漫画葬送のフリーレン(原作山田鐘人さん、作画アベツカサさん)を読んでいます。
はじめは広告で知りました!魔王を倒した後からスタートする物語。ただの後日譚かと思いきや、千年以上生きているエルフの少女にスポットを当てた人生譚。ゆっくり淡々と進められる優しい物語です。
1.あらすじ
物語りは、魔王討伐の旅の帰還から。
勇者ヒンメル(人間)、戦士アイゼン(ドワーフ)、僧侶ハイター(人間)、そして魔法使いフリーレン(エルフ)。
思い出話から語られる旅の思い出は、旅立ちの日に王にタメ口をきいてヒンメルとアイゼンが処刑されかけたり、銅貨10枚しか貰えなかったり。
ハイターが週に一度は二日酔いで使い物にならなかった話や、フリーレンが散々忠告されたのにミミック(宝箱の形をしたモンスターなのかな?)に食べられかけた話だったり。
ヒンメルは「クソみたいな思い出しかない」と語っていますがとても柔らかい顔をしていて、なかなか楽しいもののようでした。
そして10年かけた旅の終わりにみんなで見た流星群。次に見られるのは50年後です。フリーレンは、もっと綺麗に見える場所があるから連れて行ってあげると言います。
この後どうするのか。100年、50年後のことを明日か来週の様に語るフリーレンを、批難することもなく温かい目で見る仲間たち。
それから50年後、フリーレンはヒンメルやハイターの姿が変わってしまったことに驚きます。そして再開後しばらくして、ヒンメルが亡くなってしまいます。
もっと彼のことを知ろうとすれば良かったと後悔し涙するフリーレン。勇者たちとの10年の旅が彼女の気持ちを動かしたのでしょう。
そこから、フリーレンは人間を知ろうと気持ちを新たに旅を始めます。
2.感想
まだまだ続いている物語でありフリーレンと過去の仲間たちとのに思い出もポツポツと出てきてる最中なのと、ゲームをしないので勇者とかRPGの知識が浅いので少し理解が乏しいかもしれませんが。。。
フリーレンが、ヒンメルの葬儀で涙するシーンには胸が締め付けられる心地でした。
千年以上生きてきたフリーレンにとって人との別れ、世界の変化はそれまでどの様な物だったのか。
草や花が枯れるような自然な出来事だったのかもしれません。そしてたった10年旅をした仲間であったヒンメルとの永遠の別れは、今までのそれとは違ったのですね。
この10年は彼女にとってどんなものだったのか、ヒンメルが彼女にとってどんな人物だったのか。それを話しが進むごとになんとなく感じていけるのですが。
それと同時にヒンメルはどんな気持ちで彼女と別れ、どんな気持ちで50年待っていたのかとかね。つい、そんなことを考えながら読んでいます。
フリーレンの心を変えるくらいです。ヒンメルもまた、温かな気持ちでフリーレンと過ごしていたのではと思うんです。
思い出を振り返り、その頃のみんなの気持ちに気づく。勇者ヒンメルや仲間たちと旅した世界をもう一度巡る彼女のさらなる旅は宝探しみたいでとても素敵ですよ!
わくわくとときめきを、ぜひ。
寒い時期だからこそ、ぜひ。←しつこい
3.アプリご紹介
サンデーうぇぶりです。
現時点では、水曜日更新。最新話は無料ですし、過去話も待てば無課金でよめます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?