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4日間 弾丸インド旅行、行ってみたらすごかった!Part8

今回の旅程

1日目:日本✈︎インド インド泊
2日目:タージマハル
3日目:バラナシ(ガンジス川)
4日目:インド➡︎日本

2日目 アグラ、タージマハル記

朝6時のニューデリー駅では、早朝にもかかわらず多くの人で賑わっていた。
日本での早朝はまだ周りが静けさの中に包まれ、早朝出勤の人や早朝散歩、ランニングの人をちらほらと見かける光景が浮かぶが、インドでは早朝から多くの従業員や客で賑わっていた。

定刻の朝6時に予定通り電車が出発!初めてのインド電車旅にドキドキとワクワク感を感じる。
ちなみにインドの特急電車にはいくつかの車両カテゴリーが存在する。よくバラエティ番組等で見る乗車率120%などというギュウギュウになっている車両は一番ランクの低い車両である。おすすめはエアコンの効いている車両である。いくらか課金をすると背もたれつき、前向きのリクライニングシートのある車両に乗ることができる。今回はリクライニングシートのエアコンつきの車両を往復ともに選択した。

電車の車窓からの景色を楽しんでいると、色々とびっくりする光景を目にすることができる。まず目に入った光景は、一向に電車の来ない駅に大量に人で渋滞しているのである。よくよく観察してみると、水道をシャワー代わりにしていたり、寝ていたり、おしゃべりをしていたり。私自身、日本での朝といえば、1分1秒との戦いである。家を出るギリギリのギリまで睡眠につき、1秒もロスすることなく、身支度を整え、電車の時間の8分前きっちりに家を出る。電車のホームに着くと同時くらいに電車のドアが開き、流れるように電車に飛び乗る。全て計算通りというような自己満足感を得て、スマホに目をうつす。もちろん駅のトイレでシャワーのようにしている人いないし、ホームで酔っ払いを除き寝ている人もいない。インドおもしれー!
特急電車のためにたくさんのホームを通りすぎていく。たくさんのホームに止まっている電車を見る中で、やはり電車の中は乗車率100%である!乗り降りするドアをついておらず、足をぶらんと外に出して乗っている人もたくさんいるし、長いことホームに止まっているのか、のんびり外の景色を見て黄昏ている人もいた。手を振ると、にっこり手を振りかえしてくれるインド人。なんと優しいインド人!

さらに、日本では考えられない世界もみることができる。それは、普通に特急電車がかなりの速度で走っているのに、線路の引いてあるエリアの中、ましてや複数ある線路上に普通に人が歩いているのである。たまに、歩き疲れたのか線路の上に座って休憩している人だっている。日本では線路内に誰かが立ち往生していたら、真っ先に非常停止ボタンが押されるであろう。なのに行く人来る人ともに線路が道と言わんばかりに往来しているのである。電車も速度を緩める気配もなく通り過ぎていく!自分の身は自分で守れ、自己責任でということなのか!恐るべしインド!これから自分の見に何があっても力強く自分で生きていくぞ!とインド電車の車窓から学んだのである。

日本とインドの世界観の違いを感じながら、無事にほぼ定刻通りにアグラに到着!
車内には電光掲示板があるわけでもないので、降り間違えないように適宜google mapで現在位置を確認しながら予定していた駅で降機した。
やっとたどりついたアグラ!周りを見るとインド人ばかりで、外国人らしき外国人は1人もいない!大丈夫かなと不安になりながらも、駅の出口に向かって歩いていくと
「日本人ですか?」
と後ろから掛け声が、、!

(続く)




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