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【JICA海外協力隊】#3 240811 「青少年活動隊員はなんでも屋さん? 私の意向の行方」
こんにちは、JICA海外協力隊 2024-1次隊のなべみです。
8月7日にマラウイに赴任し、今日で5日が経過しました。
今は日曜日の午後、束の間の休日をゆったり過ごしています。
現在はオリエンテーション期間のため首都のドミトリーに住んでおり、10人の同期隊員・楽しい先輩隊員たちと共に生活しています。
今はそれぞれ楽器を弾いたりおしゃべりしたり本を読んだり私のようにパソコンで作業していたりと、みんなが好きなことをしながらのんびり過ごしています。
今回は私の要請についてのお話ができればと思います。
どうぞお付き合いください。
「要請内容と違うことをやってほしいみたいです」
JICA事務所にいたある日のこと。
担当VCさんよりこんな話がありました。
なべみさんの配属先から聞いた話によると、なべみさんにはどうやら要請内容に書いていたこととは違う内容のことをやってほしいみたいです。
まあなべみさんの専門から逸れるわけではないと思うので、ぜひ考えていただければと思います。
配属先とのミーティングの際によくコミュニケーションを取って活動内容の擦り合わせを行っていただければと思います。
え? 私の活動内容変わるかもしれないの?
その日は若干のモヤモヤが残った一日になってしまいました。
青少年活動隊員の宿命と言うべきか
この件からなべみは青少年活動隊員としてのエゴについてよく考えています。
よく言われているのは、青少年活動隊員は何でも屋さんとしていろんなことが柔軟にできる人間が求められている、ということ。
私の専門は情報学(プログラミングなどのシステム分野、動画・画像制作などのデジタルメディア分野など)で、青少年活動に求められている教育分野については素人なんです。
私の要請は情報学に関係した要請ではあるのですが、職種はPCインストラクターではなく青少年活動なんです。
自分のスキルであるPCを使って子供の成長に関わることができる要請を選んで協力隊に応募し、合格することができました。
もしPC分野に精通したことがやりたければ、そもそも応募の時点で職種をPCインストラクターやコンピュータ技術などのPC系にすれば良かったのかもしれない。
でも私にとってPCはあくまでもツールに過ぎない。
私がやりたいのは人材育成、特に青少年などこれからの未来を抱えた人たちの成長に関わる仕事がずっとやりたかった。
私の専門分野であるPCを使って青少年の育成に貢献したい。
だからPCインストラクターは私のやりたいことではなかった。私が本当にやりたかったのは青少年活動だった。
「青少年活動隊員だけどこういうことがやりたい!」と声を上げることはただのエゴなのだろうか。
「もし私の力が即戦力になるのなら要請と違う内容もやりたいけど、本来の要請である情報関連の活動も少しだけでもさせてほしい」
こう配属先に伝えたらボランティアの立ち振る舞いとしては良くないだろうか。
どの程度貢献できるかもわからないエゴ丸出しのボランティア。
どうしようかな。
なべみは早速協力隊の壁にぶち当たったような気がします。
あとがき
今回もお読みいただきありがとうございました。
今回はなべみの気持ちを書き出す意味で本記事を執筆しました。
ボランティアとして配属先で働く以上、要請に対するこだわりも配属先の意向もどちらも大事にしたい。
そう思った最近の出来事でした。
ではまた次回お会いしましょうさよなら〜👋👋👋