見出し画像

山が好きになったのは

はじめまして

はじめてnoteを書いてみます。
自然と山とサウナ大好き人間です。

マーケティング関連の仕事に関わってきたこともあり、「人はどうやって新しい物事やサービスに出会い、好きになって、それを周りの方に広めていくんだろう」ということが気になっていました。
自分が好きなことや、買った製品・サービスについて、出会いから大好きになるまでを思い出してみることで、自分自身の整理になり、かつ、どなたかに少しでも役に立つかもしれないと思って書いてみます。

第一弾は、私がお山に恋をした経緯から。

人生初めての本格登山

初めて本格的に山に登ったのは大学1年生のとき。
夏休みにサークルで富士山に行く企画があり、
なんとなーく山登りに興味があり、人生で一度は富士山に登ってみたいと思っていたので、「行くいく!」と二つ返事で参加。
8合目〜9合目あたりの山小屋に泊まり、深夜に山頂を目指して出発、山頂でご来光を拝みました。
とても晴れていた日で、深夜の星空も朝のご来光も、これまで見たことのない美しい景色でした。

2回目の富士山

画像1

富士山に登ってから10年ほどが経過した頃、当時勤務していた会社で富士登山の企画が立ち上がりました。大学の時に見た美しい景色が心に残っていたので、「あの美しいご来光をまた拝みたい」と思い、参加することに。
夏の奥多摩で登山の練習をして、いざ富士山へ。

1泊2日の工程でしたが、初日は小雨がぱらつき、2日目も雲が多く、
ご来光は雲の切れ目から一瞬拝めたかな・・、という感じでした。
それでも、標高3,776mの澄んだ空気、雲海などの美しい眺め、仲間と一緒に登った達成感は、他では得られない体験でした。

八ヶ岳でハイキング

画像3

大学の時の富士山は、Tシャツにジャージ、防寒具は中学の部活のウインドブレイカー、100均で買ったヘッドライトと、今思うとよくその格好で行ったな、という装備でした。
(流石にトレッキングシューズは、姉が高校の林間学校か何か用に買っていたものを拝借しました)
社会人での富士登山は、ザックやレインウェアはレンタルしつつも、トレッキングシューズは自分用に買っていたので、「折角買ったし、もう少し登山してみたいな」と思っていました。

そんなことを考えていた頃、会社の先輩(私の山の師匠)から「女性陣で八ヶ岳行かない?美味しいトースト食べれる山小屋あるよ」とのお誘いが。
食いしん坊な私は、これまた二つ返事で「行きます!!」。
折角だからとザックやレインウェアも買い揃えて準備万端。

10月のとある日に北八ヶ岳の「にゅう」へ行き、高見石小屋へ宿泊し、山小屋でご一緒した方や小屋のスタッフさんと交流する初めてのワクワクを経験。
この時もお天気はあいにくの雨でしたが、苔の森が雨露に濡れてキラキラと輝いているのはとても美しかったです。
(ちなみに、当初予定していた「トーストを食べよう企画」は、しらびそ小屋で食べる計画でした)

南アルプスへ

画像2

その後、冬〜春にかけて何回かお山に登り、山の歩き方にもだんだんと慣れ、少し標高の高い山に挑戦してみたいな〜と思っていた頃。
会社の先輩(私の山の師匠)と社内のお手洗いでバッタリ会い(部署が違うのでなかなか仕事中にはお会いしませんでした)、思わず「今度の三連休空いてませんか?お山行きたいです!」とお誘いしました。

三連休で向かった先は、南アルプスの鳳凰三山。
それまで、山の師匠が「縦走が好きなんだよね」と言うのを聞いては、「山頂を目指して歩くのが登山の醍醐味じゃないのかな?」と心の中で思っていましたが、鳳凰三山で縦走の楽しさを実感しました。
富士山や南アルプスの山々を見ながら歩く白砂の縦走路は気持ちよく、「山の上にこんな素敵な道があるんだ!」と驚きと感動の体験でした。

それ以降は、北アルプスへ行ったり、雪山ハイキングをしたりと、
少しずつ色々なお山へ足を運んでみています。

気づいたら大好きになっていた

いつ山が大好きになったのか?と言われたら明確なポイントは分からないのですが、八ヶ岳と南アルプスでの体験は大きかったのだろうなあと思います。
登山を始めた頃は気づかなかったですが、お山に行くとエネルギーとパワーをもらえて元気になります。
美しい景色を見る、山での出会いを楽しむ、エネルギーを頂く、これらの体験が私はたまらなく好きなのだと感じます。

またお山の体験などなど、書き綴っていきます。



いいなと思ったら応援しよう!