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簡単で使える性格診断

自分を知りたいと思うタイミングってありますよね。

就職や転職など岐路に立たされた時に、自分はどんな特徴があるのだろう、何が得意なんだろう、苦手なことはなんだろうと悩むことがあります。

そんな時に役に立つ「ビックファイブ理論」というものをご紹介したいと思います。

ビックファイブ理論とは

人間の基本的性格は5つの要素から成り立つという理論で、統計的な検証や様々な論文から分析されている信憑性の高い理論です。

今から5つの要素を説明しますが、ビックファイブではその要素が強いか弱いかで診断していきます。

ですので、5つの要素しかありませんが、強弱による5つの要素の組み合わせパターンは無数にあり、同じ人がいないことが理解できると思います。

5つの要素

誠実性
勤勉さ:目標志向、セルフコントロール力など
統制:決まりぎとや秩序を重んじるかどうか

誠実性が高い人の特徴

  • 計画性がある

  • 規律正しい

  • 注意深い

  • 賢明

  • 非衝動的

  • 変化に弱い

誠実性の低い人の特徴

  • 無知秩序

  • 不注意

  • 軽率

  • 衝動的

  • ルールが守れない

  • 変化に強い

調和性
慈悲:他人の苦しみや幸福に共感できるか
礼儀:他人に尊敬心をもって交流できるか

調和性が高い人の特徴

  • 人当たりが良い

  • 協力的

  • 友好的

  • 支援的

  • 同情的

  • 組織で成果を出しづらい

調和性が低い人の特徴

  • 皮肉屋

  • 対立的

  • 非友好的

  • 意地が悪い

  • 自己主張が強い

  • 人間関係を乱す

  • 組織で成果を出しやすい

神経症的傾向
自閉性:不安やうつの影響を受けやすく、自意識が強いかどうか
変動性:怒りやイライラの影響を受けやすいかどうか

神経症的傾向が高い人の特徴

  • ネガティブな感情を抱きやすい

  • 主観的な幸福度が低い

  • 結婚や対人関係で問題が生じやすい

  • 仕事の満足感が低い

  • 健康状態が良くない傾向にある

  • 怖がり

  • 過敏である

  • 熟考できる

  • 空気や相手の気持ちを読める

  • 気配りができる

  • 危機察知能力が高い

神経症的傾向の低い人

  • 気持ちの浮き沈みが少ない

  • 物事に悩まない

  • リラックスしている

  • プレッシャーに強い

  • ストレス耐性がある

  • 誘惑に強い

開放性
美的好奇心:クリエイティブで美しいものや空想を好むかどうか
知的好奇心:知的な能力、知的な活動を好むかどうか

開放性の高い人の特徴

  • 芸術や文化に興味がある

  • 味わいやにおいに敏感である

  • 世界を複雑なものだととらえている

  • 感情豊かでネガティブもポジティブも多く経験できる

  • チャレンジできる

  • 創造的である

開放性の低い人の特徴

  • 保守的である

  • 堅実性が高い

  • ルーチン好き

  • ルールを守る

  • 忍耐強い

外向性
熱意:友好的で感情表現が豊かで、報酬を喜ぶかどうか
自己主張:支配的で報酬でモチベーションが上がるかどうか

外向性が高い人の特徴

  • 刺激を好む

  • 行動力がある

  • 集団が得意

  • 短期的な記憶力が優れている

  • 仕事などは量を優先する

  • 直接的な物言いをする

  • 報酬がモチベーションとなる

外向性が低い人の特徴

  • 痛みを感じやすい

  • 思慮深い

  • 聞き上手

  • 凝り性

  • 長期的な記憶が優れている

  • 仕事などでは質を優先する

  • 遠回しな言い方をする

  • 罰を避けることがモチベーションになる

おわりに

5つの要素の組み合わせから自分の特徴をつかんで、その特性を活かすように考えれば、生きやすいのではないでしょうか。

ビックファイブの性格診断はネットでたくさんありますので、一度試してみてください。

あくまでも自己診断なので、思い込みや思考の偏りの影響はうけていると思います。
他者から見たあなたの性格とは違うかもしれません。

そして性格は環境や考え方、行動の変化で、少しずつ変わっていきます。

定期的に性格診断をしてみるのも面白いかもしれませんね。

ビックファイブの診断は、100~200問あるしっかりタイプと10~20問の簡易タイプがありますが、あまり相違点はないといわれています。

返答が面倒だと思う人は、簡易タイプから始めてみましょう。

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