。実は前線からの守備とディフェンスラインを高くあげることだけが守備ではないことを気付かせてくれたシーンでした。
心理戦だとすると、日本は臆病になってたのかもしれません。
【前半35:51】日本のコーナーキック (キッカー鎌田)
やはりセットプレーは重要なので、いろいろ大事にしていきたいですね。
【前半35:35】田中碧の縦パスからクロス
1点を取られた辺りから、日本も勇気を持って攻撃をするようになりました。そして、クロスをあげるところまではいけるようになりました。勇気を持って行けば、ドイツ相手にも戦えると十分戦えることがよくわかります。
【前半36:42】ミュラーはさすが
ミュラーは、20歳でワールドカップ得点王、最多アシストを記録した、代表での実績抜群の選手です。
相手にとって嫌な動き方とかも熟知してるんでしょうね。彼に学ぶことは多いと思いました。日本も真似した方がいいです。
【前半37:05】
このコメントだけても、ミュラーの動きが嫌な動きかわかりますよね。これに対しては、森安監督は富安を入れて答えをだしています。
【前半37:56】
ここは伊東純也のポジションがちょっと下がったと言う話がありましたが、私は下げさせられたという感じがしました。伊東純也ですが、ポジションに終始迷いがあってラウムの受け渡しが酒井宏樹とうまくいっていないケースが多かったですね。
【前半39:48】5バック、3ボランチ
本田GMの解説が視聴者に響いた要因のひとつは、わかりやすさだったと思います。"一緒に日本代表を応援してくれる関西の兄貴"という声もありましたが(笑)、日本代表の今の状況や解決策をわかりやすく短い言葉でコメントしてくれる。それに日本代表監督本田もアリなんじゃないかと思わせる解決策の回答の速さ。イロイロ興味深いですね。
【前半40:41】日本の疲労度
これだけボール回されると、さすがにコンディションが少し有利な日本代表とはいえ、この後1点を取るために攻撃ができるのか、心配になってしまいますよね。攻められるのは想定していましたが、ここまでボコボコにされるとは。。
【前半41:33】
これが、無限ループです。押し込まれ過ぎて、ボールを奪ってもボールを繋げない、カウンターを繰り出せない。ボールを奪われて振り出しに戻る。
【前半42:15】冨安アップ
もっと早く富安を入れて3バックへ変えてもよかったんじゃないかと当然思いますが、森安監督も3バックにすべきなのはわかっているのがわかります。
【前半43:19】ドイツの高度なボール回し
この高度なポゼッションは日本代表もやりたいですよね。次のワールドカップではみせてほしいですね。
【前半44:03】GKノイヤーのすごいパス
日本の前線からの守備がはまり始めたところで、ノイヤーがそれを簡単にかわすパスをシュロターベックにします。このパス何気ないですが、すごいパスでした。ぜひ観てほしいですね。ゴールキーパーをしていたことのある寺川アナも驚きのパスでした。
【前半45:00+2:03】ドイツのシステム
この時間帯ですが、本田GMがいっていることとは、逆のことを日本はしてしまいます。前線からの守備をかわされて、ディフェンスラインが上がってなかった日本はピンチを迎えます。
【前半45:00+3:14】ドイツの疑似カウンター
ホントにオフサイドでよかったですね。
2点目が入っていたらおそらく試合は決まってしまったと思います。
【前半45:00+5:21】前田のヘディングシュート
ピンチの後にチャンスあり。前田のヘディングシュートですが、ゴールの枠を外れます。チャンスが少ないので、このチャンスでさえものにしてかないといけない、厳しい戦いであることに気付かされます。
前半のスタッツです。
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◼️日本
ボール保持率 17%(どちらでもない11%)
シュート数(枠内シュート) 1本(0本)
アタッキングサード侵入回数 5回
パス本数(成功数) 99(65)
◼️ドイツ
ボール保持率 72%
シュート数(枠内シュート) 13本(4本)
アタッキングサード侵入回数 46回
パス本数(成功数) 477(444)
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日本のシュートは前田のヘディングシュート1本ということで、圧倒的に劣勢でした。本当にちんちんにやられていました。
P.S
一回で終わりにすると、ハイライトシーンばかりでホントの試合の流れがわからないので、何回かに分けようかと思います。
あと、今夜9/10の4:00ぐらいからドイツ・ヴォルフスブルクにある『フォルクスワーゲン・アレーナ』で日本代表対ドイツ代表戦があるみたいですが、日本代表がどれだけ進化したのか観て観るのもいいと思います。
ではまた!