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転職を繰り返す夫と向き合った話②~問題に向き合う編~

こんにちわ
今回は、「転職を繰り返す夫と向き合った話」の続きです。

前回の記事はこちら↓

2018年4月  長男誕生
2019年4月  夫 一度目の転職
2021年10月 次男誕生
2023年10月 夫 二度目の転職
2024年11月 夫 三度目の転職

共働きでこどもも小さいと、パートナーの転職がもう一方の負担となってきます。そこで私は、夫から三度目の転職を切り出されたのを機に、仕事や子育てについて夫と話し合うことにしました。

話し合いの前に

夫に対して感じている不満をそのまま相手に突きつけると、夫婦喧嘩必至となり、建設的な話し合いができなくなります。
不満をぶつける前に、自分の中の気持ちを整理しました。

・「結婚しているから・こどもがいるから」で自分のやりたいことを諦めるのはナンセンスであると思う
・我慢してまで今の職場にしがみつく必要はない
・私はやりたいとに挑戦したいし、相手(夫)にも同じことを思う

夫の転職に対し不満に思う一方「我慢してほしくない、自分らしい生き方をしてほしい」と思うのも本心でした。
名著「7つの習慣」では「理想とする終わりの姿(死)を思い浮かべて、その自分になれるように、日々生きていかなければならない」と述べられていましたが、私の「理想の姿」の一つは上記で挙げられたような「夫婦ともに我慢せずに生きること」です。

この理想にたどり着くために、夫の転職を受け入れてあげたいという気持ちがありました。

現実の問題 どうする?

夫の転職を受け入れるには、現実の問題にどのように対処するのか考えなければなりません。こちらも名著「嫌われる勇気」からヒントをもらい「どうしようもできない問題」をどうにかしようとするのをやめました。

現実の問題について
・試用期間中は休みが取れず、こどもの急な呼び出しに対応できない
→制度上変えられないので、自分の在宅ワーク日を増やして対応する
・転職活動に一定時間もっていかれる(リクルーターとの面談・求人検索・書類作成・面接などなど)
→転職する際には避けて通れない。そのかわりに、寝かしつけと休日の育児をお願いする
・有休付与日数が少ない
→制度上変えられないが、必要があれば欠勤扱いとなっても休みを取ってもらう(当面は自分が仕事の調整をする)
・新しい職場に慣れるまで精神的な負担がある
→働いていたら大なり小なり不安はつきもの・・

書き連ねると、だいぶ「諦めの境地」ですね(笑) 正直三度目の転職だと、こちらも慣れていることもあり、こどもも成長しているので緊急の対応が減ったという余裕もあります。
ただ今までの私は、自身で仕事を調整し対応していましたが、三度目の転職を機にこの問題を夫に提示し、共有することにしました。

こころのモヤモヤ どうする?

こころのモヤモヤは「理想とする自分の姿(夫婦ともにやりたいようにやるべき)」へ近づくのに、チクチクと邪魔をしてくる小さな悪魔です。私も人間なので「なんで自分ばかりこんな目に…」と思うことがあります
ここでも「嫌われる勇気」にヒントをもらい、「他人を変えることはできない。他人のせいにするのではなく、自分の課題として考えて解決する」という方向にマインドを変えていきました。

こころのモヤモヤについて
・転職ではなく、今の職場で頑張る方法はないのか(転職は問題解決の手段ではなく、問題から逃げているだけではないのか)
→夫に問題提起してみる。現職場での解決策はないのか考えてもらえないか、提言してみる
・キャリアアップの転職ではないことへの不満(転職理由が、業務内容であったり上司との人間関係である)
→転職する理由は人それぞれなので、口を出さないこと。しかし、何度も転職されるとこちらの負担が増すことをきちんと伝える
・私も転職してみたいのに、パートナーに先を越されて自由に動けない!
→これは、自分自身の思い込み。転職をしたければすればいいし、しないのであればそれは自分が選んだことなので受け入れる!(人のせいにしない)

問題やモヤモヤを紐解いてみると「現実に発生する負担や不満を、夫にきちんと伝えていない」という自分の課題が明らかになってきました。
転職云々の問題ではなかったんですね。

それでは、そのモヤモヤを夫に伝えてみましょう!

次回に続きます。


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