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なべとも
2021年3月7日 14:22
架空の犬と嘘をつく猫 著者:寺地はるなさんまたまた、寺地さんの本のご紹介です!私はこの著者は素敵だと思うと、次々と同じ著者の作品を読む傾向がありますが今回も寺地さんの本を手に取りました。ひと言で表すと、さすが寺地さん😊と心が満たされました。寺地さんの小説に出てくる人物は、様々なタイプがいますがそれぞれの心情や背景がわかりやすく描かれていて、「この人はどうして・・・」というような
2021年8月22日 16:44
声の在りか 著者:寺地はるなさん私たちは人とのかかわりの中で悪く思われないように、波風を立てないようにと、その場をやり過ごすことがある。知らず知らずのうちに身につけてきた処世術かもしれないが、いつの間にか本当の声を失ってしまうことにならないだろうか。主人公の希和は、SNSでの保護者同士の関係、学校での携帯電話の盗難事件がある中で自分が声を上げることをためらい、逡巡する。それでもなお、自分
2021年2月14日 15:37
わたしの良い子 寺地はるな寺地はるなさんの小説を読むのは3冊目です。「今日のハチミツ、あしたの私」「リアルプリンセス」そして本作です。いずれの作品も気持ちがスカッとするセリフと希望を感じさせる内容で心が洗われます♪今回の主人公の椿は事情があって妹の鈴菜の子、朔(さく)を自分のアパートで育てています。小学校に入学した朔はおっとりしていて勉強が少し遅れ気味で塾に通うことになります