ガラスの地球を救え
二十一世紀の君たちへ
ガラスの地球を救え
1989年に出版された
手塚治虫さんのエッセイです。
え、今の世界見られてる?
というくらいメッセージがぴったりで、
紹介したい内容が多すぎる本でした。
自然や環境についての話や
素晴らしい先生との出会い、
その先生のユニークな教育法の話や
戦争を体験しそれがどれほど恐ろしいかという話、情報社会での生き方、
宇宙に満たされたエネルギーの話、
生命の本質とは何か...
気になった方は、
是非読んでみてください😊
少し切り取ってみると、
自然、環境について...
四六億年という地球の歴史に対して まだ人類が誕生して三百万年しか経っていない。
そんな地球の歴史では新参者の人間が、わが物顔で欲望のおもむくままに自然を破壊し、動物たちを殺戮しつづけている。
金儲けのためなら平気で毒物をたれ流し、殺人兵器をどんどん開発し製造する権力者や政治家。
でも、もっと悲しく思うのは、ぼくらのような普通の市民が案外こんな状態を支えてしまっているような気がするからです。
化学薬品による汚染も相当なものだと言われている。しかも、その理由は大量生産して儲けを多くするためでしかない。そんなばかなことが、えんえんと続けられてきている。
遺伝子操作について......
遺伝子を人間がいじくりまわして、
クローン人間や新しい生物をつくり出す、悪魔のような領域に踏み込むことへの不安や拒否反応を表現した作品もあります。
バイオテクノロジーは、
よほど慎重でなければ、悪魔に魂を売ったのと同じことになるでしょう。
ほんの些細な遺伝子操作によって、
生態系をめちゃくちゃにする可能性だってあるのですから。
↑2022年現在、日本人の約8割が
RNAワクチン打ちましたけど大丈夫でしょうか🤷🏻♀️
子どもたちについて...
いちばん悲惨なのは、
子どもたち。
生体濃縮反応といって、放射能も薬害も、
水俣病の結城水銀と同じように
大人よりダメージが深い。
初々しい子どもの命を、
こんなに粗雑に扱っていいとは思えない。
子どもたちの未来を奪うな。
教育について.....
現代の衰弱した教育は、
幼少年期のみずみずしい感性をせせこましいものでいっぱいに封じ込めてしまっている。
ダメな子、わるい子なんて
ひとりだっていない。
それは、そんなふうに見ることしかできない
大人たちの精神が貧しいのだ。
戦争前の教育について......
東京都と文科省が児童映画の日というのを設け、子どもたちに戦意を高揚させるような映画ばかり見せていた。
↑東京都と文科省が!!
送り手によって都合のよいように情報は歪められうることは、戦争中にイヤというほど味わってきた。
↑権力者の都合でいくらでも情報は歪められる。
今もそうですよね🤦🏻♀️
そういう意味でも、
常にぼくたち一般人は、
情報に押し流されるばかりではなく、
批判力を大いに養う必要がある。
滅亡に向かって突き進むさなかに、
ノー!と言える人間がいったい
何人存在するでしょう。
励みになります♡♡ ありがとうございます♡これからも環境や健康についての 投稿をしていきます^^