推し事が難しい話

こんばんは。アベナチです。
私立恵比寿中学の善良なオタクをやっています。

2024春ツアーも真っ只中ですね。
初めて参加した6voices千秋楽からあっという間に月日が経ってしまいました。
気づけばもう中学15年生、アラサーです。

エビ中を推し始めてからのこの3年、思えば大人としての第一関門の様な、社会に参入した子供としての期間を過ごしてきました。
恥ずかしながら、模索に模索を重ね彷徨いつづけた期間でした。

なんとなく関所は越えたような、そんな感覚の26歳です。多少大人になりました。

気付いたことがあります。
この3年、私の隣にはエビ中がいてくれました。
いてくれましたが、それは私がオタクであるという自我を大事に感じていたからでした。

回りくどいな。
私は今、いつかオタクでなくなってしまうかもしれない私への不安を抱えています。

私立恵比寿中学が大好きです。
ご飯が食べられなくなるくらい気が滅入っていても、ライブに行きました。
気圧やらなんやらでだるくて動きたくなくても、ライブに行きました。

ライブに行けば必ず、彼女たちはこっちを見ていて。必ずキラキラしていて。
言語化し難い感情が溢れ出して。
よくも毎回、飽きもせず泣いているなぁと外側の私が言います。

私立恵比寿中学に救われています。
何から?漠然とした何かから。

人生って意外と大したことない気がします。
感情は人を殺せるけど、側から見たらそんなこと?ってくらい軽く見える事柄ばかり。
あんなに必死に考えて、心と身体がバラバラで何もうまく行かなかったあの時ですら、数年後の私に「まあ、そんなこともあったよね」って言われてしまうのです。

でも、今
今は、誰しもが一生懸命生きている今なのです。
この今が美しいと、ライブでいつも思わされるのです。

だからね、私ライブが大好きなんですよ。
でも同時にとても怠惰な自分を知っています。

ライブに行くのを面倒くさがってしまう私がいるんです。

私は今、私を私立恵比寿中学の沼に引き込んでくれたオタクの親友と一緒に住んでいます。
基本的には毎回彼女と連番しています。
相方は私が低血圧低血糖でグダグダしている時も、丁度よく(私が不機嫌にならない程度に)けつをたたいてライブに連れて行ってくれます。

ルームシェアを始めてもうすぐ4年が経とうとしています。
年々私の体力は衰えていますし、動けない自分を責めることもしなくなりました。

4年が経ってしまったら、久しぶりに一人暮らししようかなって思うんです。

わかりますか?この不安
くだらないよね。

一人での生活は寂しさと楽しみが入り混じっているんですけど。
私オタクできなくなっちゃうんじゃないかな。
他力本願でいるのがそもそも間違ってるんだと、知ってはいるんですけどね。

情報をね、追えなくて。
発信されているコンテンツを積極的に見たりできなくて。

周りのオタクが知っていること、ぜーんぜん知らないんだよね。
知りたくないわけじゃないのに。

良くも悪くも、私の性質なんだと思います。
これに関して自分で責めすぎるとしんどいので、まあ私ってそういう奴だよねって思ってます。

エビ中ちゃん、大好きだからこれからもずっと大好きでいたいな。

熱はきっと消えない。
でももしかしたら少し火が小さくなってしまうかも。
嫌だなぁ。今のオタク生活結構気に入ってるし。

なんて、最近ゆらゆら考えてたんです。
なんだけどね、なんか、私の周りにたくさんオタクが居て、それでね、
あーうまく纏まんないな。

一昨日、春ツアーの川崎公演でした。
ちょーーーー楽しかったんですよ。
ライブ最高マジ楽しいぶちあげ!って感じ。
公演後、お友達のオタクたちとも飲みに行って。

(なんか最近、お友達のオタクたち現場がなくても遊んでくれたりするんですよね。嬉しい。)

でね、なんか流れでゆなちゃん生誕行くことになったんです。
それがすごい嬉しくて。

周りのオタクが勝手に私をエビ中に会わせてくれる。
これもまた他力本願だけど。

ちょっと先の予定でもね、ファミえんの発表出た瞬間宿確保したり、次の秋田も楽しみだねって話したり、その未来に当たり前のように存在させてくれるんですよね。

あー、こんな風に近い将来でも私はオタクを楽しんでいくんだなって。

好きなものを大声で好きと言い続けていると、意図しなくても拡がっていくらしくて。
今日も幸せだなぁ、あんまり考えすぎなくていっか、毎日楽しいし。って

そんな様なことを今は考えています。

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