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テラモリ(ikoさん)という刺激

はじめに

オタクな女の子、高宮ちゃんがスーツ屋さんのアルバイトを始めるところから物語がはじまります。
接客業はじめて、スーツの知識も全くなしそんなところからアパレルの接客の楽しさを知っていくお仕事マンガです。
恋愛ももちろんありますが、アパレルに限らず販売業の辛〜い面もトラウマが蘇るレベルで忠実に描かれています。笑

入りたてのときってこんな感じだったな

わたしも要領はあまり良い方ではないので、高宮ちゃんがぶち当たる壁はだいたい経験しました。
声掛けって迷惑な顔されたり無視されたり、知識がないから突っ込まれても怖いし。知らないことは先輩に聞くしかないけど、先輩も怖い。

慣れてきたと思ったらミスする。プライベートで落ちてるときミスが重なって落ち込む。新人は自分だけでリカバリー出来ないから先輩を巻き込み余計無力感で落ちる。しかも二重三重に怒られる。

思い出せば出すほど気持ちが落ち込んで今日は眠れなくなりそうになります。

でも、辞めたいけどなんとか耐えて続けると、知識が増えて経験値が増えてきたらすごく楽しくなる。お客様に喜んで貰えると嬉しい。もっと勉強したくなる。

結婚・出産と同時に販売員という仕事に限界を感じる

この題材がストーリーの中に出てきます。私だけじゃなかったのかと思えました。
夜遅くまで仕事をするし、土日祝は基本出勤。子どもが小さいからとシフトの融通をきいてもらえるほど人員に余裕がない。
では転職するなら…?自分にはどんなスキルがあるのだろうか…。
キャリアアップするなら?スーパーバイザーや店長はかなり激務です。特に地方の場合スーパーバイザーは県を跨いで活動するのでより家庭に重点を置き辛くなる。
産後はこれらのことで八方塞がりな中2年くらい身の振り方を考えました。しかし答えは出なかったのでなるようになる!

それでも誰かに憧れてもらえたなら

作中にも出てきますが、それは本当に"希望"だなと思えます。
わたしは化粧品を売る者なので年齢を重ねることにも限界を感じますが、わたしが努力し続けることで、若者たちが年齢を重ねることをポジティブに楽しんで貰えるようになったら幸いですね。我々販売員は日々勉強、日々努力です。

お客様に喜んで貰えるのが1番のモチベーション

作中でテーラー森中央店の副店長平尾さんが高宮ちゃんに伝えるのですがお客様が喜んでくれることが大前提。
もちろん我々は売り上げが大事です。それで会社が存続されないと仕事も収入も無くなるからです。しかしながら、それは無理矢理に押し売りしていいということでは決してなく、お客様が喜んでくれることが大前提だと思ってお仕事しています。しかし人間なのでなかなかオールオッケーともいかず、反省の毎日です。
そんなお客様本意の接客をしつつ売り上げへの意識もかなり高い、テーラー森中央店の販売員の皆様にはたくさんの刺激を貰いました。
ありがとう!!

アプリのご紹介

基本的にマンガワンで読める作品です。スペシャルポイントなので課金もしくは毎日1SPだけは動画を見て貰えるのでそれでちまちまみるか…。
あと数日はマンガパークで無料チケットで読めるので結構読み進められますよ!
番外編も電子版で出ています。最終回読んだ後にぜひこちらも!

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