[ライブレポ]※ネタバレあり【Official髭男dism one - man tour 2021-2022 - Editorial -@横浜アリーナ1日目】
こんにちは、nabemiです!
11/2(火)に横浜アリーナで行われたOfficial髭男dism one - man tour 2021-2022 - Editorial -に行ってきました!今回は、そのライブレポです!(⚠曲順や演出・内容ががっつり書かれているので、くれぐれもご注意ください。)そしてめちゃくちゃ文章が細かくて長いので注意してください!
このツアーは、2021年8月19日に発売されたメジャー2ndアルバム「Editorial」を引っさげたツアーで、2021年9月から全国19ヶ所、全50公演のバンド最大のアリーナツアーとなっています。今回はその様子をセットリストからMCトーク、演出も含め、レポートしていきます!
ちなみに私の席はアリーナ席の奥右側大ちゃんサイドでした。
前回私が行ったライブはHallTravellersで、3階席だったのでサポートメンバーがあまり見えず、メンバーの動きをかろうじて確認できる程度でしたが、今回はビジョン越しでメンバーの表情を見ることもできたし、オペラグラスも持っていっていたので仕草や演奏している様子をバッチリ捉えることができました!
↑席からの景色
今回は声を出したりすることはできなかったけど声を出さなくても十分ライブに参加することはできたし、(しっかり聴かせる曲も多くてあまり気にならなかったです)そのエネルギーをクラップや手の振りに使えて体全体でライブを堪能できました!
なんと言っても一番すごいと言える要素として、演出がすごい!ということです!ステージ横や上にあるビジョンをフル活用し、かつ声を出さなくても満足できるような工夫がたくさん施されていました!細かい映像演出に関しては後ほど紹介します。
セットリスト
1,Universe
2,HELLO
3,宿命
〈MC〉
4,パラボラ
5,Shower
6,みどりの雨避け
7,Bedroom Talk
8,Laughter
9,フィラメント
〈MC〉
10,Stand By You
11,ペンディング・マシーン
12,ブラザーズ
13,ノーダウト
14,FIRE GROUND
15,Cry Baby
16,Editorial
17,アポトーシス
18,Lost in my room
《encore》
19,Pretender
〈MC〉
20,異端なスター
21,I Love...
【OPENING】
開演直前に流れるマイ・ケミカル・ロマンスの「Welcome to the Black Palade」のドラムロールで曲が終わり、ステージ上の画面には一人称視点で自分の部屋を見て回っている様子の映像が映し出されます。(その部屋にはヒゲダンのMVにゆかりのある物や写真が至るところにあり、こんな部屋に住みたいって思っちゃいました!)床に落ちた楽譜をピアノにセットし、Universeのイントロと思わせるフレーズを弾くと、それと同時にステージ上のビジョンが動き出し、奥に待機していたヒゲダンメンバーが現れ、1曲目Universeが始まります。
会場中は盛大な拍手でヒゲダンを迎える中、続く2曲目はHELLO。「Official髭男dismが横浜アリーナに来たー!よろしくおねがいします‼」とイントロで力強く挨拶をし、会場のテンションが一気に上がったところで始まったのが3曲目宿命。サビでは、最高のテンションになった観客が手を上げ全身でノッていて、会場が少し振動していました。MCでは、横浜での初めてのライブが2015年に行ったワールドポーターズでのインストアライブだったことを話し、「6年経ってみんながこの場所まで連れてきてくれました。今日は最前列からアリーナの一番奥まで1人残らず音楽を伝えていきたいと思います!」と話しました。4曲目のパラボラが終わるとしばらく静かな時間があり、「おや、なんか準備で手こずってるのか?」と思っていると明転後、5曲目Showerが始まったが、そこには見慣れない景色が。普段は立って演奏をしているちゃんまつ以外の3人が、定位置に座って演奏をしており、しかもさとっちゃんはアコースティックギターで弾きながら演奏をしていたんです!(さとっちゃんと大ちゃんでWアコギ)座ったスタイルで楢ちゃんが次の曲の説明をし、ホーン隊に指揮棒を使って指揮をして始まったのが、6曲目のみどりの雨避け。みんな普段の楽器と違う楽器を演奏し(さとっちゃんはシンバル&鉄琴、とっちさんはユーフォニアム、ちゃんまつはスネアドラムだけを用いて。他にも様々)、照明は屋根型に変形し、緑色やオレンジ色で照らされ一気に会場は穏やかなムードに。横のビジョンでは古いフィルムカメラ越しのようにメンバーが映し出され、少しStand By YouのMVっぽさも感じる仕様になっていました。続く7曲目Bedroom Talk。今までとは雰囲気がガラッと変わり、しっとりと語りかけるように歌っていて、この優しい空気感に完全にのまれていました(笑)(ここまで3曲はみんな座ってでの演奏で、すごく新鮮でした!)続いて8曲目Laughterでは、まずイントロのギターで大ちゃんにピンスポットが当たるところから始まり、ステージの光が格子状から全体に広がっていき、演奏と照明で曲の壮大さを美しく表現していました。9曲目フィラメントでは、さっきまでの壮大さが一気に爽快感に変わり、会場ではクラップが鳴り響き、横アリがさっぱりとした空気感に。(最後の部分で、楢ちゃん&大ちゃんが歌った後、原曲ではちゃんまつが歌っていますがライブではさとっちゃんが歌っていました)その後さとっちゃんが、「これから後半戦です!」と話し、10曲目Stand By Youの力強いイントロへと続きました。ライブの最初から拍手やクラップで手をたくさん使ってきたけど、そんな疲れも感じさせないくらいの熱量のクラップと手の振りで、ヒゲダンに無音のパワーを送り、改めて会場が一つになったのを心から実感する瞬間でした。(もうライブ終わるのかなっていうくらいのエネルギーでした)Stand By Youからのそのままの流れで突入した11曲目ペンディング・マシーン。元からステージは大量の照明できれいに照らし出されてはいましたが、それ以上にカラフルになり、またサポートメンバーも前の方に出てきて、音源よりもさらに楽しい雰囲気にアレンジされ、会場が突如ディスコと化しました。楢ちゃんもベースからサックスに楽器を変えて参加し、曲の最後の間奏中にあるちゃんまつの笑い声の時には一瞬音が消え、「横アリー‼!」とちゃんまつが叫ぶシーンも。最後の「またね」という歌詞の部分で手を横に振る動きをし、ステージ上のメンバーも踊り、お客さんもノっているハッピーな空間になりました。曲が終わると画面には突然4人のヒーローらしきシルエットが映し出され、12曲目ブラザーズの音楽へ。ステージ横と上の画面にはアメコミ風のフレームにメンバーが映し出され、ソロパートではサポメン含め10人がアメコミのヒーローとなり、他のメンバーとのソロの掛け合いとリンクして、お互い戦っているというアニメーションが映し出されました。(レフティvsよっしー、ぬましょうvsちゃんまつ、あつきさんvsアンディ、楢ちゃんvsとっちさん、そして最後にさとっちゃんvsギターヒーロー大輔の対決で両者仲直りをするというストーリー)画面上に映し出されるスロットから出てきたコインには「ノーダウト」と記されており、そのまま13曲目ノーダウトがスタート。スカアレンジがされたバージョンで、2番の「ストップ!」からレゲエ風になり、(レゲ﨑さんは登場せず😅)これまで以上にメンバーが踊っていました(笑)この雰囲気で続いたのが14曲目FIRE GROUND。迫力ある火柱に合わせて拳を上に掲げ、ビジョンには浮世絵風になったヒゲダン4人の姿が。さとっちゃんのショルキーと大ちゃんのギターソロの迫力は半端なく、サポートメンバーは全力で相撲のどすこいのポーズで踊っていてめちゃくちゃ面白かっったです!(笑)会場がロックな雰囲気になり、ビジョンが舞台中央に移動したかと思えば、サイレンや不穏な音が流れ、稲妻が走り、画面の映像越しにかすかにメンバーが見え、ステージが赤と青に絶えず点滅するという、また雰囲気を変えて披露されたのが15曲目Cry Baby。曲の最後のさとっちゃんのロングトーンが響き渡ってから、一気に静かになり始まったのが16曲目Editorial。真っ暗闇にさとっちゃんにだけピンスポットが当たり、エフェクトのかかった声で一言一言想いを込めて歌い、17曲目のアポトーシスへと続きました。深い青色の光がヒゲダンを包み、サポメンであるよっしーのきれいなピアノとスモークが相まって全体的にとても美しく、最後までさとっちゃんのロングトーンが響いていました。ちゃんまつや楢ちゃんが曲のイントロを繰り返しながらさとっちゃんが、「次で最後の曲になります。コロナになって人前でライブができなくなって、空白の時間の中で誰のためにやってるのかわからなくなって。そんな気持ちを歌った歌です。」と話して始まった18曲目のLost In My Room。ライブ前半のようにみんなが座り、Editorialの最後を静かに締めくくります。最後の間奏ではさとっちゃんの楽器のようなホイッスルボイスでのスキャットが会場に響き渡り、深々とお辞儀をして「みんないい夜を。」とさとっちゃんが一言添えてメンバー全員退場。ステージ正面に移動したビジョンが映画のようにエンドロールを映し出し、ライブが閉幕しました。
【ENCORE】
ステージには「Editorial」とだけ映し出され、しばらく拍手があった後、アンコールの手拍子の他にもスマホのライトで会場を照らす人がちらほら。(⚠ライブ中は光り物は禁止なので、本当はダメな行為です!)手拍子をして待っていると、さっき流れたエンドロールがものすごい速さで巻き戻っていき、今までのライブの様子の部分も巻き戻しで映し出され、一番最初の一人称視点で人がベッドから起き上がるシーンが再び流れます。途中まではさっきと同じ映像ではあるものの、部屋の棚にあるニキシー管に画面が寄っていき、アンコール1曲目Pretenderへ。(ニキシー管とは、Pretenderのジャケ写にある数字の書かれた電球のような物です)MCトークでは、メンバー紹介や横アリのキャラクターについて触れ、また、今まで横浜ではたくさんライブをしてきてこの地はとてもお世話になっていること(ワールドポーターズでのインストアライブ、ライブハウスでのワンマンライブ、パシフィコ横浜で4Days、ぴあアリーナMMでの久しぶりの有観客ライブ)、楢ちゃんが会場近くにある万葉倶楽部が好きな話、そして横浜はさとっちゃんの大好きな東京リベンジャーズにゆかりがある地ということで、先日東リべのキーホルダーをつけた鍵を無くしたというエピソードを話していました。(メンバーとのやり取りがめちゃくちゃ面白かったです!)次に発表したのはアンコール2曲目異端なスター。イントロからメンバーも観客も右へ左へとリズムを取り、サビでは手を振って会場の一体感をより強めた曲となりました。「本当に次で最後の曲になります!」と始まったのは、アンコール3曲目I Love...。ピンクの光に包まれ、今までのライブとはさらにパワーアップされたアレンジで曲が終了し、
「皆さんがこの舞台まで連れてきてくれました!次は日産スタジアムで会いましょう!」
と宣言し、ライブは終了。サポートメンバーも含めて会場の観客に向けて隅々まで挨拶した後、最後に「さっきは勢い余って日産スタジアムでやりたいなんて言っちゃったので大人の方、会場の押さえの方よろしくお願いしまーす(照)」とお願いをし、会場いっぱいの拍手に包まれながら、Editorialツアー横浜公演1日目が終了しました。
〈私の個人的好きポイント〉
☆Showerからみんな座るスタイル&さとっちゃんがギター片手に演奏しているのがすごく新鮮だった
☆ペンディング・マシーンなどのダンスチューンの時の、サポメン含めてみんなが仲良く歩き回って踊っていたのが可愛かった
☆ブラザーズのアメコミ風のアニメーションがすごく面白かった(みんなの登場シーンが面白かった)
☆ノーダウトの「ストップ!」でさとっちゃんがフリーズ、楢ちゃんが「ヤーマン!」と叫んで、大ちゃんがレゲエの雰囲気にノルように椅子に座ってクルクル回りながらギターを弾いていたのがすごく可愛かった
☆異端なスターでさとっちゃんと大ちゃんがグータッチしていて微笑ましかった
☆メンバー紹介中、さとっちゃんの紹介時にピアノで「ブルーライトヨコハマ」を弾いていた
〈個人的感想〉
今まで行ったライブや映像作品を超える演奏や演出で、最高のライブでした!最初に画面にベッドから起きるシーンが流れる所から始まり、エンドロールで終わるまで、1つの映画を見ているような感動があったし、照明演出もきれいでステージから遠くても感動する、まさにさとっちゃんが最初に言ったような「1人残らず髭男のライブを届ける」というのが実現されているライブでした!ライブに行くまでは、「声を出すことができないストレスがあったりクラップだけだから参加している側としては少し残念な感じになってしまうのではないか」と思っていたのですが、全然そんなことはなくむしろ声を出していないからこそそのパワーを手拍子や手の振りに使って体全体でライブに参加をできたので特に「声が出せたらなぁ」と思うことはありませんでした!(もちろんレスやシンガロングがあればより会場が1つになって良いライブになるけど、こういうライブもありだなと個人的に思えました)
今回は映像・照明・演奏スタイルなどあらゆる面でアップグレードされた、こだわり抜かれた髭男のライブを体感できたと思っています!コロナ禍でライブへ行く事への不安もあったけど、共通の音楽の趣味を持った人たちが1つの会場に集まり、好きなアーティストと好きな音楽を共有するという事がどれだけ幸せなことなのかを改めて実感する事ができたし、何よりライブで「みんなの応援があったからこそここまで来ることができた」とファンへの感謝の気持ちを終始話していて、これから先もこうして頑張るヒゲダンメンバー全員を応援していきたいと心から思いました!
今回は11/2の横浜アリーナ公演をめちゃくちゃ細かくレポートしました!長々しい文章でしたが、最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!感想や意見など、ぜひコメント欄にお願いします!
まだまだ年明けもライブがあるのでぜひヒゲダンのライブに興味を持った方はチェックしてみてください!(リンクはこのページ一番下に貼ってあります)
最後に、会場での様子を少し。
↑販売グッズのディスプレイ(FCライブ時のタオルやRoad to one-man tour 時の養生テープなども売っていました!)
↑売り場の様子(※終演後は販売を行っていないので、今後ライブに行かれる方は気をつけてください)
↑旧譜を買った時の会場限定特典
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