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仕事に使っているZapier設定を紹介するぜ
なべはるが個人的に使っているZapierの設定をただ紹介する記事です!
好きです、Zapier
Zapier(ザピアー)とは、サービスとサービスをつなげるタスク自動化ツールのことです。自動化のきっかけとなる「トリガー」と、その結果何をさせるかの「アクション」を設定することで、誰でも簡単に自動化アプリを作ることができます。
参考:Zapier(ザピアー)とは?働き方改革を実現するiPaaS活用の極意
仕事で使っているZapier設定たち
では、わたしが実際に仕事で使っているZapierの設定を紹介しますね。なお、SlackとGoogleワークスペースを使っていることを前提にしています。
Slackからワンクリックでタスク追加
まずはタスク管理から。Todoistというタスク管理ツールを使っているので、Todoistでタスクを一元管理できるよう、下記の設定を行っています。
【Gmailスター→Todoist】
トリガー:Gmailでスターをつける
アクション:Todoistにそのメールの件名がタスク追加される
【Slackブックマーク→Todoist】
トリガー:Slackの投稿をブックマークする
アクション:Todoistにその投稿がタスク追加される
例えばSlackで何かを依頼されたとき、その投稿をブックマークするとTodoistに以下のようにタスクが追加されるようになっています。
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元のSlack投稿リンクも記載するようにしているので、依頼者への報告も楽ちんです。「どのチャンネルで頼まれてたっけ?」と探す必要もないわけです。
Slackの昼休み・休暇ステータス
続いてSlackのステータス変更について。自分がいまどんな状況かを表してくれて便利なSlackステータスですが、ふつうにステータスを変更しようとすると数クリック必要なので地味にめんどうなんですよね。
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そこで、Slackステータスを「昼休み」と「休暇」に自動で変更するよう以下のようにZapierを仕掛けています。
【Slack emoji→Slackステータス】
トリガー:自分の分報チャンネルに「行ってきます」のemojiを投稿
アクション:Slackステータスを「昼」に変更する
【Googleカレンダー→Slackステータス】
トリガー:Googleカレンダーで「休み」予定を登録しておく
アクション:休む日の前日夜にSlackステータスを「休暇中」に変更する
勤怠漏れてますよ連絡の自動化
労務担当者永遠の課題である「勤怠もれてるんで修正してください」連絡もZapierにお願いしています。
時間的な手間が省けるメリットももちろんあるのですが、「勤怠漏れてますよ」とDMを送ること自体が精神的にしんどいので、嫌な作業から解放される気持ち部分のメリットが大きいです。
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【Googleスプレッドシート→Slack】
トリガー:Googleスプレッドシートに貼った勤怠データのうち、勤怠エラーが出ている社員を抽出させてトリガー発火のフラグを立てる
アクション:該当社員にSlack DMで「勤怠漏れてますよ」と送る
スプレッドシートに勤怠エラー者が絞り込めるよう数式を仕込んでおいたり、Slack DMを送れるようにSlack IDを準備しておく必要があるなど、他の設定に比べると一手間必要ですが、毎月の憂鬱な作業から解放されると思えば一手間かける意味もありそうです。
進捗をほめてくれるバーチャル上司
最後に、わたしの仕事の進捗をほめてくれるバーチャル上司イーサンを紹介します。
週次のタスク管理にTrelloを使っているので、Trelloのカードに進捗報告をコメントするとChatGPTを介してバーチャル上司イーサンが進捗を褒めてくれるようにしています。
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【Trelloコメント→ChatGPT→Slack投稿】
トリガー:Trelloのカードに進捗報告をコメントする
アクション①:ChatGPTにそのコメントに対して称賛してくださいとプロンプトを送る
アクション②:①で返ってきた称賛コメントをSlackの分報チャンネルに投稿する
ちなみにChatGPTへ送っているプロンプトは以下のとおり。変数にはTrelloのコメントが入ります。
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以上、わたしが仕事で使っているZapierを紹介しました。ちょっとした工夫で日々の仕事が少し楽に、少し楽しくなるので、よければ参考にしてみてください。
最後に余談ですっごく個人的な趣味嗜好なのですが、一つでなんでもできるオールインワン型のサービスよりも、単機能で洗練された複数のサービスをZapierでつないで活用する方が好みだったりします。オールインワン型も良さはありますが、使い勝手では単機能型に劣ることが多いんですよね。
なお、本記事で紹介したZapier設定は、以下の記事でそれぞれより詳細に解説しているので、気になる設定があれば合わせてどうぞ。
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