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Embraceable You (課題曲)
大好きな曲で、渡米する前から歌ってるのでかれこれうん十年?Barry Harrisのジャズコーラスでも歌ってるし、クラスで取り上げるには奥が深くて🌟
わ!Verseもあるんだ!と聞いてみたら、そう言えば昔勉強して歌ってた時もありました!実際に歌ってる人をナマでは聞いた事が無かったし、ずっと歌ってなくてVerseがあること、すっかり忘れてました。
しかしながら古い曲は本当に奥が深い!このクラスのおかげで輝く✨時間を過ごしています。
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Embraceable You
Music, George Gershwin
Words, Ira Gershwin
(Verse)
Dozens of girls (Men) would storm up
I had to lock my door
Somehow I couldn't warm up
To one before
What was it that controlled me
What kept my love life lean
My intuition told me
You'd come on the scene
Lady (Mr) listen to the rhythm of my heartbeat
And you'll get just what I mean
(Chorus)
Embrace me, my sweet embraceable you
Embrace me, you irreplaceable you
Just one look at you my heart grew tipsy in me
You and you alone bring out the gypsy in me
I love all the many charms about you
Above all I want my arms about
Don't be a naughty baby
Come to papa come to papa do
(Come to mama come to mama do)
My sweet embraceable you
楽譜に書かれた歌詞は男性が歌ってるもので、私が歌っている歌詞は(カッコ)で書いてみました。(女性用)
Come to papa のくだりは、Come to me や Come to babyだったり、いろいろです。想像をこらして自分がしっくり来るものを選んで歌ってください。
【お薦め音源/ Embraceable You】
とても美しいバラードです。「抱きしめたいほど愛しいあなた」という意味です。あまり多くの方は歌ってないですがVerseもありました。
Sarah Vaughan
最初に持って来るにはメロディを変えていてわかりにくいかも知れませんが、とてもジャズィな音使いをしていて私がこの曲で最もよく聴いた音源です。キーはCです。
Dianne Reeves
ギターとデュオで歌っています。ギターはつい先日日本でロン・カータートリオで来日中に残念ながら逝ってしまった、ラッセル・カーターです。ダイアン・リーブスはヴォーカルのテクニックが本当に高く、フレーズも洗練されています。キーは高めでEbです。
Nat King Cole
メロディはオリジナルに近い感じで歌っているので参考になると思います。ピアノはナット氏ご本人が弾いてると思います。
キーはこちらもEbです。
Chet Baker
ナットと比べるとゆっくりなバラードです。メロディも結構変えています。1コーラス歌い切りです。
キーはFです。
Tim Lerch
ギターを弾きながらの弾き語りです。テンポは歩く速さWalking Tempo Balladです。メロディはかなりオリジナルに近く、参考になると思います。キーはEです。
Judy Garland (1943) w Verse
こんなに古い1940年代のエンタメのレベルの高さに恐れ入ります。ヴォーカルのJudyがピアノの弾き語りでVerseを歌います。そして多くの男性たちが大合唱になります。
その後のタップダンスも素敵ですし豪華です。
キーはDbです。
Michael Feinstein w Verse
グラミー賞に5回もノミネートされているミュージカル劇場系のシンガーでピアノも弾きます。この音源は彼の得意なガーシュインの曲を集めて80年代にリリースされた”Pure Gershwin”の中の曲です。
Verseからかなりオリジナルなメロディに忠実に歌っています。
キーは楽譜と同じ、Gです。
Lisa Lovbrand w verse
こちらもヴァースから歌っています。スカンジネビアのシンガーな様です。可愛く甘えたような声の表現です。キーはCです。
Barry Harris (No Vocal)
Summer Campでも取り上げていた、私の師であるバリーさんのピアノトリオ演奏です。楽譜はGで書かれてますが、楽器で演奏するバージョンのキーはFが多い様です。
(これもFです)
Barry Harris (Vocal )
1:01の辺りからイントロが始まり、バリーさんが “1,2,3,”と4拍子のうえに6/8拍子を感じながら“Embraceable you” を歌います。そして引き続きすぐ、彼がコントラファクト(この曲と同じコード進行で作られた曲)の “EmBarryHarris'ableyou”を歌います。(3:13から) エンディングでハモれる様にパートを指導して合唱で終わります。
こちらもキーはFです。
Charlie Parker (No Vocal)
このバージョンはとても有名でこのイントロはピアニストのDuke Jordanによるものですが、Barryさんのバージョン(演奏の方)もこのイントロを使ってます。パーカーはいきなりソロみたいなメロディで、曲のメロディははじめに方は全然聞こえてきません。パーカーの後に入って来るトランペットはマイルス・ディビスです。こちらもキーはF。
どの音源も聞き応えのある、そして何度も聞きたくなる音源です。
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