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既存の観光マップに防災機能を統合した効果的なマップの作り方:防災マップ編
日本は美しい自然と豊かな文化を持つ国ですが、地震や台風などの自然災害も多いことが知られています。観光客やインバウンドユーザーにとって、これらのリスクを理解し、安心して旅行を楽しむためには、正確でアクセスしやすい防災情報の提供が不可欠です。そこで、観光デジタルマップに防災マップを統合することが、非常に有効な解決策となります。
以下のステップに沿って、既存のDIIIGのデジタルマップに防災マップを実装しましょう。
1. 防災マップの実装方法
1-1. メインマップの作成
まずは、観光情報を提供しているデジタルマップをベースにします。このマップは、観光客にとって既に役立つ情報源となっているはずです。
→ マップ作成前の場合は、アカウントをつくってマップを作成しよう!
1-2. 管理画面から防災マップを簡単追加
マップの編集画面より、「ベースマップ追加」を選択。
防災マップの表示を「オン」にすることで、あなたのマップに防災情報の層を追加できます。オンにした後、以下の項目を追加入力してください。
・対象エリア
防災情報を表示したい、対象の都道府県または市区町村を記入してください。(1エリアのみ設定可能)
1-3. 編集内容を保存をして、マップ公開
設定できたら右上の「保存」ボタンより編集内容を保存してマップを公開しましょう。
DIIIGのデジタルマップ簡単に防災マップを追加できちゃいます🎉
防災マップを実装するには、国土地理院や国土数値情報、および該当エリアの自治体から提供されるオープンデータの利用が基本となります。これらのデータは最新の地形や災害リスクエリアを反映したもので、防災マップの精度を高めます。
オープンデータの取得はDIIIGが行うので、防災マップの希望申請だけで完成します。
2. DIIIGの防災マップの特長
![](https://assets.st-note.com/img/1720094040656-UaSzIXK1cX.png?width=1200)
DIIIGの防災マップは、観光地や街歩き用のデジタルマップを簡単に防災マップに変換する機能を持っています。1タップで防災モードに切り替えることが可能で、スマートフォンに最適化されているため、直感的な操作性とスムーズな表示が特徴です。以下は、DIIIGの防災マップが提供する主な機能と特徴です。
スマートフォン最適化
モバイル端末での利用を想定して設計されており、タップひとつで防災情報にアクセスできます。直感的なUIで、現在地の把握や情報の参照が容易です。
多言語対応
最大31言語に対応し、自動翻訳機能を搭載しています。これにより、世界中からの観光客が自分の言語で防災情報を受け取ることが可能です。
災害予測情報と避難施設情報の一括表示
地震や洪水などの災害予測情報と、近隣の避難所の情報を同時に表示します。これにより、訪問者は迅速に安全な行動を取ることができます。
情報の自動更新と信頼性
国土地理院から定期的に最新の情報を取得し、自動でマップに反映します。精度高く信頼性のある情報を常に提供することで、訪問者の安全を守ります。
DIIIGの防災マップは、訪問者にとって信頼できる安全ナビゲーションツールとなり、災害発生時でも安心して行動できるようサポートします。
最後に
防災情報を観光デジタルマップに統合することで、日本を訪れる観光客に安全な旅行体験を提供します。この取り組みは、訪問者が自然災害に対して適切に対処できるようサポートし、安心して日本の魅力を楽しめるようにするためのものです。DIIIGなどのプラットフォームを利用すれば、事業者は簡単に防災マップをマップに追加でき、オープンデータを活用してリアルタイムで情報を提供できます。この取り組みは、訪問者にとっても、日本の観光地の安全性と信頼性を高めることにもつながります。
▼DIIIGのデジタルマップについてはこちら
※画面は開発段階のものになります。今後のバーションアップなどにより、配信中の一部デザインや仕様が変更している場合があります
※デジタルマップの外観や仕様は、ユーザー体験向上のため予告なく変更する場合があります。最新のトレンドを反映した魅力的なマップを常にご利用いただけます。変更の際はご理解とご協力をお願いいたします。