【転職】「どんどん応募しよう!」ってやっぱり違う、と思った話
いきなりですが、昨年の夏ごろに転職活動を始めました。
今は無事に転職して、新しい職場で働き始めています。中途採用にもコロナの影響が出ているようなので、自分は本当に運がよかったのだと思います……。
さて、転職活動をしていると、すべての転職エージェントに言われません?
「とにかくどんどん応募しましょう!」
と。
転職サイトも同様です。多数の応募を促す記事がたくさんあります。
えっ?
行きたくない企業の面接に行けても意味がないじゃ?
って思いますよね。
でも、
①書類選考はかなり落ちる
②複数の内定を得てから、比較したほうが絶対に良い
③面接に行ってから、その会社の魅力に気づくこともある
と、転職エージェントは断言します。
そして、やんわりと
「行きたいところにそう簡単にいけるわけないじゃん、選りすぐってんじゃないよ」
みたいなことを言ってくるわけです。(※あくまでやんわりと、です)
抱いた違和感は、大体正しい
そうなの? 本当にそうなの…?
と思いつつ、一通り転職活動をしてみての感想。
やっぱり、転職エージェントのこの理論はごく一部の人にしか有効じゃないですよ!
これを信じて転職して、幸せになれる人は一握りじゃないでしょうか。本当に仕事がない人には有効だと思いますが、ある程度スキルがあるなら、逆に夢に手が届かなくなると思います。
↓エージェントの言う通りに応募しまくると、こんな風な未来かも?↓
・気が弱い人が、エージェントの言うがままにどんどん応募する→
・売り手市場だと、思ったよりも書類に通過→
・おめでとうございます!といわれてちょっと気分がよくなる→
・面接も意外とトントン拍子→
・元々あまり行く気がなかった企業で複数内定→
・「行きたいところの書類選考結果がまだなんですが」と伝えるが…→
・「このチャンスを逃したら、次はないかも!」と言われる→
・行きたい企業の面接にたどり着かないまま、妥協して転職活動終了
(ミスマッチが生じる人や、これでよかったのだろうか…と思い続ける人も)
気が進まない企業に応募したら…
私も、なかなか面接に進めなかったので、とにかく応募しまくった時期がありました。
でも、職務経歴書を見直したり、ポートフォリオをあわせて送ったりするようにしたら、一気に複数の企業で面接に進めるように。
そうなると、どんどん面接で予定がうまっていくわけです。
・仕事終わりの夜間に子どもたちを留守番させて、無理やり面接に行く
・「やっぱり行きたくない」と思う
・エージェントに伝えると「なんでですか?もっと理由を詳しく!」とめんどくさい電話対応をしなくてはいけなくなる
・疲労困憊
といった事態になり、マイナス点しか感じませんでした…。「ここに行きたい!」と思わない企業に応募する意味は…ないです。
最終的には、行きたいと思わないところ以外はお断りして、運よく行きたかった企業にいけることになりました。とても幸せです。
実は、直近が契約社員だったので、転職エージェントには平均年収以下の希望年収にしておくことをおすすめされました。でも、今はその倍以上の年収です。しかも、とってもホワイトな環境。言う通りにしなくてよかった!と思っています。
転職活動がうまくいくかどうかは、「縁」次第なのも確かです。でも、私は妥協しなくてよかったと心から思っています。ご参考までに。
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