日本一の生姜焼きを求めて。お風呂と御飯と自転車と#5
タイトルからずっとお風呂の話しかしてなかったので,御飯の話もせねばならぬ(使命感
赤貧みなとくじょし(ランチ)生姜焼き3選
菱田屋(駒場東大前)
東大教養学部以外に何もない,街灯すらも少ない住宅街にソレはある。
いつからだろう,この店が「生姜焼きでは日本一」だと言われ始めたのは。
みなとくじょしの行動範囲において,昼でも夜でもここに行くのはちょっと大変(他に行ける/行きたい所も多い)だったので,長らく後回しになっていた。
そしてなにより,「ウワサの有名店」になってしまうと,どうしてもハードルが上がって,実際に食った時に「こんなもんか」となってしまう懸念がある。
さて,実食だ。
なんと,メニューに生姜焼きが書いてないwwwww
と思ったら,ひっそりと中の方にあった。
配膳される。
食う。
美味い…
白メシ泥棒とはまさにこのこと(菱田屋が出したレシピ本の帯より)。そして当然のように味噌汁が美味い。
味噌汁が美味いのは,当たり定食屋であるための十分条件である(みなとくじょしの格言
食う前に,無駄にハードルが上がってしまっていたが,それでもその期待を上回る旨さであった。そして,なにより「日本一の名にふさわしい」おいしさであった。
※後日,2回目で油淋鶏食ったケド,コレも美味くて(5代目店主は中華の名店で修行してた),なにより味噌汁の味がさらに美味くなっていた。
まるやま食堂(蒲田)
蒲田,それは東京有数の(B級)グルメタウンだ。餃子やトンカツの有名店も多く,JR蒲田と京急蒲田に少し距離があって,繁華街を形成しやすい立地条件もある。
そんな駅の,ちょびっとだけ外れた線路沿いの暗がりにソレはある。
(この書き方でシリーズ化しようww
定食屋の名を冠しているが,メインはトンカツ屋。しかし,みなとくじょしが求めているのは生姜焼きである。
メニューに並ぶ生姜焼きは4種類。
リブロース生姜焼き2000円,カタロース生姜焼き2000円,ロース生姜焼き1600円,バラ生姜焼き1600円。
定石でいえば高い方。なのだが,バラ肉大好きマン,問答無用で安い方に飛び込むww
実食。
美味い…
赤貧みなとくじょしは,味の感想が基本2つしかない。
「うまい」か「めっちゃうまい」かだ!!!!
隣のおっさんがリブロース生姜焼きを注文した。配膳されたソレを眺めて,再訪することを心に決めた(再訪したw
2回とも,「豚汁ある?」って聞いて「豚汁は冬だけ。またその時にね」って言われてる人がいたので,もうコレは絶対に飲まなきゃいけないヤツだと心に刻んで岐路に着いた。
レストランサカキ(京橋/宝町)
銀座のハズレ,東京駅のオフィス街の中にソレはある。
1回目,13時40分閉店の13時15分ごろ到着。ほとんどのメニューが売り切れ。せっかく来たのでポークカツレツを食う。トンカツだった…(そりゃそうだw
2回目,12時半ごろ到着。ポークジンジャーだけ売り切れ。断念。
食べログの口コミを見ると,「(開店11時半)11時すぎに到着するとすでに前に5組並んでいる。定刻通りに開店,1ロット目で入店でき,”まだ”ポークジンジャーが選べる」
みなとくじょし「マジか…」
3回目,開店10分前11時20分着。前に30人ほどの並び(正確には27人。当たり前だけどちゃんと数えるw(生きてるだけで差が付く
25分,入店開始。一気に20人ほど進んでいったん止まる。
ココで「まさかの売り切れもあるのか?」と不安がよぎる。
が,手渡されたメニュー表にはまだ赤のスラッシュはない。セーフ!!
実食。
+50円の目玉焼きを付ける。
そんなのはどうでもいい。
美味い…
脂たっぷりの部分がしっぽみたいにくっ付いている。
そして特筆すべきは付け合わせ。
モヤシとニラ炒め+マッシュポテト。前回のポークカツレツのときと全然違う。周囲の人のお皿を眺める。やはりメニューによって付け合わせは変えているようだ。
どっちも美味い…
特にマッシュポテト。うますぎる…夜と同じレシピなんだろう。
赤貧みなとくじょしランチハック
「客単価1万くらい(それ以上)の店の,1500~2000円ランチのコスパは異常」
高くて美味いは当たり前。1000円になると逆に店の信頼を失うレベルになる。
というわけで,近くにあるならどの店もローテーション入りすること間違いないのであった。
おわり。
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