新会員は次の通り。(敬称略)
田渕 俊夫(たぶち・としお)日本画家。平山郁夫に師事し、新しい風景画の世界を確立。22年旭日中綬章。東京都出身。81歳。
宮田 亮平(みやた・りょうへい)金工作家。東京芸術大学長や文化庁長官を歴任し文化芸術の普及に尽力。12年日本芸術院賞。新潟県出身。77歳。
横尾 忠則(よこお・ただのり)美術家。デザイン、アートの領域を超えた活発な創作活動で数々の受賞歴。11年旭日小綬章。兵庫県出身。86歳。
杉本 博司(すぎもと・ひろし)写真家。現代写真の世界のみならず、現代美術の分野でも高評価。17年文化功労者。東京都出身。74歳。
観世 清和(かんぜ・きよかず)二十六世観世宗家。舞台・継承・発展の三拍子をそろえ、文化芸術の振興発展に寄与。21年日本芸術院賞。東京都出身。63歳。
豊竹 咲太夫(とよたけ・さきたゆう、本名生田陽三=いくた・ようぞう)人形浄瑠璃文楽太夫。09年に太夫の最高峰「切場語り」に昇格し、19年には人間国宝に認定された。21年文化功労者。大阪府出身。78歳。
麻実 れい(あさみ・れい、本名信元孝子=のぶもと・たかこ)俳優。見事な演技力によって現代演劇をけん引した功績は他を圧倒するものがあり、海外公演でも成果。20年旭日小綬章。東京都出身。72歳。
白石 加代子(しらいし・かよこ、本名深尾加代子=ふかお・かよこ)俳優。名だたる演出家の作品で存在感を放ち、朗読劇「百物語」シリーズは日本各地で絶大な人気。12年旭日小綬章。東京都出身。81歳。
黒柳 徹子(くろやなぎ・てつこ)俳優。演技、司会、インタビューなどで放送界における卓越した「表現者」。15年文化功労者。東京都出身。