ポストカード『りんご』について
こんにちは、ナベタハルです。
よく友人から「ナベタの絵は独特だから受け付ける人と受け付けない人がいるかもね…まあ、好みは人それぞれだから…」と、ディスられてるのか励まされてるのか、微妙な気持ちになることを言われます。微妙な気持ちになりつつも「そうだよなあ」と納得もしています。
なので、このサムネを何かの拍子に見てしまい「うっっ!!」と思わせてしまっていたらすみません。
今回紹介するポストカード作品『りんご(作品No.8)』は、何を描くかを考える前に、前回紹介した『傾くリュック』で私のイラスト特有の顔を描けなかった反動もあり、全力で顔を描きたいと思いました。
(前回の紹介記事はこちら↓からお読みいただけます∵)
顔を全力で描きたいと思った瞬間に思い出したことがありました。
中学時代の修学旅行のことです。その時は函館と青森に行ったのですが、その中で「青森の民芸品を作ろう」という体験学習があり、私はりんご土鈴の絵付け体験をしました。
絵の具が大の苦手な私でも、りんごの地の色を塗るのだけは何故か上手くいき、凄く楽しく制作できたことを覚えています。
その実物の写真があります。
ぴやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
知能レベルが成長していません!!!!恥ずかしい!!
失礼致しました。
一応、顔が正面になります。写真ではあまり見ませんが、顔の両サイドに「青森」と書いてあり、後ろには「成績UP↑」。
楽しい修学旅行の最中でも成績のことが頭から離れないほど困窮した脳ミソだったのでしょう。作品一つからですら滲み出るアホさ加減が笑えません。
という具合いに今となっては羞恥心故にこんなことばかり言ってますが、こんな駄作でも楽しい思い出には変わりなく、折角ならモチーフにしようということで今回のポストカード作成に至りました。
余談ですが、たしかこの作品って黄色地に赤を重ねて本物のりんごっぽくするはずなのですが、何故私は黄色で止めたのでしょうか…?一緒に作っていた友達も黄色のりんごだったんですよね。うーん、全然思い出せません。
モチーフが決まったところで早速外枠から描き始めましたが、早々に気付いてしまいました。
りんごって、描くの難しいんです、ね…。
多分、世の中的にはりんごは描きやすい部類に入ると思うんです。丸と縦棒と葉っぱさえ描いていればなんとなくでも伝わります。そんな軽い気持ちで描き始めてしまった私がアホでした(やはりアホ)。色のムラとか、フォルムとか、一歩間違えればトマトになってしまい、何度りんごの画像と睨めっこしたかわかりません。改めてデッサンをやられている方には脱帽です_(._.)_
ちなみにりんごはとんでもなく時間がかかりましたが、顔は1分ほどで描き終わりました。適当ではないですよ。描き慣れている安心感から筆の進みがいつもよりも速かったように感じます。
ということで完成したのがこちら。
このポストカードの紙質は、マシュマロCoCという若干マット感のある白色の用紙にしてみました。色味が綺麗に出てくれたので、描いたものそのままの出来栄えで良かったです(^^)
いつも通り、裏面は無地になっています。イラスト面に文字を描く余裕があるので、メッセージなど添えてそのまま送っていただけるかなと思います!
こんなところで今回は終わりたいと思います。
minneでは他の作品もまとめていますので、ぜひぜひギャラリーも覗いてやってくださいね |д゚)
それぞれの作品紹介は、noteでご覧いただけます:)
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