ベイスターズ2021年選手名鑑 石田健大 背番号14「先発不足解消なるか?今年こそ本当の先発再転向。」
おはようございます。なべマガジンです。
後半戦初の連勝!!!いやーやっぱり勝つことは嬉しいですね。
京山選手が初勝利しましたし、今日のロメロ選手も初勝利
して欲しいところです。
本日は、背番号14 石田健大選手を紹介します!!!
※下記に記載する成績についてはあくまでも推定にてご確認ください。
1.経歴など
※過去アップした選手の経歴などにつきましては、
リンクを貼り付けておりますので参照ください。
昨年の内容と比較しながらみると、置かれている状況や
プレースタイルの変化などが確認できますので、是非ご覧ください。
2.投球スタイル&各球種の特徴
球のキレで勝負するタイプ。低めに球を集めながら内角・外角に投げ分けられるコントロールが武器。一つ一つの球種もレベルが高い選手です。
ストレート 最速150キロ
2020年から本格的に中継ぎへ転向。短いイニングでの投球になりますので、スタミナを気にせず投げることができるため、先発時は、140キロ~145キロあたりでしたが、中継ぎ時は、145キロ~150キロと平均球速も上がっています。右打者へのクロスファイヤーは特に素晴らしいものがあります。高めに浮くことはあまりないように感じられます。
スライダー
大きく鋭く曲がるスライダーで、カウント球・勝負球で使える得意なボールの一つです。このコントロールが決まってこない時は、四球に繋がるケースが多い印象ですね。
チェンジアップ
スライダー同様に得意なボールの一つです。球種の中で、1番空振りを取れる球種です。低めにすっと落ちる少し球の速いチェンジアップですね(濱口投手はどろんと大きく落ちる)
カーブ(スローカーブ)
スローカーブで大きくゆっくり曲がり、打者の目線を変える際に、有効な球です。この球を使う時は、投球に余裕が感じられる時が多いように感じられます。
フォーク
投球頻度は少ないものの、チェンジアップとは別にフォークも投げます。
3.昨年からの成長ポイント&課題の改善
全体的に昨年よりもストレート・変化球ともに球のキレは感じません。元々コントロールが生命線の投手。今年に関しては、既に昨年を超える四球、被安打となっており、開幕の巨人戦で打ち込まれた後もずるずるひきづって、自信を無くしている様な厳しい投球が続いております。実績の高い選手ですし、これから成長のピークがくるという選手ではありませんので、持っている能力で十分抑える力があります。おそらく気持ち(メンタル)の部分からフォームなどに影響していると思いますので、これからの復調に期待しましょう。
4.現在の立ち位置&起用方法
後半戦から先発再転向! 前半戦はセットアッパー→ロングリリーフ
2020年も春季キャンプは先発調整スタートだったものの、中継ぎ陣に不安があったことから中継ぎでシーズン突入。最終的に自己最多の50試合に登板し、25Hを上げるなどセットアッパーとして素晴らしい活躍を見せてくれました。そして、今年もセットアッパーでの起用になりましたが、前出の通り、本来の調子を取り戻すことができず、ビハインドゲームでの登板、ロングリリーフへ起用方法が変わったが、安定した投球ができずついに2軍へ降格。そして後半戦から先発に再転向が決定し、2軍戦で登板しながら調整を続けています。8月6日ロッテ戦で2回2/3 被安打10失点7とめった打ちを喰らってしまい、心配されましたが、8月18日西武戦では、5回被安打5失点奪三振6と結果を残しております。現在の1軍ローテーションは、濱口-大貫-坂本-今永-京山-ロメロとなっています。しかしながら、固定することはおそらく難しく、怪我はもちろんのこと不調での降格は必ずあると思います。その時に控えているのが、石田選手です。でも中継ぎも厳しいのでは?と思いますが、先発再転向が可能になった理由があります。それは、先発だった中川投手が中継ぎ転向したこと、1軍中継ぎの左腕として櫻井投手が起用されたことです。中川投手は先発投手として5試合登板したものの初勝利を上げることができませんでした。しかしながら、潜在能力の高さは十分に発揮。150キロを超えるストレートと切れ味抜群のナックルカーブ・フォークが武器です。そのため、短いイニングで結果を残せるではないかと判断されたようです。櫻井投手も毎年の様に期待されながら四球を連発し、1軍に帯同し続けることができませんでした。しかしながら、今年は制球こそまだ不安定ながらもストライクゾーンへは何とか投げ込めるようになってきており、砂田・エスコバーについでにはなりますが、ビハインドゲーム中心に登板。ロングリリーフとしても起用されていますし、1軍枠として役割を果たしています。そのため、石田選手を手薄な先発へ回せることになったということです。まずは、2軍で調整し、1軍からローテションが離脱した際に、阪口投手と控えている形になるでしょう。課題であるスタミナはさすがにすぐに改善できるものでないので、5.6回は何とか投げて欲しいという投球になるでしょう。
5.まとめ
本人及びチーム状況から先発へ再転向。能力の高さは、お墨付き。復調のきっかけを作り、また自分のポジションを掴みたい。
今回は背番号14 石田健大選手を紹介しました。
次回は、背番号16 大貫晋一選手を紹介します!!!
次回もお楽しみに^^