こないだ渋谷でナンパしたら、偶然LIGライターのユリナーシュカさんだった話。
先日、大学時代からの友人(男1女1)と「渋谷で昼間から飲むの会」をやったのですが、22時頃には女の子が酔い潰れてご就寝モードに入ってしまったので、駅まで送ってから男2人で終電までナンパしよっかってお話になりました。
彼とはこれまで一緒にナンパしたことはなかったのですが、たまに立川の方で会社の先輩と一緒にやることがあるらしく、なにやら自信ありげでした。ちなみに顔は「ほっしゃん。」似。わしはオードリーの若林似なので、ルックスで見たら完全に強みのないツーショットです。
話を聞く限り、相方のナンパは、その時の相手の言動に合わせたネタでフットワーク軽く切り込んでいく「瞬発力型」の模様。ちなみに私は、全て「こんばんはー」から入る「紋切り型」で、その後の相手の反応を見ながら話をつなげていくタイプです。
つまり声かけはほっしゃん。から入り、その後のトーク展開を若林が担うのが、戦略的にはよさそうです。
まずはとりあえず市場調査ということで、センター街あたりを練り歩きながら「ノリのよさそうな子はおらんかな〜」と一周りしてみたんですが、週末の渋谷ということで人通りも多く、ちょっと声をかけづらい混み具合だったので、取り急ぎ私オススメの「TSUTAYA〜モディ(元マルイシティ)間の直線コース」へ行ってみることにしました。
なぜここがオススメかというと、22時以降は比較的人通りが少ない割に、キレイな女性が歩いている確率が高く、声をかけてからしばらくまっすぐな道が続くので会話を継続させやすい、というメリットがあるからです。
センター街の奥地からTSUTAYA方面へと踵を返し、人混みをかきわけながら件の直線コースに入ったところ、三井住友銀行手前の交差点で足止めをくらいました。ほんの4〜5メートルほどの短い横断歩道なのに、日本人らしく律儀に信号待ちしている群れをかき分けて群の先頭に躍り出ると、反対側には一際目を引くキレイな女性が一人。
最近乱視がひどくて視界が乱れっぱなしの私ですが、顔ははっきりと確認できずともそこはかとなく漂う美人オーラにアンテナが反応。
これは行くべきや。
がしかし、駅方面に向かってる子だし、ちょっと雰囲気トゲありそうだし、イケメンにしか興味なさそうだし、何より先方は一人だし、まぁ難しいだろうな、なんて、声掛ける前から言い訳がましい分析をしていたんですね。
そしたら信号が青に変わる直前、目の前の女性が颯爽と信号無視を始めたわけです。私は「えーこのタイミングで渡るんなら最初から待たずに渡ればよかったのに!逆になんでギリギリまで待ったん(笑)」なんてどうでもいいことに思考を巡らせていたのですが、相方はその絶好のタイミングを見逃さず、すかさず「ちょ、お姉さんいま信号無視しましたよね!?(笑)そんな急いでどこいくんですか!」と切り込みました。
私は「おぉーすげぇいいタイミングでいった...!」と感心していながら後をつけ、相方はどんなトークを展開するんや、とにわかに観察しながら自分が入っていくタイミングを探りました。
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