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年金(老齢年金)って税金がかかるって本当?

公的年金は雑所得

ご存じない方も多いと思いますが、公的年金は雑所得として課税されます。
詳しくは国税庁のホームページをご覧下さい
65歳未満の方は公的年金の収入が60万円以下、65歳以上の方は公的年金の収入が110万円以下の場合は税金がかかる事はありませんが、上記の金額を超える公的年金収入がある方は課税される事になります。
基礎控除や他の控除があるので税額が出るかどうかは別として課税所得にはなります。

国民年金だけの場合の年金支給額

老齢基礎年金(国民年金)の年金月額はおおよそ、56,000円で年間672,000円程度となるかと思われます。しかし、年金からは介護保険料が控除される事となるので手取り額はもっと少ないでしょう、、、。
ちなみに、国民年金の月額保険料は16,980円で、年間にすると203,760円となります。また、厚生労働省の発表では国民年金保険料の未納率は26%だとか

お年寄りの生活は大丈夫?!

年間60万円の年金で生活はできるのだろうか、、、。
私は無理だと思います。物価高が続き、消費税率も引きあがったままでは、少ない貯蓄を切り崩し生活するのが現状ではないでしょうか、、。
さらに、未納者が20%以上もいるという事は老齢基礎年金さえ受給できない未年金者も確実に存在するという事です。
これが現実です。

お国の方針とは

新NISAが導入されたという事からも、個人が自己責任で財産を増やせという事なのかもしれません。株式の譲渡益についても引き続き税率は低いままですし。また、個人の預金を証券市場に流入させ景気の回復を狙っているのかもしれませんが。
投資にはリスクもありますし、そもそも手元資金がなければ投資する事はできませんよね。結果的にお金持ち優先の政策なのかもしれません。
少なくとも、食品における消費税率は下げる必要があるでしょう。


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ナベラー
あたなの応援が日本を変えるかもしれない。非常に厳しい経営環境の中、日本を支える中小企業の経営者は日々に追われ孤独で不安なんです。応援よろしくお願いします。