新型コロナに感染しました。【感染〜検査までのきろく】

ツイッターに投稿した、新型コロナ感染〜検査結果が出るまでの経緯をまとめてみました。
（検温は朝と夜にやっている日と、朝のみの日があります）

バイト先のライブハウスで3月20日（金）にライブをした出演者さんから感染者が出ました。わたしはこの日出勤していて、カウンターでドリンクを出してました。勤務中はマスクを着用していました。（水分補給などで少し外す時はありました）

3月23日（月）の朝、お昼のバイト先（ライブハウスではない）に着いてから、なんだか体が痛いことに気づく。特に肩から背中全体が筋肉痛のよう。頭も重くちょっとだるい。
バイトが終わって少し昼寝して、夕食を食べたら味を感じにくいことに気づく（風邪の時みたいな感じ）。
まだ体の痛みとだるさが続くので、なんかおかしいと思い、熱を測ってみたところ37.4℃。疲れが出たのだろうと思って、早めに寝る。（次の日から、お昼のバイトは約1ヶ月の有給休暇に入った）

3月24日（火）朝37.2℃
引き続き体が痛い。頭が重い。息を吸うと鼻がツーンとして痛い。鼻水と鼻づまり。
寝起きに少し喉が痛かったが、再び寝たら治っていた。匂いと味をまったく感じないことに気づく。

3月25日（水） 朝36.9℃/夜37.3℃。
体調は昨日とあまり変わらず。相変わらず匂いと味がしない。

3月26日（木） 朝36.6℃/夜37.3℃
鼻が少し通るようになるが、嗅覚と味覚はやっぱり死んでいる。食欲はあるのでつらい。

3月27日（金）朝36.6℃/夜36.9℃
3月28日（土）朝36.0℃
熱が下がり、体はだいぶ楽になる。鼻水と、鼻の奥の方が気持ち悪い感じが続く。味覚・嗅覚は死んだまま。匂いも味も感じないので食欲がちょっと落ちてくるが、頑張って食べる。

3月29日（日）朝36.4℃
生理が来て腹痛がひどいが、ロキソニンはコロナに良くないらしいとどこかで読んだので、ひたすら耐える。
味覚・嗅覚は死んだまま。

3月30日（月）朝36.2℃
バイト先のライブハウスから、コロナ感染者が出たとの連絡が来る。バイト先からの要請もあり、保健所の新型コロナ受診相談窓口（帰国者・接触者電話相談センター）に連絡。症状など色々聞かれる。今後どうするかは明日以降の連絡となる。

3月31日（火）朝36.2℃
保健所から連絡があり、感染疑いの日からちょうど2週間後の4月3日に検査を受けることになる。鼻水と、味覚・嗅覚の喪失は変わらず。味覚障害といえば亜鉛！と思い、気休めに亜鉛サプリを飲み始める。

4月1日（水）朝36.7℃
4月2日（木）朝36.0℃/夜36.9℃
味覚・嗅覚がほんの少し回復する。亜鉛の効果なのか、ちょうど治り始めたタイミングだったのかは不明。でもまだ殆どわからないくらい。時間によって少しだけ回復したり、また匂いと味がわからなくなったりする。鼻水も相変わらず。

4月3日（金）朝36.2℃/夜36.6℃
病院で検査。症状も軽く、肺の音もきれいだということで、CTや血液検査は無しでPCR検査のみ受ける。この日は味覚・嗅覚はかなり回復（まだ完全ではない）。ごはんの美味しさをかみしめる。

病院までは公共交通機関を使わず行って欲しいと云われたので（タクシーを使う場合は、窓を開けさせてもらってと云われた）、歩ける距離だったので（1時間くらい）歩いて行った。

PCR検査は鼻に綿棒突っ込まれるやつで、インフルエンザのと一緒です。
わたしはインフルエンザの検査受けたことなかったので初体験だったのですが、気持ち悪いし痛いし軽くトラウマです。思い出すだけでゾワゾワ。。また検査しなきゃいけないのかと思うと、、、、、ううう
ちなみに両鼻でした。かなり奥まで突っ込まれます。片方やったら休む間も無くもう片方。拷問かと思った。

4月4日（土）朝36.0℃
4月5日（日）朝36.6℃
起床直後は匂いを感じないが、そのあと回復する（まだ完全ではない）。ごはんが美味しい。鼻水と鼻の奥の気持ち悪さは続く。

4月6日（月）朝36.6℃
鼻の気持ち悪さがだいぶ軽くなる。鼻水もそんなに出ない。やっと良くなって来た感じがする。味覚・嗅覚も7〜8割くらい戻って来た感じ。

夕方、病院から検査結果が陽性であると連絡がくる。そんな予感はしていたけど、やっぱりショック。
その後保健所からの連絡で、自宅療養ということに。明日からは電話で経過観察。後日再検査して、陰性が2回出ればOKとのこと。薬などは特に出ていません。

わたしは多分、軽症の軽症というくらい症状が軽かったと思います。もっと重い症状が出てるのに検査を受けられない人も多く、心苦しいです。検査を受けて診断されればそれだけでも安心できるのに。
どうにか検査数を増やすことはできないのかな。でも、保健所も医療現場もいっぱいいっぱいなんだろうな、

新型コロナの特徴とされている味覚・嗅覚の喪失ですが、匂いや味がわかりにくい、というレベルではないです。まっっっったくわかりません。
カレー作ってても全然匂いがしないし、ハッカ油の瓶を鼻に思いっきり近づけてもなんの匂いもしませんでした。何日も続いたし、治らなかったらどうしようとこわかったです。
自分としては、嗅覚が完全に無くなることで、味覚にも影響が出ていると感じました。鼻が利かないと味を感じにくくなる。舌のとおーーーーくの方で、塩っぱさや甘さを感じているような気はしました。嗅覚が死んでただけで、味覚は無事だった可能性はあります。
しかし嗅覚・味覚がなくなるのはかなりきついです。ごはんが美味しく食べられない。嗅覚がなくなるせいで食べものの腐った匂いとかもわからないので、知らずに食べてしまう危険もある。嗅覚って大事。

嗅覚・味覚不全が出てから1週間後くらいに、気休めに亜鉛サプリを飲み始めましたが、次の日から少しずつ嗅覚と味覚が回復しはじめました。亜鉛が効いたのか自然に治りはじめたタイミングだったのかはわかりませんが、味覚障害の不安がある方は亜鉛を摂ってみると良いかも知れません。
ただし、新型コロナは亜鉛で治る！と云っている訳ではないので、お間違えなきよう。

わたしが現在飲んでるのは、亜鉛、ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンDですが、これはお医者さんに云われたわけでもなんでもなく、独断でのセレクトです。

現在、味覚と嗅覚はすっかり回復しています。

保健所や病院で対応してくれた方々、みんないい人で、それだけでも安心できました。でも、検査に行った病院で、守衛さんに検査に来たんですけどって伝えたら、建物からちょっと離れた場所で強風の吹く中待たされて、ああこういうことなんだなって実感しました。

検査を受けたあと結果が出るまでとてつもなく不安でした。もしも陽性だったら、発症するまでに会った人たちに感染させているかもしれない。その人たちを不安にさせてしまう。自分のせいで、、ってものすごく悔しかった。体の症状は軽かったけど、精神的にきつかったです。寝る前や朝起きてから泣いてた。
幸いにも、発熱した次の日からバイトは休みに入って、ずっと家にいられたのはよかったと思います。その前に会った人たちもみんな元気みたいなので取り敢えず安心。。

感染者を出してしまったことは本当に申し訳ないけれど、自分の職場が叩かれてるのを見るのはつらかったです。こんなことで店の名前が知られることになるなんて・・・叩きたくなる気持ちもわからなくはないです。でも、そんなことしてもなんにもならないんです。

●続き（自宅療養になってからのこと）はこちら●

＊　＊　＊

わたしが感染しても軽症で済んだのは、アマビエさまの絵を描いてたからご利益があったんだと云ってくれた人がいました。

ツイッターにも載せたアマビエさまの絵です。

アマビエさま護ってくれてありがとうの絵。みなさまにも、アマビエさまのご加護がありますように。

2020.04.10   ななを
●Twitter @nacht_0_licht

コロナウイルスの影響で仕事が減り、今は感染のため外に出られず、在宅でできる仕事を探していますが、なかなか大変です。

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