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13日の金曜日の呪い

いつの頃からか13日の金曜日がわたしのは要注意日となっている。

何故だかはわからないけど、マイ統計的に変なことが起きているから。

それは突発的に起きてしまうことが多く、色々あり過ぎて忘れてしまったけれど、覚えていることと言えば、同僚と晩ご飯を食べていた時に

「わたしって、13日の金曜日に何かあるんですよ。だから一応気を付けているんですよね。」

と、話しながら、ファミレスで晩御飯を食べていた。

駐車場に戻ると、な、なんと私の車の左後ろのタイヤがパンクしていた!
その時間、夜10時半。

本当なら同僚を駅まで送る予定だったけれど、そんな事を言ってられず、同僚は徒歩で帰ってもらい、、わたしは、保険会社の緊急レスキュー窓口に連絡し替えのタイヤを交換後に午前様の帰宅。

その同僚が心配ながらも書いていたメール

「大丈夫ですか? やっぱり13日の金曜日でしたね。」

言霊だったのか、わたしが呼び寄せてしまったのか、後でネタになる不幸だけど、周りから笑ってしまう出来事って、ほんとうに山のようにあるけれど、わたし自身にとっては、突発的な災害が多い。

最近はあまり言わないようにしていたけれど、もうすぐ13日の金曜日が来ることに気を付けていた。

しかし・・・やっちまった。

12日の木曜日、出勤中に坂道で転倒。

左足の甲が腫れている。歩くのに非常に困難。
捻挫は一昔多かったけど、久しぶりの痛み。

こりゃ、ワクチン接種の副反応より辛い。
熱しかなかった分の反動か!?

昨日、シップを買いに行った時、何気に話した事から
ドラッグストアのおっちゃんが言った。

「13日の金曜日じゃなくて良かったかもよ!もっと酷かったかもしれないから。」

おっちゃん、ありがとう~さりげない前向きな言葉だよ~。
おっちゃんはさりげなく痛み止めのサンプルを添えてくれた。

今日は13日の金曜日。そして、日本ではお盆の日。
亡くなった父が帰ってくる日だ。

「お前は何をやっているんだ。」

呆れて心配している父の姿が目に浮かぶ。
生きていたら83歳だけど、きっと駅まで車で送ってくれただろう。

仕事なのでお墓参りには行けないけれど、とりあえず、元気なことはわかるだろう。

とりあえず、元気な姿だけは見せられるのが唯一の救い。
この痛みの反動で良いことが起きることを心の底から願っている。

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