ベイスターズ2021年選手名鑑 風張蓮 背番号64「2020年トライアウト最速を記録。復活に期待がかかるタフネス右腕」
おはようございます。なべマガジンです。
勝てない日々が続いており、気持ちも沈んでいる
ファンの人も多いかもしれません。しかしながら、
ルーキーの牧選手の活躍、桑原・関根選手の復活、12球団打率1位
大貫投手がエースの貫禄をみせるなどポジティブ要素もありました。
三浦新監督も厳しい船出となりましたが、まだまだ始まったばかり。
ファンから盛り上げていきましょう!!!
本日は、背番号64 風張蓮選手を紹介します!!!
1.経歴
岩手県九戸郡九戸村出身(同村出身初のプロ野球)小学3年生から野球を始め岩手県立伊保内高校へ進学。甲子園出場は無かったものの3年時はスカウトからも注目された存在。東京農業大学北海道オホーツクへ進学し、1年春から登板。3年春にはプロ10球団のスカウトが視察。4年春には5安打14奪三振で完封勝利。同試合には7球団のスカウトがきており、高い評価をつけた。最速151キロのストレートを武器にエースの現日本ハム玉井大翔とチームを支えた。通算では16勝3敗、防御率1.69という成績を残し、2・3年時には大学日本代表候補へ選出もされている。2014年ドラフト2位で東京ヤクルトスワローズに入団。1年目は3月29日、日本ハムとのファーム試合に先発するも打者2人目で危険球退場。その後1軍に昇格し5月3日の広島戦で先発。しかしながら、この試合も打者2人目で危険球退場となり、1年目の1軍登板はこの1試合のみの登板で終わる。しかしながら、「侍ジャパン大学日本代表 対 NPB選抜」には、NPB選抜の8番手投手として登板している。2.3年目も結果を残せなかったが、4年目(2018年)に53試合に登板しプロ初勝利もマーク。57.2回ながら61奪三振をマークしたものの、防御率4.37だった。5年目以降も中継ぎとして期待がかかったものの、5年目14試合・6年目11試合と防御率も7点台で結果を残すことができず、2020年オフに戦力外通告を受けた。
2.ベイスターズの獲得理由
ブルペン陣の強化である。12月に開催されたトライアウトで参加選手中最速の149キロのストレートをマークし、3人中2人から三振を奪ったことがアピールに繋がった。三原一晃球団代表は「体が強いし力がある。我々の中では(元中日の)武藤投手が復活してチームの力になっている。彼のような活躍を中継ぎで期待している」と7日の12球団合同トライアウトを視察した2人のスカウトから、自信を持って「取りたい」推薦があったとコメントしている。28歳と老け込む年齢ではなく、まだ活躍できる可能性があると判断されたのだろう。武藤祐太選手も2018年に入団し、オープナーを務めるなど毎年ブルペンを支えている。中継ぎ投手は毎年の様に怪我や調子の良し悪しで1軍ブルペンを固めることが難しいので、風張選手はその一躍を担うために期待されての入団となった。
3.選手のチェックポイント
★力強いストレートとタフネスぶり★
最速150キロ前後のストレートとカーブ・スライダー・シュート・カットボール・フォークを持つ。今まで大きな怪我もしたことはなく、中継ぎとして連投も難なくこなす。しかしながら、制球難が一番の課題である。そして調子の良し悪しが激しく、ストレートも状態が悪い時は140キロ前後にとどまっている。少なくてもトライアウト時の投球をこれから見せつけたいところだ。
4.現在の立ち位置と起用方法
2軍での中継ぎ登板になる。開幕後は、3.でも記載したように調子が上がっておらず、満足した成績を残せない投球が続いている。武藤選手も不振にあえいでいるが、現状では1軍昇格は難しいだろう。ライバルは武藤選手・飯塚選手・進藤選手・笠井投手あたりになるだろう。1軍のブルペン陣が不安定な状況ではあるものの、立場は非常に厳しい。2軍成績によっては1年で解雇の可能性も十分にある。そんな中で、トライアウト時の投球を取り戻せるかが鍵になる1年だ。
5.まとめ
まずは、2軍で安定した成績を残し、虎視眈々と調子が良いタイミングで1軍昇格を狙う。
2016年には自身と同じ岩手県出身の女優・松岡亜由美さんと結婚。今回の入団時、妻からは「いったんはお疲れさま。これからどうなるか分からないけど、一緒に頑張っていこう」と同選手を支えるコメントを残しており、愛する妻のためにも結果を残したい。
本日は背番号64 風張蓮選手を紹介しました。
次回は、新外国人選手を紹介します!!!と言いたいところですが、
まだ実績登板を行っていないため、登板を確認できてから
投稿していきたいと思いますので、ご了承ください。
新選手(日本人)は投稿済みになりますが、
これからは、2021年ベイスターズ所属選手の
今季展望をふまえた選手名鑑シリーズを投稿していきたいと思います。
選手の経歴などは、2020年選手名鑑に書いてありますので、
リンクを張りながら紹介していきます。
今年もベイスターズ選手の活躍から目が離せません!!!
なべマガジンを引き続きよろしくお願いいたします。
次回もお楽しみに!!!
20年以上ベイスターズ・プロ野球を見てきた自分だからこそ発信できることをこれからも発信し続けていきますので、良ければ、サポートをお願い致します^^