友達の相談にのるうちに、自分が反省した話
「やらなきゃいけないってわかってるんだけど、なかなかできないんだよね」
カフェの端っこの席で友人とのお茶会。
長話する気満々で2人とも一番大きいサイズのコーヒーを手に、近況報告をしていた。
仕事のこと、家族のこと、これからのこと。
お互い話したいことはいっぱいあるのに、月1でしか会う時間がとれないから、いつだって話題は尽きない。
そんな中、友人の最近の悩みが行動力についてのことだった。
「考えなきゃって思って、その考えるための時間をつくるんだけど、何から考えていいのかわかんなくって、結局ぼーっとしてその時間が過ぎちゃっているんだよね」
わかる。めっちゃわかる。
すこし前まで、自分もそうだった。
だから私は、自分がその状況を抜け出した方法を伝えた。
「考える、じゃなくて、何について考えるのかまで決めてからその時間をとってみたら? これ考えなきゃって思いついたときにメモしておいて、考えることリストを作っておくの。で、考える時間つくったときに、じゃあこれについて考えようって決めてから始めると、脱線することはあっても、なにもしないまま時間溶かすことはなくなったよ?」
すると彼女は「その方法、聞いたことあるかも」と言うので「方法として知っていてもさ、実際に自分でやってみた?」と聞いてみた。
答えはNoだ。
そこから「知っているだけ」と「やったことある」は違うよね、という話になった。
情報やノウハウがそこらじゅうに溢れていて知る機会がある。
でも、知ったことを行動に移せなかったら、知らないときと状況は何も変わらない。
例えばダイエットにどれだけ詳しくなっても、それを自分の生活に活かせなかったら体重が減ることはないはず。
知っているだけじゃ、変わらない。
やっぱり行動しないとな。
最近の自分のことを振り返って、反省しながら帰路についた。
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