ホワイトノイズ/Official髭男dism
こんにちは。nabemiです。
始めに
ちゃんと習慣化しようと決意し、毎週水曜日にどんなに短くても投稿します。好きな音楽のこと、行ったライブの話、最近知ったアーティストの話など、音楽関連のことならなんでも書きます。ぜひ読みに来てほしいです。
目標は、「毎週楽しみにしている読者を一人でも作ること」。
どうぞよろしくお願いいたします。
ホワイトノイズ/Official髭男dism
今回は私が大好きOfficial髭男dismの新曲「ホワイトノイズ」について好きなポイントとかかっこいいと思うところを書いていこうかと。
まずこの曲は、アニメ「東京リベンジャーズ 聖夜決戦編」のオープニング主題歌として書き下ろされた曲で、第一期の「東京リベンジャーズ」では「Cry Baby」をオープニング主題歌として担当しました。
「Cry Baby」との繋がり
「ホワイトノイズ」そのものをずっと聴いていてもいいけど、私はなにより「Cry Baby」とセットに聴いてほしいです。
第一期の主題歌として書き下ろされた「Cry Baby」は、主人公タケミチが、ヤンキー集団「東京卍會」に殺されたかつての恋人ヒナを救うために弱くて泣き虫ながらも奮闘する様子が曲に現れています。
「パンチ」や「腫れあがった顔」といった激しい表現があっても決して怯むことなく立ち上がる様子が分かります。
Cry Babyとセットで聴いてほしい一番のポイントはここです。第一期アニメ・「Cry Baby」ともマッチさせつつ、前とはテイストや描写をガラッと変えているのに曲そのものだけでもしっかり成立させている。同じ作品の2回目のタイアップで期待が高まっていた中でこんな曲を作れるのはさすがです。
主演:ギター
この曲を聴いて「かっこいい!」と真っ先に思う所以はギターです。
イントロから聴く人を高揚感にかき立てる強烈で中毒性のあるギターリフが印象的です。「Anarchy」のベースイントロを聴いたときと同じような衝撃です。
ギターの何より一番かっこいいポイントは2番終わりの間奏ですよね。
いつしかのラジオかインタビューで大ちゃん(ギター)が「5本くらい使ったんじゃないか笑」と言っていました。
バッチバチにかっこいい「ホワイトノイズ」の中に「ヒゲダンらしさ」を感じた部分がいくつかあります。「Cry Baby」の時も今回も、ギターを全面に終始ロックテイストで行けそうな曲でしたが、どちらもそうはなりませんでした。というのも、2曲ともしっかり〈ピアノを効かす部分を作っている〉ということ。最高に盛り上がっているところからピアノだけになって落ちる部分も作ることで、単にロックに影響されて作ったというだけでなくそれを自分なりの音楽として消化しているしていることが分かります。
曲の最後のピアノだけになるパートなんかは、雰囲気がガラッと変わって一気に引き込まれます。
個人的に好きな部分は、1番Aメロ2回目の「闇をスクラップにする強さで~」の部分(2番のAメロも)。1回目とメロディーは同じですがピアノが少し加わってまっすぐで純粋な意志という感じが表現されているように感じます。
もう一つ。髭男のこだわりが感じられる部分があります。
最後の落ちサビ、ピアノだけになるシーン。
ここの最後よーく耳を澄ますとピアノのペダルを戻したときの「ボンッ」という音が聞こえます。これは生のピアノで録っている証拠です。打ち込みではなく生の音を感じてもらうためにわざとこの音を入れたのかもしれません。この繊細さが好きです。
少し不思議なこと
この曲を何か違和感を感じませんか?
この曲、曲の構成が少し面白いんです。
1番Aメロ①→1番Aメロ②→1番サビ¹→
2番Aメロ→2番サビ¹→サビ²→サビ²(ラスサビ)→サビ¹(落ちサビ)
一つの曲にサビが二つある??
調べてみると、
サビが2つある(「瓦礫の下に~」と「ヒーローぶって笑っていた~」)
「瓦礫の下~」はBメロで、1番にはサビがない
という二つの説があるようです。盛り上がり具合や公式の投稿動画を見る限り私は前者だと思います。
にしてもこんな構成びっくりですよね!初めて聴いたとき混乱しました。
MVもかっこいい!
最後に少しMVについても触れていこうかと。
バイクや車の滑走シーンから始まるとにかくかっこいいMV。
ギターやドラムの音が自動車たちの力強く走る音にも聞こえてくる、音楽と映像が見事にマッチしたMVになっています。
前半は快晴の下でのシーン、後半は車のランプがきれいに周りを照らす夜のシーン。どちらも曲が引き立って素敵です。
「Cry Baby」のMV撮影では予期せぬ雨が思わぬ良シーンに繋がりましたが、今回は見事に晴れ、爽快な映像が完成しました。
どのシーンもかっこいいですが、個人的には室内のシーン、近距離で四人が丸くなって演奏している部分が好きです。
細かく話しているとキリがなくなってしまうので今回はこの辺で。
来週も是非読みに来てください。よろしくお願いします。
nabemi
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