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『ある車掌』マリンバで弾いてみた

こんにちは、ナベタです_(:3 」∠)_

2月は一瞬でしたね。
あれやらなきゃ、これやらなきゃが結構立て込んだので日にちを意識して過ごすことが多かったのですが、ダラダラ日々を過ごすよりも余計に早く感じました。
やっぱり短いですよね、2月は。こんなに短かったんだな…。

さて、一か月ぶりにYouTubeに演奏動画を投稿しました!
今回はこちらを演奏させていただきました。

星野源さんのアルバムStrangerに収録されている『ある車掌』です!

通勤でよく電車に乗るのですが、近頃は電車に乗ると高確率でこの曲が頭の中で流れだすので「えーい!マリンバでやったる!」と思い、編曲することにしました。

編曲をする前に歌詞をよくよく見ていると、宮沢賢治さんの『銀河鉄道の夜』が頭を過りました。
知らなかったのですが、この曲は『おじゃる丸 スペシャル 銀河がマロを呼んでいる~ふたりのねがい星~』のエンディングテーマだったそうです。そして、このお話の題材が『銀河鉄道の夜』とのこと。
「空を走る 夜を翔る 鉄道はここにあるよ」というフレーズが一番『銀河鉄道の夜』を思わせますが、これだけで「あ!」と思わせる歌詞の力と、『銀河鉄道の夜』のインパクトの強さにはとても感動しました。

星野さんの曲を演奏させていただく度に書いている気がするのですが、やはりこの頃の星野さんの曲はどれも等身大に感じてしまします。この頃から既に確立されていた独特なコード進行や哲学的な歌詞も、何故かどうしても「どこかに向かう途中」という感じがして、大変おこがましいですが人間としてとても共感してしまうんですよね。人間の温もりを感じるというのでしょうか。今が冷たい感じがするということでは全くなく、例えばこの曲も、『銀河鉄道の夜』の車掌に思いを馳せ、そこに自身を重ねているような歌詞は一見ロマンチックなのに、そんなことを考えているどこかの街にいる誰かの凄くリアルな日常の一端も同時に想像出来てしまう。近年の星野さんの曲からは風景や、不特定多数の人を想像出来ることが多いなと感じますが、『Stranger』に入っている曲などの初期のものからは、ただ一人の日常が思い浮かぶことの方が多いです。そこに自分を投影しやすいんですかね?
…語彙力不足がこんなにも悔しいのは久しぶりです。少しでも伝わりますように…。

ちなみに「おじゃる丸 スペシャル」が放映されたは2012年3月20日らしいので、ちょうど10年前!つまりこの曲も10年前の曲なのですね。セピアが似合うなと思いますが、曲に古臭さは微塵も感じないのが本当に凄いです。

今回も使用したマレットはYAMAHAから販売されている安倍圭子シグネチャーマレット(低音MKA-08、真ん中MKA-07、高音MKA-06)です。
硬さは違いますが前回に引き続き使ってみました。音に芯が出るので録音向きではあると思いますが、今回は芯が出過ぎてしまったなと反省しています…。録音はいつまで経っても慣れないです。次に活かします!

どうでも良いですが、今回はマイクの位置を少し高音寄りにしたせいでカメラの位置が変わり、いつも見えない部分が見えてしまっていて恥ずかしいやら心苦しいやらです。どうにか映らないようにと頑張りましたが、ゴミ箱の上にマイクを置いているという惨状を隠し切れませんでした…。半ば隠すために描いたイラストも何の効果も発揮しておらず。これも次に活かします…。

ということで、動画紹介(?)でした!
3月ですが、まだまだ寒いですね。体調に気を付けて過ごしましょう!

良ければ他の動画も観てやっていただけると嬉しいです\(^o^)/


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