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ベイスターズ2020年選手名鑑 楠本泰史 背番号37「天性のバットコントロールを武器に1軍スタメン勝ち取ることができるのか?」

こんにちは、なべマガジンです。

昨日は、痛い敗戦になりましたが、今日の試合を

必ずとって、勝ち越しを決めましょう!!!

今日の選手名鑑シリーズは、背番号37 楠本泰史選手です!

※背番号36 髙城選手は、過去の記事に見ることができます。

1.経歴

大阪府出身 花咲徳栄高校-東北福祉大を経て2017年ドラフト8位で横浜DeNAベイスターズに入団しました。小6で横浜市に転居。そこで現楽天の松井投手と同じ小学校に、野球を誘われて、同じリトルチームに所属。また横浜ベイスターズのジュニアチームのセレクションを受け、2人揃って合格。中3には、リトルリーグ日本一という輝かしい経歴をもつ。高校時代は、3年春に甲子園出場。同級生に現オリックスの若月捕手がいる。大学進学で、1年春からショートでレギュラーを獲得。3年時に右肩を故障し、DHや一塁メインになるが、強肩を活かすために、4年時から外野手に転向している。バッティングセンスが高く、大学通算99安打(100安打以上は、プロ注目の一つの指標)大学日本代表にも選出され、4番を任されるほどの力を持っている。ベイスターズ入団後は、1年目から主に代打で出場、打率は2割ほどだが、バッティングセンスの高さをプロでも発揮。2年目は、レギュラー候補と期待され、オープン戦で首位打者を獲得。開幕スタメンを勝ち取った。しかしながら、開幕以降は、不調にあえぎ、結果的に1年目とさほど変わらない成績でシーズンを終えている。今年が3年目のシーズンだ。

2.ベイスターズの指名理由

ベイスターズの指名方針には、3つの指針がある。

①ドラフト1位は、スカウト内で1番評価している選手を指名 

➁何か1つでも光るものがある選手を指名

➂地元選手の指名(プレー経歴含む)

楠本選手の場合は、➁と➂が当てはまる。➂は、当然のことだが、➁に関しては、確実に「打撃力」になる。2016年9位でも現キャプテンの佐野選手を「打撃力」で指名している。楠本選手も足・守備は及第点で一塁や外野手を守ることが多く、プロで起用方法が難しいということから指名がされませんでしたが、ベイスターズは、その光る「打撃力」を高く評価し、指名漏れしていた楠本選手を8位という下位でも指名したのではないかと考える。また、外野手というポジションも同年代の乙坂や関根との競争も促すことに繋がることも考えているだろう。

3.チェックポイント

★天才的なバッティングセンス(スイングの軌道)★

動画をみて頂くと分かるように、ボールを薙ぎ払うようなスイングで、右へ左へ打ち分けるバットコントロールをもつ。大きくバットを立て、足を上げるフォームは入団時から変わっていない。典型的なレベルスイングで、見るだれもが、その美しさに魅了されるだろう。しかしながら、成績を残していないのはなぜだろうか。

☆インコースのさばきと、タイミングの取り方が課題☆

まず、インコースに非常に苦労する場面が多い。追い込まれた後のインコースのストレートは、かなり窮屈な体制になっており、インコースのさばきが課題になっている。そして、筆者が考える1番の不調の理由は、タイミングの取り方だ。

自分の間合いはあるのだが、投手によってもちろんタイミングを変えなければいけない。しかしながら、その器用さは、残念ながらまだ備えていないようだ。打席をみても、タイミングがうまくとれていない打席が多い。代打での出場が多く、ミート力が高いため、三振をしないために、バッティングが当てにいくバッティングになり、自分の打撃ができていない。だからこそ、代打よりもスタメン起用し、最低3打席は打席に立たせてあげてほしいというのが、個人的な願いだ。同じ投手と2回以上は対戦することになるし、その中で結果を出し、自信に繋げてほしい。そこから楠本の中で、殻を破ることができたら、覚醒する可能性も多いに秘めているということだ。バッティング能力は元々高い。ファンはこの覚醒を信じて待っている。

4.現在の立ち位置と起用方法

2軍レベルではなく、1軍に近いレベルではある。ラミレス監督も期待を寄せているため、1軍帯同での代打起用になっている。しかしながら、当落線上におり、いつ2軍に落ちても不思議ではない状態だ。近い立ち位置の選手は、乙坂選手になるが、乙坂選手は勝負強いこと、走塁・守備でもマルチに活躍できることから、1軍に帯同する可能性は今後も高いだろう。だからこそ、楠本選手はとにかく打つしかないのだ。3.でも記載したように代打ではなく、スタメンでの起用を考えてほしい。このまま代打での起用が続き、同じことの繰り返しになってしまってほしくない。もちろん1軍に居続けるためには、代打でしっかり結果を残すことは当然のことだが、楠本選手のポテンシャルの高さを期待して、スタメンという思い切った起用もみたいところだ。現状だけみれば、外野でのスタメンは非常に厳しいが、常時スタメン起用ではなく、頻度を上げながら起用されるところまで信頼を勝ち取りたい

5.まとめ

タイミングの取り方を自分のものにして打撃覚醒を。覚醒のために時には思い切ったスタメン起用をしてほしい。

本来の持ち味をまだ発揮できていないため、本人が一番苦しい思いをしているだろう。それはファンに伝わっている。何年も待てる世界ではないため、1年でも早く覚醒して欲しい。結果がでれば、一気に主力選手になる可能性も秘めていると思っている。そんな楠本選手をこれからも見守っていきたい。

今日は、楠本泰史選手を紹介しました。

次回は、山下幸輝選手を紹介します^^

次回もお楽しみに!!!

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