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It Could Happen to You (課題曲)

はい🙋‍♀️新期最初のクラス!
課題曲は、ど!スタンダード曲‼️
It Could Happen to You 
です!!

課題曲 It Could Happen to Me

ヴォーカリストにも、楽器演奏の方にも
人気の曲ですので
是非歌える様にしてレパートリーに入れたい曲です!

It Could Happen to You
Music, Jimmy Van Heusen
Words, Johnny Burke

<Verse>
Do you believe in charms and spells, in mystic words and wands and wishing wells?
Don't look so wise, don't show your scorn; watch yourself,
I warn you.

<Chorus>
Hide your heart from sight, lock your dreams at night.
It could happen to you.
Don't count stars or you might stumble,
Someone drops a sigh, and down you tumble.

Keep an eye on Spring, run when church bells ring.
It could happen to you.
All I did was wonder
how your arms would be
And it happened to me!

【お薦め音源/ It Could Happen to You】
ヴォーカリストにも楽器演奏する人にも定番のジャズスタンダード曲です。簡単そうで案外難しい、ゆったりめのSwingが多かったです。でもいろんなバージョンもあったので、自分はどのテンポが好きで心地よいか?そのテンポじゃない違うテンポもチャレンジして練習してみてください。

Carmen McRae
ミデアムテンポのSwingがとても心地よいです。いきなりドラムのリズムだけをイントロにして歌い始めます。キーはG(かなり低い) ソロでキーが上がってAbになります。同じキーで曲の半分から歌が入ります。エンディングは終わりのフレーズを3回繰り返し(2ndは半音上がり、3rdは戻る)終わります。

Diana Krall
こちらもゆっくりめのミデアムSwingです。アレンジが凝っていて、1コーラス歌った後、間奏はインタールード(曲のコード進行ではない)があってから2ndコーラスに入ります。フレーズも結構変えています。キーはBb

Chet Baker
こちらもゆったりめのミデアムSwingです。キーは楽譜と同じのGです。1stコーラスはメロディに忠実に歌っています。2ndコーラスは曲の半分までスキャットソロがお見事です。半分から歌詞を歌ってエンディングは繰り返しはなく、最後のフレーズでrit (だんだんゆっくり)して終わります。

Benny Benack lll
先日も来日していた、現在リアルタイムで絶大なる人気の歌手としての実力も素晴らしいトランペット奏者です。この曲では歌に徹しています。ベースと2人だけのアンサンブル。ベースのクリスチャン・マックブライドも大人気のプレイヤーです。2ndコーラス以降はヴォーカリーズというソロに歌詞を載せている様なバージョンを2コーラス歌って4コーラスめにメロディに戻って終わります。ヴォーカルだけで歌い切りです。キーはEbです。

Bing Crosby (1944)
この曲が世の中に出てすぐ、男性シンガーでは彼がこの曲を歌って広めました。その後フランク・シナトラは彼の歌に影響を受けた様です。ゆったりとバラードで歌っています。キーはE。

Anita O’day w Verse
ヴァースを歌ってるのは彼女だけしか見つかりませんでした。ヴァースはテンポありで歌っています。ミデアムテンポのSwingでヴァースと同じテンポでコーラスに入っていきます。キーは、ヴァースはDb、コーラスはCです。ビックバンドの豪華なアレンジです。

Dorothy Lamour (1944 original)
こちらがオリジナルのバージョン。映画 “And the Angels Sing” の1シーンです。キーはBです。歌にお相手の男性が応答しているのが興味深いです。

Jo Stafford (1944)
歌い出す前のイントロがVerseのフレーズを弾いています。前の映画のバージョンと同じ頃に女性シンガーでリリースされたものです。
キーはE。歩く速さのバラードです。

Kenny Dorham (No Vocal)
トランペットのケニー・ドーハムのバージョン。ミデアムテンポのSwingでとてもJazzyです。ソロもカッコ良いです。ピアノのウォルター・ビショップJrは病気で亡くなる前交流していたので、ご自宅に行った事もありました。
キーはEbです。

Bud Powell (No Vocal)
とても美しいソロピアノで1コーラスめは全編ルバートです。2コーラスめからバラードです。ハーモニーがとても美しく多くのピアニストが影響を受けているバージョンです。
キーはEb。

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