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予防医学の行く末
目先の欲のみで選択する流れは、
この先も決して止まらない。
予防医学もコロナを機にもっと
加速するかと思ったらそうでもなかった。
日本にはとても有り難いことに、
健康保険制度がある。
海外では、高額になってしまう医療費も
日本はこの制度のおかげで誰もが平等に
受けたいときに医療を受診できる。
更に、
75歳以上は約1割負担で医療を受けられたり、
生活保護自給者は無料で医療を受けられる。
また自治体によっては
高校生までは医療費無料なども行っている。
人々は、無料に弱い。
それを支配者は知っている。
昔の人は
" 世の中無料ほど怖いものはない "と
よく言ったけど、
まさにその通りだと思う。
無料や低価格ならば、
沢山受診した方が得だし、
わざわざ他の選択肢を模索する必要性など
そこにはない。
と考える人が多いのは間違いない。
一見すごく得しているように思えるが、
政策を打ち出した政治家さんが給料から
カッコよく支払ってくれているわけもなく、
病院がボランティアで国民の健康のために
無料で医療を提供してくれているわけでもない。
どんな政策を決定しようと、それがどんな結果を招こうと、政治家への給料は満額莫大な額が支払われるし、病院も製薬会社も人々が利用した分だけ、その報酬はきっちりと貰っている。
当たり前だが、
私たちがその対価を支払わされている。
私たちの負担によって、
もっと言えばこれからを生きる
子どもたちへの莫大な負債を残しながら
成り立ってる制度で決して無料なんかではない。
無料の罠によって、
まんまと利用されているという他ない。
仮にその重すぎる負担があったとしても、
この国からどんどん病気が無くなっていき、
人々がみな健康に生きることができて、
病院の数はどんどん減って最小限となり、
医療費も人々が健康になっていくので年々減っていけば、その負担が多少大きくても必要なものと言えるが、そうではないのが現実。
だからといって、
無料に取り憑かれた人々は、
他の選択肢を選択するはずもない。
健康保険制度が無くなって、
医療費の負担が10割になったら初めて、
" 病院に行く価値 " や" 病院に行く必要性 "に
ついて考えて、判断することになるのかもしれない。
3割負担や無料であるうちは、
誰も病院に行く価値も病院に行く必要性も
病院に行く意味も考えずに、
とりあえず、
不調を感じたら病院に行き続ける。
お金に左右されて生きるとは
まさにこのこと。
自ら利用しているように見えて、
実は、支配されて生きている。
この先も、目先の欲に沿ってのみ
選択し続ける。
" 無料だよ?利用した方がいいよ♡ "
そうやって無料なんかのために
大切なものを失い続ける。
私が最近見つけた自然派の歯医者さんの
口コミでとても興味深いものがあった。
" 保険治療ではなく、自費治療を勧められた!!金儲けのためにやっている病院だ! " とお怒りの文章が書かれていた。
勝手に自費治療にされて、思いもよらない金額を請求されたのなら問題だが、選択肢をきちんと提示してくれて、勧めてくれたのならとても親切だと思う。
実際その歯医者さんは、むやみに削らない根本治療を謳っているし、そのコメントに対する回答もとても明確で筋が通っていた。
よく分かるのは、
人々は自分の症状の原因に辿り着くことなく、治療を受け続けることを望んでいるということ。
その先の身体にどんな影響を及ぼそうが、
保険治療でその場しのぎに、
削りまくる方がこの国では喜ばれ、
求められているのだ。
" どうしてそうなったのか? "
" どうして繰り返すのか? "
" その根本を辿り変えていく "
それを考えなくさせるのが
今の制度でこの制度は変わらないと思う。
だから、自分で氣付き
選択肢を増やしていくほかない。
無料や安さの呪縛から
逃れられることができるか、どうか。
予防医学、という一つの選択肢を
受け入れられるか、どうか。
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