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Leave the world behind 終わらない週末

過去にもオハイオの列車事故が起こる前にオハイオで列車事故が起こる映画をやってたり、フランスで暴動が起こる前にフランスで暴動が起こる映画をやってるNetflix。その界隈では予告映画ではないかと言われている映画、終わらない週末(Leave the world behind)を見た。

こういう事が起こるというのはあり得る話だと思う。
現実的なのはアメリカを対象にしたサイバー攻撃→隔離という流れ。その後の展開は、楽観的に考えるとさすがにそこまでないのではとも思えるが、登場人物たちの会話の中に出てくるいくつかの事柄は、あり得るかもと思わせる。例えば、ドルの価値がなくなるとか、内戦とか。

オハイオの列車事故のとか、フランスの暴動のとかは、事後に話題になったのだけど、今回のこの映画は事前に予告ではないかと言われている事、オバマ夫妻が制作に関わっているという事から、何かただの予告ではなくもう少し突っ込んだ部分があるのではないかと勘ぐってみたくなる。

予告だとしたらいつ起こるのかという事。この映画の中でよく目にする数字は、登場人物に入れ墨されている96という数字。これは9月6日という事なのだろうか。

もしこの映画のようにインターネット、電話、テレビ・ラジオ、GPSなどが使えなくなって隔離されてしまうような事態を想像して、そうなった時にどう対処できるかという事だけど、家族との連絡用に長めの距離で届くトランシーバーがあった方がよいかもとか、食料・水や薬などの蓄えはやっぱあった方がよいなとか、アナログなコンパスなどサバイバル用品もあるに越したことなさそうだなとか思いますよね。

太陽フレアの影響で機器が影響を受けるって事も言われてたかも思いますが、それもなんだかフリに感じてしまう。ただ、通信やGPSのブラックアウトや隔離への備えは大なり小なり、なんとなくイメージがわくのだけど、ドルが崩壊して紙切れになるという事に対する備えというのが、まだあまりイメージがわいていない。わいていないというか、あまりイメージしたくないのだけど、こういう事もイメージしておかないといけないのかもしれないなと思いますよね。

カンフー映画みた直後はなんか自分がカンフー使いになったような気分になるように、こういう映画見た直後だからこういう事書いてしまっているのかもしれないけれど、頭の片隅にはとどめておいた方がよいかもしれないですよね。

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