夏の楽しみはドライトマト
あつ〜い日が続いていますね。
普段はソファや椅子の上で過ごしている我が家の犬猫たちも、涼しい床にゴロンとしたり、クーラーの風が当たるところから動きません。
考えることは人も動物の同じの様ですね。
夏本番の到来とともに、夫の菜園では夏野菜が採れ始めています。
一日食べる分だけ取れればいいのですが、この時期はそうはいきません。
きゅうりは毎日3本、ミニトマトは大量。その他にもピーマン、茄子、オクラなどなど、、
夫は嬉しそうに収穫して、「今日も採れたよ〜」なんて言いながら、キッチンに持ってきます。
冷蔵庫にまだあるけれどとわたしは内心思いながら、腐らせてたまるもんか!と、定番の和物やサラダはもちろん炒め物なんかにしていただきます。
それでも、夫婦二人食べれる量には限りがあるので、きゅうりはピクルス。
トマトはドライトマトのオイル漬けにします。
このドライトマトのオイル漬けがわたしのお気に入りです!
オーブンがあれば簡単にできます。
半分に切ったトマトをクッキングシートを敷いた耐熱皿に並べ、塩を振ります。
あとは130度のオーブンで1時間くらい。
我が家のオーブンはあまり性能が良くないので、水気がなくなるまで何度か繰り返します。
オーブンの前で本を読みながら様子を見ていると、小さなトマトから順番にドライになっていくので、焦げる前に取り出します。
味見なんて言いながら、一つ食べてみるとこれだけでおいし〜のです!
トマトの酸味はほとんどなくなりコックリと甘いトマトになっていて、もう一つと言いたいところだけれど、ドライにすると小さくなり思ってたより量ができないので、一つで我慢です。
触って水気が手につかないくらいになったら完成です。
オイルにつけない場合は、この後に天日干しで完全に水分を飛ばす様なのですが、以前にカビさせた事があるのでそれからはセミドライの状態でオリーブオイルにつけるのが我が家の定番です。
庭にあるバジルやローズマリーなども風味付けに一緒に入れて完成です。
2ヶ月くらい日持ちする様ですが、我が家ではすぐになくなってしまいそこまで保存したことはありません。
夏のお料理ってできるだけ火を使わずに簡単に済ませたいので、さっぱりとしたものを作りがちなのですが、このドライトマトがあればパスタやスクランブルエッグに入れたり、サラダのアクセントにしてみたり、簡単にいつもの料理に深みのある味わいをプラスしてくれ、いつもの料理がご馳走に変身します。
冷たいお料理にもそのまま使えるのもありがたいです。
切るだけで食べれるトマト。
それにこんな手間を加えてまで食べるのか?と初めは面倒臭がりなわたしがささやいていたのですが、この美味しさを知ってしまった今はトマトが大量に採れ始める時期が待ち遠しくて仕方ありません。
夏のお料理は本当に面倒に感じてしまいますが、少しだけでも楽しいと思える瞬間が見つかると嬉しいものですね。
みなさんにはそんなお料理がありますか?