交換愛
『交換愛』
カズヤ:アンチヒーローが、好きな、映画監督志望の、高校生。映画は、オカルトや、ゴシックが、中心なのが好み。
アサヒ:カズヤの妹。声優志望の、女子高生。デスゲーム系の、アニメが好み。アキヒロに、恋心を、抱いている。
ミヨ:カズヤとアサヒの、母親。
アキヒロ:ヒーローが、好きな、剣道選手の高校生。カズヤの、幼馴染。カズヤが、ヒーローを、好きに、ならないことは不満材料。
カスミ:アキヒロの妹。ヒーローが、好きな、女子高生。カズヤに、恋心を、抱いている。世の中の、男に不満で、将来は、AV女優で、いいやと、たかを括っている。
【シーン1】~過去のシーン~
ここは、とある海の浜辺。ここで、まだ、保育園児の、カズヤとアサヒは、二人共、水着姿で、沈んでる夕日を、眺めていた・・・・。
アサヒ「・・・・キレぇ~イ・・・・♪」
カズヤ「・・・・キレイだね♪・・・アサヒ♪・・・・」
アサヒ「・・・・うん・・・・♪」
この後、しばらく、カズヤとアサヒは、夕日を、眺めている・・・・。
カズヤ「・・・・アサヒ・・・・」
アサヒ「!んっ!?何?お兄ちゃん♪」
カズヤ「・・・・うん・・・あんな・・・アサヒのことは・・・お兄ちゃんが・・・お兄ちゃんが、守るからな♪・・・・」
これを聞いて、アサヒは、嬉しそうに、無邪気に笑う・・・・。
アサヒ「うん♪約束だよ!♪お兄ちゃん♪♪」
カズヤ「ああっ♪もちろんさ♪♪」
アサヒ「指切りしよ♪」
カズヤ「・・・・ああっ♪・・・・」
この後、カズヤとアサヒは、互いの、利き手の小指を、繋いだ・・・・。
アサヒ「ゆぅ~びきぃ~りげん♪まん♪うぅ~そつぅ~いたら♪はぁ~りせんぼん♪のぉ~~ます♪ゆぅ~びきった♪♪」
こうして、幼いカズヤと、アサヒは、指切りをした・・・・。この後、アサヒは、満面の笑みを、浮かべる・・・・。
アサヒ「お兄ちゃん♪大好き♪♪」
こう言いながら、アサヒは、カズヤに、抱き付いた・・・・。
カズヤ「かわいいなぁ~♪♪アサヒはぁ~♪」
こうして、カズヤとアサヒは、互いに、無邪気に、微笑み合った・・・・。
【シーン2】~現在のシーン~
ここは、カズヤとアサヒの、家の玄関。ここで、制服姿の、カズヤとアサヒは、靴を、履いている所であった・・・・。
カズヤ「行ってきまぁ~す♪」
アサヒ「・・・・行ってきます・・・・」
ミヨ「行ってらっしゃぁ~い♪」
こうして、カズヤとアサヒは、家から出た・・・・。
【シーン3】
ここは、とある高校への、通学路。大勢の、高校生達が、登校する中、カズヤとアサヒも、並んで、歩いて、登校していた・・・・。
男子高生①「よっ!カズヤ!アサヒ!」
カズヤ「・・・・ああっ、おはよう・・・・」
男子高生②「今日も!仲良いな!♪」
カズヤ「・・・・まあっ・・・・」
男子高生③「ヒューヒュー!!♪」
こうして、この3人の男子高生達は、自転車で、走り去って行った・・・・。
アキヒロ「・・・・おはよう・・・カズヤに、アサヒちゃん・・・・」
カズヤ「!ああっ、おはよう」
カスミ「うん♪おはよう♪♪」
アサヒ「・・・・おはよう・・・ございます・・・・」
アキヒロ「いやぁ~♪今日も♪いい天気だねぇ~♪アサヒちゃん♪♪」
アサヒ「・・・・はっはあ・・・・」
カスミ「ねえねえ♪♪今日は♪アニソンバー行こ♪」
アキヒロ「おっ!いいねぇ~♪どう♪?アサヒちゃん♪」
アサヒ「・・・・えっ?・・・ああっ!いいですねぇ~!♪・・・・」
カスミ「カズヤさん♪♪」
カズヤ「・・・・えっ?・・・ああっ・・・まあ~・・・いいんじゃないかな?・・・うん・・・・」
カスミ「だよねぇ~♪♪よしっ!♪決まりぃ~!!♪」
こうして、カズヤ、アサヒ、アキヒロ、カスミの4人は、楽しく、和気藹々とした、雰囲気での会話をしていた・・・・。
ナレーション(アサヒの声で)「私の名は、アサヒ。っで、私達4人は、オタク4人組の仲間達。話は当然、『オタ話』」
【シーン4】~この日の放課後、・・・・~
ここは、とあるアニソンバー。ここには、そこそこ、お客が、入っていた。ここに、学校帰りの、カズヤ、アサヒ、アキヒロ、カスミの4人が、入って来る・・・・。
店主「!おっ!♪今日も来たね♪仲良し4人組♪♪」
カスミ「いやぁ~♪」
この後、カズヤ、アサヒ、アキヒロ、カスミの4人は、テーブル席に座る・・・・。
カスミ「じゃっ♪早速!♪歌わせて貰いまぁ~す♪♪」
店主「おうっ!♪」
この後、カスミが、早速、カラオケの曲を、予約しようと、デンモクをいじる・・・・。
カスミ「・・・・どの曲にしようかなぁ~♪・・・よしっ!この曲!♪・・・・」
こうして、カスミは、歌う曲を、予約した・・・・。
カスミ「・・・・よぉ~し・・・・」
この後、曲が、始まり、カスミは、歌い始めた・・・・。
ナレーション(アサヒの声で)「こうして、いつもの日常が、続く。カスミちゃんと、アキヒロ君は、ヒーロー物の、アニメが好きで、カズヤ兄ちゃんは、アンチヒーロー物が好き。私は、デスゲーム系が好き。共通点は、アニオタ。私達は、とても仲が良かった。そんな私。実は、アキヒロ君に、恋心を、抱いてて、どうやら、カスミちゃんも、お兄ちゃんが、好きみたい・・・・」
【シーン5】
ここは、とある高校の、昼休み中の屋上。ここに、カズヤ、アサヒ、アキヒロ、カスミの4人はいた・・・・。
アキヒロ「・・・・なんか・・・最近の、アニメや映画・・・つまんねえな・・・・」
カズヤ「?そうか??」
アキヒロ「・・・・うん・・・いやっ何って言うか・・・大人向けに、拘り過ぎ?・・・うん・・・なんか・・・な・・・・」
カスミ「ヒーローって感じがしない!!」
アキヒロ「やろっ!!?」
カスミ「うん!!」
カズヤ「・・・・ああっ・・・そう言われてみれば、そうかも・・・・」
アキヒロ「やろっ!!!?」
カズヤ「・・・・まあな・・・・」
アサヒ「・・・・あたし・・・今のアニメも、好きだけどな・・・・」
カズヤ「・・・・俺は、今の方が、いいかも・・・・」
アキヒロ「・・・・ああっ・・・そっちかぁ~・・・・」
カズヤ「・・・・俺はね♪・・・・」
カスミ「・・・・カズヤも、素直に、ヒーロー物、好きになれば、いいのに・・・・」
カズヤ「・・・・そう言われてもなぁ~・・・・」
アサヒ「・・・・お兄ちゃんは、困ると思う・・・・」
カズヤ「・・・・まあなぁ~・・・・」
カスミ「・・・・分かるけどさ・・・・」
アキヒロ「・・・・昔、そのことで、よくケンカをしたよなぁ~♪カズヤと♪・・・・」
カズヤ「・・・・そうだな・・・・」
カスミ「・・・・お兄ちゃんの気持ちも、分かる・・・・」
カズヤ「・・・・お前達は!2人して!♪ヒーロー好きだもんなぁ~♪」
アキヒロ「まあね♪♪」
カスミ「・・・・卑怯者、嫌い・・・・」
アキヒロ「そうやね♪♪」
カズヤ「・・・・まあ・・・確かに・・・王道の、ヒーロー物って感じはしない・・・・」
アキヒロ「やろう~♪?」
カズヤ「うん」
アサヒ「・・・・それは、分かる・・・・」
アキヒロ「昔が!懐かしい!♪」
カスミ「ねっ!♪」
カズヤ「・・・・懐かしいことは、懐かしいかな・・・・?」
アサヒ「・・・・それはある・・・・」
アキヒロ「ホントホント♪♪」
こうして、カズヤ、アサヒ、アキヒロ、カスミの4人は、快晴の空を、見上げていた・・・・。
【シーン6】~この日の放課後、・・・・~
ここは、放課後の、体育館。ここで、アキヒロは、部活で、剣道の練習に、励んでいた・・・・。
【シーン7】
ここは、とある高校の、とある女子トイレ。ここで、アサヒとカスミは、会話していた・・・・。
カスミ「・・・・っで?話って??・・・・」
アサヒ「・・・・うん・・・・」
この後、アサヒは、一息つく・・・・。
アサヒ「・・・・あのさぁ~・・・・」
カスミ「!んっ!?」
アサヒ「・・・・うん・・・・」
この後、少し、間があく・・・・。
アサヒ「・・・・アキヒロ君って、どんな娘が、タイプなんだろ?・・・・」
これを聞いて、カスミは、納得したような、表情になる・・・・。
カスミ「・・・・やっぱり・・・お兄ちゃんが、好きなんだ・・・・」
アサヒ「!!分かる!?」
カスミ「・・・・何となくは・・・・」
この後、アサヒは、深く、ため息をつく・・・・。
アサヒ「・・・・なんだ・・・バレバレか・・・・」
カスミ「・・・・あたしも、実は、カズヤさん、好きだし・・・・」
アサヒ「・・・・それは、気付いてた・・・・」
カスミ「!!嘘ぉ~!!?」
アサヒ「・・・・ホント・・・・」
この後、カスミも、深く、ため息をつく・・・・。
カスミ「・・・・お互い様かぁ~・・・・」
アサヒ「・・・・だねぇ~・・・・」
カスミ「・・・・うん・・・・」
この後、しばらくして、アサヒとカスミは、互いに互いのことを、ケラケラと、笑い始めた・・・・。
アサヒ「・・・・なんか・・・お兄ちゃんと、アキヒロ君って、意外に似てるよね・・・・♪」
カスミ「それっ!!ずっと!思ってた!」
アサヒ「・・・・だよね♪・・・アニメ好きで、オタクであることは、もちろん、弱い者いじめが、嫌いだし、妹思いだし、ケンカ強いし、・・・・」
カスミ「正義感強いよね♪?二人共♪」
アサヒ「それっ!♪」
この後も、アサヒとカスミは、再び、ケラケラと、笑い始めた・・・・。
カスミ「違うのは♪趣味だけ♪♪」
アサヒ「ねえ~♪」
この後、アサヒとカスミは、満面の笑みを、浮かべていた・・・・。
【シーン8】
ここは、とある高校の、通学路。ここを通って、カズヤ、アサヒ、アキヒロ、カスミの4人は、笑い合いながら、下校していた・・・・。
カズヤ「?んっ??」
アキヒロ「!どうした!?カズヤ」
カズヤ「・・・・あっいやっ・・・何か・・・・」
アキヒロ「!んっ??」
カズヤ「・・・・何か・・・変だぞ。アサヒに、カスミちゃん・・・・」
こう言われ、アサヒとカスミは、顔を、真っ赤にし、焦った様子を、見せる・・・・。
アサヒ「そっ!そうかなぁ~!!」
カスミ「そっ!そんなことないよねぇ~!?」
アサヒ「そっ!そうよねぇ~!?」
カスミ「そうよそうよ!!そんなことない!!うん!!そんなことない!!」
こんなことを、言いながら、アサヒとカスミは、ギコちなかった・・・・。
アキヒロ「気のせいじゃね♪?」
このアサヒとカスミの様子を見て、カズヤは、呆然としていた・・・・。
カズヤ「・・・・絶対、変だ・・・・」
アサヒ「もう!そんな事ないって!!」
カスミ「そうよそうよ!!」
こう言っている、アサヒとカスミは、やはり、ギコちなかった・・・・。
カズヤ「・・・・まあ・・・いいけど・・・・」
これを聞いて、アサヒとカスミは、ホッ!とする・・・・。
アキヒロ「そんなことより♪今日も♪アニソンバー行こっか♪♪」
アサヒとカスミ「賛成!!♪」
アサヒとカスミは、誤魔化すように、こう返事した・・・・。この様子にも、カズヤは、呆然としていた・・・・。
カズヤ(・・・・まっ、いっか・・・・)
カズヤは、腑に落ちないながらも、この時は、何も、気にしないようにした・・・・。
【シーン9】~同じ日、・・・・~
ここは、とあるアニソンバー。ここで、カズヤ、アサヒ、アキヒロ、カスミの4人は、いつも通り、盛り上がって、楽しんでいた・・・・。
【シーン10】
ここは、とある高校の、放課後の屋上。ここで、アサヒ、カスミは、会話していた・・・・。
カスミ「・・・・それにしても、まさか、互いに、互いの兄を、好きになると、思わなかったなぁ~・・・・」
これを聞いて、アサヒは、クスクスと、笑っている・・・・。
アサヒ「私も♪♪」
この後、アサヒとカスミは、互いに互いの顔を、見つめた後、互いに、ケラケラと、笑い始めた・・・・。
カスミ「・・・・それにしても、ウチの、兄ちゃんの好みねぇ~・・・・」
アサヒ「うんうん♪」
カスミ「・・・・う~ん・・・マジマジと、そんな話したことないからなぁ~・・・・」
アサヒ「・・・・ウチも・・・・」
この後、アサヒとカスミは、互いに互いの顔を、しばらく、見つめた後、深く、ため息をついた・・・・。
カスミ「・・・・なんか・・・こんなとこまで、同じなんて・・・・」
アサヒ「・・・・ねっ♪・・・・」
カスミ「・・・・うん・・・・」
この後も、アサヒとカスミは、深く、ため息をついた・・・・。
カスミ「・・・・とにかく、聞いてみないとね・・・・」
アサヒ「・・・・うん・・・・」
この後、アサヒとカスミは、軽く、一息ついた・・・・。
【シーン11】
ここは、カズヤとアサヒの、自宅の、カズヤの部屋。ここに、ノートパソコンで、脚本を書いてるカズヤと、ベッドの上に、座っているアサヒがいた・・・・。
カズヤ「?女の好み??」
アサヒ「・・・・うん・・・・」
この後、カズヤは、考え込む・・・・。
カズヤ「・・・・まあ、何って言うかぁ~・・・・」
アサヒ「・・・・うん・・・・」
この後、しばらく、間があく・・・・。
カズヤ「・・・・まあ・・・それはぁ~・・・・」
アサヒ「・・・・うんうん・・・・」
この後、カズヤは、恥ずかしそうな顔をする・・・・。
カズヤ「・・・・アサヒ・・・みたいな女性・・・かな?・・・理想は・・・・」
あまりに、予想外な返事に、アサヒは、少し、呆然とした後、何だか、恥ずかしそうにする・・・・。
アサヒ「・・・・いやっ♪・・・それは♪・・・なんか、照れるなぁ~♪♪・・・・」
この後、アサヒは、誤魔化すような、笑みを浮かべる・・・・。
カズヤ「・・・・まあ・・・そうなるわな♪・・・・」
この後も、アサヒは、恥ずかしそうに照れる・・・・。
アサヒ「・・・・まあ・・・・」
この後、カズヤとアサヒは、互いに、恥ずかしそうに、顔を赤くし、何となく、互いに、視線を、逸らした・・・・。
【シーン12】
ここは、アキヒロとカスミの自宅の、アキヒロの部屋。ここで、アキヒロは、ベッドに、横になりながら、漫画を、読んでいて、カスミは、椅子に、座っていた・・・・。
アキヒロ「?どんな、女の子が、好きかぁ~??」
カスミ「・・・・うん・・・・」
この後、アキヒロは、しばらく、考え込む・・・・。
アキヒロ「・・・・そうやねぇ~♪・・・・」
カスミ「うんうん♪」
この後も、アキヒロは、漫画を読みながらも、しばらく、考え込む・・・・。
アキヒロ「カスミみたいな!♪女性かな♪♪」
カスミは、どストレートに、こう言われ、すっかり、照れてしまう・・・・。
カスミ「そこまで♪♪ストレートに♪言われると♪照れるなぁ~♪」
アキヒロ「照れんな照れんな♪お前ほど!♪かわいい女♪いないから♪」
カスミ「・・・・いやぁ~♪・・・・」
この後、カスミは、すっかり、顔を、赤くしてしまう・・・・。
カスミ「・・・・嬉しいんだけどね♪♪・・・うん♪・・・・」
アキヒロ「だろっ♪?」
カスミ「・・・・まあ♪・・・・」
カスミは、やはり、恥ずかしそうにしていた・・・・。
【シーン13】~次の日、・・・・~
ここは、とある高校の、放課後の屋上。ここで、アサヒ、カスミは、会話していた・・・・。
カスミ「・・・・そっちもか・・・・」
アサヒ「・・・・うん・・・・」
この後、アサヒとカスミは、互いに、見つめ合うと、しばらくして、互いに、顔を、赤くした・・・・。
カスミ「・・・・また・・・互いの兄の、似てる所を、見つけたね・・・・♪」
アサヒ「・・・・だね・・・・♪」
カスミ「・・・・うん・・・・♪」
この後、カスミは、呆れたように、一息ついた・・・・。
カスミ「それにしても!どっちの兄も!シスコンかぁ~い!!」
これを聞いて、アサヒは、クスクスと笑ってしまう・・・・。
アサヒ「ホントホント♪」
カスミ「ねえっ!♪?」
この後、しばらく、アサヒとカスミが、見つめ合った後、互いに、ケラケラと、笑い合っていた・・・・。
カスミ「・・・・私達・・・もっと、互いのこと、知っていこう・・・・」
アサヒ「互いの兄を、落とすためにもね♪」
カスミ「それっ!!♪」
この後、アサヒとカスミは、互いが互いに、微笑んでいた・・・・。
【シーン14】~とある日、・・・・~
ここは、とあるアニソンバー。ここで、カズヤとアキヒロは、アニソン歌ったりしながら、会話していた・・・・。
カズヤ「・・・・何か・・・変だよな・・・・?」
アキヒロ「・・・・うん・・・・」
この後、カズヤとアキヒロは、しばらく、深く、考え込む・・・・。
カズヤ「・・・・何で、最近、ここ来ないんだろ?二人して、・・・・」
アキヒロ「あの二人!できてたりして!♪」
カズヤ「妹達が!同性愛者だって!?まっさかぁ~!♪」
アキヒロ「冗談だよ!!♪」
カズヤ「だよな!♪?」
アキヒロ「ああっ!♪」
この後、カズヤとアキヒロは、ケラケラと笑い合う・・・・。
カズヤ「・・・・それにしたって、最近、二人で、行動してるよな・・・・?」
アキヒロ「まあなぁ~♪」
カズヤ「・・・・うん・・・・」
この後も、カズヤとアキヒロは、深く、考え込んでいた・・・・・
【シーン15】~同日、同時刻、・・・・~
ここは、とあるネットカフェ。ここで、アサヒとカスミは、パソコンで、漫画やアニメや映画の、情報を、検索していた・・・・。
アサヒ「・・・・この作品なんか、どう♪?・・・・」
カスミ「・・・・う~ん・・・好みでは無いかな?・・・・」
アサヒ「・・・・でも、不器用で、正義感強いんだぁ~♪・・・・」
カスミ「・・・・そこは、ヒーロー物にも、通じてるかぁ~・・・・」
アサヒ「!ほらっ!♪やっぱり♪私達も♪似てるぅ~♪♪」
カスミ「思ったぁ~♪♪」
アサヒ「ねえ~♪♪」
この後、アサヒとカスミは、無邪気に、笑い合っていた・・・・。
アサヒ「・・・・私達も♪趣味が♪違うだけだね♪・・・・」
カスミ「確かにぃ~♪♪」
この後、アサヒとカスミは、無邪気な笑顔で、見つめ合った・・・・。
アサヒ「・・・・ヤバぁ~い♪・・・・」
カスミ「ヤバいね!!♪」
アサヒ「う~ん♪♪」
この後、アサヒとカスミは、笑顔で、見つめ合った後、ケラケラと、笑い合った・・・・。
アサヒ「・・・・お兄ちゃん達も、趣味が、違うだけ♪私達も、趣味が、違うだけ♪・・・・」
カスミ「ここまで!♪一緒とはねぇ~♪♪」
アサヒ「ホントホント♪♪」
この後も、アサヒとカスミは、しばらく、ケラケラと、笑い合った後、互いに、顔を、赤くした状態で、見つめ合い、そのまま、口付けを、交わした・・・・。
アサヒ「・・・・こんなとこまで、一緒♪・・・・」
カスミ「・・・・ホントだね♪・・・・」
この後、アサヒとカスミは、互いが互いに、愛おしそうに、見つめ合っていた・・・・。
【シーン16】
ここは、とある公衆女子トイレ。ここで、アサヒとカスミは、口付けを、交わしながら、レズプレイセックスを、していた・・・・。
【シーン17】~セックス後、・・・・~
ここは、とある公衆女子トイレ。ここで、レズプレイセックスを終えた、アサヒとカスミは、服を、着ている所であった・・・・。
アサヒ「・・・・あたし・・・もっと・・・ヒーロー物・・・見てこうかな・・・・?」
カスミ「!!うん!♪見て欲しい!♪♪」
この後、アサヒは、カスミの方を見て、しばらくして、ニッコリ微笑む・・・・。
アサヒ「そうしよ♪♪」
この後、カスミは、何だか、恥ずかしくなって、アサヒから、視線を外す・・・・。
カスミ「・・・・あっあたしも・・・いっ今のアニメ・・・デスゲーム物とか・・・見てこ・・・・」
この後も、アサヒは、ニッコリ微笑む・・・・。
アサヒ「それがいい♪♪」
この後、アサヒとカスミは、互いが互いに、見つめ合い、互いに、ニッコリと、微笑み合う・・・・。
アサヒ「・・・・やっぱ♪♪・・・私達♪・・・似た者同士だね♪・・・・」
この後、カスミは、一息つく・・・・。
カスミ「だね♪♪」
この辺りで、アサヒとカスミは、互いに服を、着終えた・・・・。
カスミ「・・・・行こっか♪?・・・・」
アサヒ「・・・・うん♪♪・・・・」
この後、アサヒとカスミは、二人で、この公衆女子トイレを出た・・・・。
【シーン18】~数日後、・・・・~
ここは、とある高校の、昼休みの、体育館裏。ここで、カズヤとアキヒロは、二人で、話していた・・・・。
アキヒロ「・・・・何かな・・・・」
カズヤ「・・・・うん・・・・」
アキヒロ「・・・・カスミの奴・・・デスゲーム物のアニメ、見始めてな・・・・」
カズヤ「・・・・そっちもか・・・・」
アキヒロ「!?そっちも!??」
カズヤ「・・・・うん・・・アサヒの奴も、昔の、ヒーロー物のアニメを、見始めてな・・・・」
アキヒロ「!!嘘ぉ~!!?」
カズヤ「・・・・ホントホント・・・・」
これを聞いて、アキヒロは、呆然とする・・・・。
アキヒロ「・・・・やっぱり・・・あの二人・・・デキてるのかな・・・・??」
カズヤ「・・・・かもな・・・・」
この後、しばらく、間があく・・・・。
アキヒロ「・・・・ヤバいな・・・・」
カズヤ「・・・・うん・・・・」
この後、カズヤもアキヒロも、しばらく、呆然としていた・・・・。
【シーン19】~同じ日の、昼休みの、・・・・~
ここは、とある高校の屋上。ここで、アサヒとカスミは、二人で、会話していた・・・・。
アサヒ「・・・・何か・・・ヒーロー物って、バカにできんね・・・最近、ホントに、ハマってる・・・・」
カスミ「やろ♪♪?」
アサヒ「・・・・うん・・・・」
カスミ「デスゲーム物もね♪♪」
アサヒ「・・・・だよね・・・・?」
カスミ「うん♪♪」
この後、アサヒとカスミは、互いに、見つめ合い、無邪気に、微笑み合う・・・・。
アサヒ「・・・・今なら、互いの兄ちゃん、落とせるかもね♪・・・・」
カスミ「確かに♪♪」
この後、アサヒとカスミは、ニッコリとする・・・・。
カスミ「健闘祈る!♪」
アサヒ「そっちもね♪♪」
この後、アサヒとカスミは、しばらく、見つめ合った後、口付けを、交わした・・・・。
【シーン20】~とある日の、昼休み、・・・・~
ここは、とある高校の屋上。ここで、アサヒは、一人で、下のグランドを、見つめていた。しばらくして、ここに、アキヒロが、現れる・・・・。
アキヒロ「・・・・やあっ!♪アサヒちゃん♪・・・・」
こう言われ、アサヒは、ドキドキしながら、アキヒロの方に、振り向く・・・・。
アサヒ「・・・・あっアキヒロ君・・・・」
アキヒロ「・・・・やっやあ・・・ども・・・・」
こう言っている、アキヒロの様子は、とても、ギコちなかった・・・・。
アキヒロ「・・・・そっそれで・・・話って・・・・?」
こう言われ、アサヒは、更に、緊張してしまう・・・・。
アサヒ「・・・・うっうん・・・・」
この後、しばらく、間があく・・・・。
アサヒ「・・・・じっ実は、あたし・・・・」
アキヒロ「・・・・うっうん・・・・」
この後も、しばらく、間があく・・・・。
アサヒ「・・・・実は・・・実は!!あたし!・・・アキヒロ君のことが・・・・」
これを聞いて、アキヒロは、怪訝な顔をする・・・・。
アキヒロ「?・・・・へっ・・・・??」
この後も、しばらく、間があき、アサヒは、決心する・・・・。
アサヒ「・・・・アキヒロ君のことが!・・・好きなの!!・・・・」
アサヒの、あまりの、予想外な発言に、アキヒロは、驚きを、隠せなかった・・・・。
アキヒロ「・・・・へっ・・・・??」
この後、しばらく、間があく・・・・。
アキヒロ「・・・・今、何って・・・・?」
これを聞いて、アサヒは、恥ずかしそうな顔をする・・・・。
アサヒ「・・・・アキヒロ君が、・・・好きなの・・・・」
アサヒの、あまりの、予想外な発言に、アキヒロは、しばらく、呆然としてしまう・・・・。
アサヒ「・・・・返事を・・・お聞かせ、願いますか・・・・?」
こう言われ、アキヒロは、恥ずかしそうに、アサヒから、視線を外す・・・・。
アキヒロ「・・・・俺・・・剣道は、やってるけど・・・ただの、ヒーローオタクだよ・・・・」
アサヒ「・・・・構いません・・・私も・・・最近・・・ヒーロー物・・・ハマってます・・・・」
これを聞いて、アキヒロは、ハッ!としてしまう・・・・。
アキヒロ「じゃあ!!アサヒちゃんが!!!ヒーロー物!見始めたのって!・・・・」
これを聞いて、アサヒは、恥ずかしそうに、アキヒロから、視線を外す・・・・。
アサヒ「・・・・はい・・・・」
これを聞いて、アキヒロは、驚きを、隠せなかった・・・・。
アサヒ「・・・・お返事を・・・・」
これを聞いて、アキヒロは、ハッ!と我に返る・・・・。
アキヒロ「OKに!決まってるじゃないか!!君みたいな!かわいい子!」
これを聞いて、アサヒは、無邪気な、満面の笑みを、浮かべた・・・・。
アサヒ「・・・・じゃあ♪♪・・・・」
アキヒロ「・・・・うん♪・・・付き合おう♪♪・・・僕なんかで♪良ければ♪・・・・」
この後、アサヒは、満面の笑みを、強めた・・・・。
アサヒ「・・・・はい♪♪・・・・」
この後、アサヒの元に、アキヒロは、歩いて、近寄り、距離が、ゼロになったことで、アキヒロとアサヒは、しばらく、見つめ合い。そのまま、口付けを、交わした・・・・。
【シーン21】~同じ日の、昼休み、・・・・~
ここは、とある高校の、体育館裏。カスミは、一人で、待っていた・・・・。しばらくして、ここに、カズヤが、現れる・・・・。
カズヤ「・・・・カスミちゃん・・・・」
こう言われ、カスミは、カズヤの方に、振り向く・・・・。
カスミ「・・・・はっ・・・は~い・・・カズヤさん・・・・」
こう言いながら、カスミの様子は、緊張で、ギコちなかった・・・・。この後、カズヤは、咳払いをする・・・・。
カズヤ「・・・・そっそれで・・・話って・・・・??」
カスミ「・・・・まっまあ・・・じっ実はね・・・・」
この後、カスミは、恥ずかしさのあまり、口籠もってしまう・・・・。しばらく、間があく・・・・。
カスミ「・・・・じっ実は・・・・」
この後も、しばらく、間があき、カズヤは、怪訝な顔をする・・・・。
カズヤ「・・・・うっうん・・・・」
この後も、しばらく、間があく・・・・。そして、カスミは、意を決する・・・・。
カスミ「実は!!カズヤさんが好き!」
これを聞いて、カズヤは、自らの、耳を疑う・・・・。
カズヤ「・・・・えっ!?・・・・」
この後、しばらく、間があく・・・・。
カズヤ「・・・・今、・・・何って・・・・?」
この後、カスミは、緊張を、ほぐす為、一息つく・・・・。
カスミ「・・・・私・・・カズヤさんが、・・・すっ好きです・・・・」
この後、少し、間があく・・・・。
カズヤ「・・・・カスミちゃん・・・・」
この後も、カスミは、一息つく・・・・。
カスミ「だから!付き合って下さい!!」
このセリフも、カズヤは、耳を疑う・・・・。
カスミ「カズヤさん!!」
この後、カズヤは、しばらく、呆然とした後、一息つく・・・・。
カズヤ「・・・・はい・・・・」
これを聞いて、カスミは、耳を疑う・・・・。
カスミ「・・・・えっ!?・・・・」
この後、カズヤは、一息ついた・・・・。
カズヤ「・・・・返事は、もちろん、OKだよ・・・・」
これを聞いて、カスミは、満面の笑みを、浮かべる・・・・。
カズヤ「・・・・付き合お♪♪・・・俺なんかで、良ければ♪・・・・」
これを聞いて、カスミは、カズヤに駆け寄る・・・・。
カズヤ「・・・・好きだよ・・・カスミちゃん・・・・」
カスミ「・・・・カズヤさん♪・・・・」
この後、しばらく、カズヤとカスミは、見つめ合い、その後、濃厚な、口付けを、交わした・・・・。